DV加害者対策をDV防止法と関連法から考える院内集会参加者募集

アウェアも参加している
「DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク」主催
Coalition of IPV Perpetrator Re-Education Programs-Japan (PREP-Japan)

DV加害者プログラム研修会及び情報交換会

「DV防止法と関連法を考える」
DV被害者のための加害者プログラム法制化に向けた私たちの第一歩

2019年6月27日(木)13:00~16:00
衆議院第2議員会館第8会議室  

・12:30より会館入口にて通行証をお渡しします。
・会場が狭いので定員は30名です。
・参加希望の方は早めに下記PREP宛にメールをお送りください。
・資料代500円

講師 戒能 民江さん(お茶の水女子大学名誉教授)13:00~15:00
・防止法の成立 / 改正過程を振り返る
・防止法改正だけでは児童虐待防止は不充分
・加害者対策の今後の課題

戒能民江さん プロフィール
お茶の水女子大学名誉教授。専門はジェンダー法学・女性に対する暴力研究。
お茶の水女子大学生活科学部長、理事・副学長などを歴任。内閣府・厚生労働省で
DV、ストーカー、性暴力、婦人保護事業などに関する検討委員会委員・座長を歴任。
厚生労働省精神障害労災認定基準セクハラ事案分科会委員としてセクハラ労災認定
基準改訂にかかわる。日本学術会議第21・22期会員、ジェンダー法学会会長、
日本女性学会代表幹事、比較家族史学会会長を歴任。
現在、性暴力禁止法をつくろうネットワーク共同代表、女性と人権全国ネットワーク共同代表。
主著に、戒能民江編著『危機をのりこえる女たち-DV法10年、支援の新地平へ』2013、
信山社、戒能民江編著『DV防止とこれからの被害当事者支援』2006、ミネルヴァ書房、
戒能民江ほか(共著)『キャンパスのセクハラ対策』2004、高等教育情報センター、
戒能民江『ドメスティック・バイオレンス』2002、不磨書房など。

情報交換会               15:00~16:00

<主催団体>
「DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク」とは:
 ドメスティック・バイオレンス-DV(男女間、同性間、LGBTsなどあらゆる
親密な関係のなかで起きる暴力)は、世界的には20世紀の終わりから、
日本では2001年に「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する
法律(DV防止法)」が施行されてから全国的な被害者支援が始まり、
重大な社会問題として認知されるようになりました。
しかしながら、親密な関係の相手の人権を抑圧している加害者の責任は
殆んど問われず、大半の加害者はそのまま放置されています。そのため、多く
の被害者は、関係を続けることで暴力に苦しみ、離れることで経済的あるいは
社会的損失に苦しみ、安心で安全な暮らしは得られない状況を余儀なくされています。
このような理不尽な状況を打破するためには、DVは社会が生み出しているとの
認識に立ち、加害者に処罰と更生を義務化するという、既に多くの国・地域で
実施されている公的介入の仕組みが必要です。その加害者対策の核になるのが
更生教育であり、受け皿としての加害者プログラムを全国に設ける必要があります。
私たちは被害者支援と加害者対策は社会からDVをなくすための「車の両輪」で
あると確信し、次のことを目標及び理念に掲げ、DV加害者更生教育プログラムを
実施し、発展させ、DVのない社会の実現に寄与します。

目標:あらゆる性差別、暴力、DVのない社会の構築

理念:DVは「ジェンダー(性別役割)に基づく暴力」(ジェンダー・ベースド・バイオレンス:GBV)
   であり、性差別の一形態であるとの認識を共有し、DV防止対策とともに、制度、文化、
   意識などあらゆる領域において実質的な「性の平等」社会を創ることをめざします。
 1)DV加害者更生教育は被害者支援の一環であり、被害者の安全確保と人権回復を目的とすること
 2)DVは病気ではなく自ら選択した行動であり、治療ではない更生教育が必要であること
 3)被害者支援とDV加害者更生教育プログラムはDV対策の両輪であること
 4)国際基準に則った処罰と一体化した法制度の下で実施されること

活動:本会は理念に則り、次の各号に該当する活動を通じてDV加害者対策を推進する
 1)活動に携わる人々の相互ネットワークを強化し、情報交換と学びの場を設ける
 2)更生教育の内容及び量的・質的適正化を研究する
 3)一般に向けての情報提供により加害者更生教育への理解を広げる
 4)加害者対策(処罰及び更生義務の法制度化)を国や地方自治体、市民に広く訴える
 5)DVのない社会をめざす他団体(個人)との連携を推進する
 6)その他本会の活動として必要な事項を行う

DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク参加団体
(2019年1月末現在)
・のびぽこ(北海道)
・パープルリボンまゆら(青森、宮城)
・ひこばえ(群馬)  
・アウェア(東京) 
・エープラス(東京)
・サポートしずおか・凛(静岡)
・あゆみだした女性と子どもの会(岐阜)
・i知 安心生活(愛知)準備中
・参画ネットなら(奈良) 
・NOVO ノボ(大阪)
・クロッケ(広島)
・地域支援ネット そよ風(徳島)

入会方法
 1)PREP-Japanのホームページにアクセスし、規約をご覧ください。
 2)会員になるには、現在会員になっている2名の推薦を受けてください。
   賛助会員には、会員2名の推薦を受けなくてもなれます。
 3)会費は、正会員が1口5,000円で、賛助会員が1口3,000円です。
お申し込み後、事務局からご連絡します。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
 DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク
 Coalition of IPV Perpetrator Re-Education Programs-Japan
 Email: prep.co.jp@gmail.com
 URL: http://prep2018.blog.fc2.com/
 Facebook:https://www.facebook.com/PREP.Japan/
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*