アウェア・オンライン・サロン 第3回 「SDG5:ジェンダーの平等を実現しよう」

東京のある小学校では6年生が、国連サミットで2015年に採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」を総合学習の時間に、コロナ禍をきっかけに始まったZOOMオンラインで学んでいるそうです。(2020年7月27日朝日新聞朝刊)

その記事を読んだとき、この6年生たちに、SDGsの5番目のジェンダー平等が日本にとっていかに切羽詰まって必要なことか、を学んでほしいと思いました。

皆さんご存じの通り、日本はジェンダーギャップ指数が世界153 か国中121位(2019年)と最低レベルです。
120位はアラブ首長国連邦で、122位がクウェートです。
世界の人々からは「なんだ、日本は先進国かと思ったら中東と同じか!」と思われていることでしょうが、問題は、日本の多くの人が、日本のジェンダー不平等な状況に気づいていないことではないでしょうか。

SDGs 5の「ジェンダー平等」は目標のひとつであると同時に、ほかのすべての目標を達成するための「手段」でもあります。
それが「ジェンダー主流化」です。

アウェア(aware)は「気づく」という意味です。gender awareの人を周りに増やしていくために、また自分自身の gender awarenessを深めるためにいっしょに学びませんか。

次のようにアウェア・オンライン・サロン第3回目 を開催します。

タイトル:「SDG5:ジェンダーの平等を実現しよう」
ゲスト:片岡麻里さん
日時:2020年8月14日(金)19:00~21:00
参加費:1000円
申し込み:https://aware20200814.peatix.com/
Peatixでお申込み、お支払いはクレジットカード、コンビニ、ATMが利用できます。
お支払いいただいたあとキャンセルは不可で、返金できないことをご承知おきください。
定員:85名
締め切り:8月13日(木)18:00 定員に達し次第締め切ります。

今回の「アウェア・オンライン・サロン」のゲストは片岡麻里さん (公益社団法人ガールスカウト日本連盟事業統括部長)です。
片岡さんとは「デートDV防止全国ネットワーク」の理事仲間として2年前からいっしょに活動しています。
片岡さんが次のように(***から***)ガールスカウトの活動 を紹介しているのを目にして、
「イヤ~、これはぜひガールスカウトのこと、片岡さん自身のことをお話しいただき学ばせていただきたい」と思い、今回ゲストとしてお呼びします。
ガールスカウトで進めている(進めたいと考えている)プログラム の紹介もしてくださるそうです。
なお、ナビゲーターは札幌の志堅原郁子さんです。
皆さん、ふるってご参加ください。

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ガールスカウトでは、5歳から「自分自身が大切」だから「他の人も大切にする」、そして「困ったときに助けを求められる」ようになることを学びます。
デートDVへの取り組みは、2011年から中高生、ユース年代の人たちを中心に活動を始めました。
SNSでの写真キャンペーンやツイッターキャンペーン、オンライン教材の開発などをおこない、現在では、会員が個人やグループでデートDVをなくすためのプロジェクトに取り組んでいます。
また、デートDVをはじめとする少女や女性に対する暴力は、ジェ ンダーの不平等などに原因があると認識し、一人ひとりの意識を変える活動をはじめとし、「SDG5:ジェンダーの平等を実現しよう」を主軸に据えた取り組みを展開しています。
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片岡麻里さんにお話いただくポイント

1. ガールスカウトが昨年まとめた『「ジェンダー」に関する女子高校生調査報告書』(2019)について
読み解きや大人が押さえるべきポイントなど

2. 若い世代を関わらせる活動への提言

3. ガールスカウトがジェンダー教育を重視する背景とそこから得たもの
「参加型で学ぶジェンダー教育」とは

4. ジェンダーに注目するに至った個人的な経緯 など

*ナビゲーター:志堅原郁子(しけんばる・いくこ)さん
札幌拠点に、ジェンダー対等性の視座から暴力未然防止活動を行う 。
暴力を選ばない・選ばせない意識と社会環境づくりに軸足を置き、
幼児から大人まで対象に主に教育機関で講座を提供している。
2004年に性の健康教育「からだの科学」、07年にデートDV 防止教育を開始、
その後、アウェア認定DV加害者更生プログラムファシリテーター 活動が加わる。
ジェンダーと性の多様性(SOGI)理解と包摂を大事に、一人ひとりが大切に
される社会の構築を目指している。沖縄県出身。新聞記者を経て米国で
ジャーナリズム修士号取得。現在、北海道大学非常勤講師。
所属するNPOピーチハウスは札幌市「LGBTフレンドリー指標 制度」認証団体。

*アウェア・オンライン・サロンについて
DVは「ジェンダーが基でおこる暴力(虐待)」と、国際社会により定義されています。
アウェア・オンライン・サロンは「ジェンダー平等」「ジェンダー主流化」について私たち自身が理解を深めるため、また人々に広めるために、「ジェンダー平等」を主軸に、月1回ゲストを招いて学習と交流の場を設けています。

*アウェアについて
アウェアは2002年より、性差別とDVのない社会を目指して活動しています。
アウェアはDV被害者支援のひとつの方法としてDV加害者プログラムと、
DV被害女性プログラムを、さらに子どもたちがDVの加害者にも被害者にもならないようにデートDV防止/予防プログラムを実施し、各プログラムの実施者を養成している非営利の市民団体です。

<オンラインの説明>

オンライン・web会議システムのZOOMを使用します。
講師の話のときは講師の顔を大写しにします。
Q&Aのときは、画面上に参加者全員の顔が映り、リアルタイムで双方向の会話ができます。

1.環境
カメラ、マイク機能の付いたパソコンをお勧めしますが、スマホやタブレットでもけっこうです。
ご自宅(他)で、一人になれる静かな場所で参加してください。
周りの声や音が入ってしまうと、全員に雑音として聞こえてしまいます。

2.当日の参加方法
当日開催15分前から入室可能です。peatixにログインし、「マイチケット」から入室してください。

3.皆さんに守っていただきたいルール
1.開催中のオンラインプログラムの様子を録音・録画したり、スクリーンショットやカメラで撮影したりすることはしないでください。
2.インターネット上のさまざまな機能を用いて、参加者の顔画像や個人情報を転載したり流出させたりすることはしないでください。
3.おひとりで参加してください。参加者以外の人がプログラムの様子を見ないよう、環境的な配慮に努めてください。

4.セキュリティ
最近Zoomの安全性に問題があることが発覚し、アウェアもこのアプリを利用したオンライン・プログラムや講座を開催にあたり十分な注意を払い、
安全性を確保することが必要と認識しています。
現時点でそのために広く勧められている以下の方法をアウェアが取っていることをお知らせします。
1.Zoomの最新版を利用する。
2.Zoomへご参加いただくために必要な情報は、必ずみなさまのメールアドレス宛にお知らせする。
第三者に読み取られる可能性のあるSNS等を用いたお知らせはしない。
3.アウェアで利用するPCにインストールされているアンチウィルスソフトは必要な更新を行い、常に最新版のものを利用する。

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アウェア aware
・DV加害者プログラム
・DV被害女性プログラム
・デートDV防止プログラム
Tel:03-6272-8770
Fax:03-6272-8771
info@aware-jp.com
https://aware-jp.com
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