2023年DV加害者プログラム実施者養成コース

DV加害者プログラムの実施者を目指す方へ
2023年の日程が決まりました!

ステップ1 ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修
前期:4月22日、23日
後期:5月20日、21日
ステップ2 DV被害を学ぶ研修
7月29日、30日 ※DV被害者支援経験者は受講免除可[要相談]
ステップ3 DV加害者プログラムを学ぶ研修Ⅰ
10月7日、8日
ステップ4 DV加害者プログラムを学ぶ研修Ⅱ
11月4日、5日
12月2日、3日
ステップ5 DV加害者プログラムを学ぶ研修Ⅲ
プログラムを行うグループでの見学と実習(模擬実習と本実習)
※いずれも、土日にオンライン(zoom)で行います。

ステップ1(ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修)の申込を受付中です! https://aware2023.peatix.com

アウェアの DV 加害者プログラムとは
・ジェンダー平等の視点をもち
・被害者支援の一環として
・「学び落とし」と「新たな学び」を提供する
DV 加害者向け教育プログラムです。

アウェアが提供する実施者養成コースのステップ1からステップ5まで修了した方は、アウェアの教材を使ってアウェアの「DV 加害者プログラム実施者」として活動することができます。

◇各ステップの内容◇
ステップ1  ジェンダーに基づく暴力 DV・デート DV 基礎研修
DV・デート DV やセクハラなどはなぜ起こるのか、「ジェンダーに基づく暴力」をキーワードに徹底的に学びます。そしてすべての人の生き方を自由で豊かにする考え方を学びます。

ステップ2 DV被害を学ぶ研修
加害者プログラムの実施者になるためには、被害者のことをよく理解しておく必要があります。当研修では、ジェンダーの視点から被害者の声を聞き、DVが相手に与える影響や、被害者への支援などについて広く、深く学びます。
※ステップ2「DV 被害を学ぶ研修」については、2年以上の DV被害者支援経験を持つ方、あるいは同等の経験があるとアウェアが認めた方については、受講が免除されます。免除を希望する方は事前にご相談ください。ご相談は https://aware-jp.com/contact/ まで。

ステップ3 DV加害者プログラムを学ぶ研修I(基礎編)
DV加害者とDV加害者プログラムについて基本的でかつ重要なことを学ぶ研修です。

ステップ4 DV 加害者プログラムを学ぶ研修II(教材とファシリテーション編)
DV 加害者プログラムの教材を学び、それに基づく具体的なファシリテートのやり方について学びます。

ステップ5 DV 加害者プログラムを学ぶ研修III(実習編)
まず、プログラムのグループを一定時間見学し、次にファシリテートの模擬実習を行い、その後実際のグループのファシリテートを実践します。

※ステップ5の詳細や、参加要件は「DV加害者プログラム実施者養成コースプログラム実施者になるまで(説明)」をご覧ください。

DV加害者プログラム実施者養成コース(上の図のPDFファイルはこちらから)

DV加害者プログラム実施者養成コースプログラム実施者になるまで(説明)

Download (PDF, 299KB)

※6/24、25の「デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座」(後期)を追加受講すると「アウェア認定デートDV防止プログラム・ファシリテーター」対象者になります。
※8/19、20の「DV被害女性プログラム・ファシリテーター養成講座」(後期)を追加受講すると「アウェア被害女性プログラム・ファシリテーター」対象者になります。

*ステップ1「ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修(前期・後期)」は、「デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座(前期・中期)」を兼ねて行います。
*ステップ2「DV被害を学ぶ研修」は、「DV被害女性プログラム・ファシリテーター養成講座(前期)」を兼ねて行います。

《影のかたち:親密なパートナーシップ間で起こる力と支配について》制作協力

アウェアが制作に協力した、アーティスト・飯山由貴さんの《影のかたち:親密なパートナーシップ間で起こる力と支配について》が、森美術館で開催中の「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」にて、展示されています。

地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング
会期:2022年6月29日〜11月6日
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/earth/index.html

美術手帳のインタビュー記事に、アウェアの協力について記述があります。
https://bijutsutecho.com/magazine/interview/25981

 

それって児童虐待ですよ!親のDV〜子どもたちのために 理解する〜

開催まで約1か月となりました。既に180名以上のお申込みがあり、関心が高まっていることが分かります。
お申込みがまだの方はぜひどうぞ。

【情報拡散歓迎】
11月は児童虐待防止推進月間です。
児童虐待防止のために、DV対策は急務です。

アウェアが月間に合わせて次のイベントを実施します。
ぜひご参加ください。

それって児童虐待ですよ! 親のDV
〜子どもたちのために 理解する〜

100分間のオンライン(ウェビナー)講座
(後日録画配信はありません)
参加費無料
実施日 11月16日(水)15:00(午後3時)〜16:40

◯イベントの対象 行政機関、民間団体、広く一般

◯内容 <100分>
事務説明や主催者あいさつ等 (5分)
1. 児童虐待とDV~家の中にいる支配者(20分)
「Stop!面前DV」動画(15分)上映
Yさん(仮名) DVの被害にあった親として(録画)
2. 児童虐待の裏にDVが〜面会交流支援を通して(25分)
奥野しのぶさん(NPO法人こどもステーション 理事長)
<休憩5分>
3.児童虐待をなくすために~フィンランドから学ぶ包括的な考えと対応 (25分)
久末智実さん(フィンランド在住、研究者、医療者)
4. DVは児童虐待~根絶のためのDV加害者プログラム(25分)
つじゆうさくさん(アウェア加害者プログラム実践者)

〇申込  peatixにて
https://aware202211.peatix.com
※参加費は無料ですが、事前申込みが必要です。
〇申込み締切:11月11日24時まで

〇主催 アウェア
アウェアはDV(Domestic Violence)と性差別のない社会を目指して活動している民間団体です。活動には4つの柱があります。
(1)DV加害者プログラム(2)DV被害者プログラム(3)デートDV防止プログラム(4)ジェンダー平等プログラム

チラシはこちら

Download (PDF, 226KB)

ジェンダーと教育~デートDV防止授業の必要性と実践~

認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ(通称:ウィメンズ)の設立30周年記念 連続講座にて、アウェアの山口代表が講演します。

10月16日(日)13:00-15:00 @オンライン
「ジェンダーと教育~デートDV防止授業の必要性と実践~」
講師:山口のり子(アウェア代表)
申込 https://wnk-30th-seminar.peatix.com/
締切:10月14日(金)12:00

なお、主催の認定NPO法人女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべさんでは、30周年記念プロジェクトが進行中です。
六甲ウィメンズハウス開設・困難を抱える女性と子どものための居住支援基金
https://wn-kobe.or.jp/wnk-fund/

連続講座の詳細
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設立30周年記念 連続講座「ジェンダー平等社会の実現に向けて」~

認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ(通称:ウィメンズ)は、DV被害や社会的要因などで困難な状況にある女性と子どもの支援を行っています。相談からシェルターでの緊急一時保護、その後の生活再建までの総合的支援や、生きづらさを抱える女性とその子どもの支援、その他啓発活動を行っています。

当団体は、1992年の設立から、今年2022年で30周年を迎えます。
しかしながら、女性に対するDVをはじめとする暴力、暴力を助長する男女格差や不平等は、いまだに解決されていません。

30周年の今年、これまでご支援いただいた方々への感謝の気持ちに加えて、団体のミッションでもある男女平等社会の実現のために、無料オンラインセミナーを開催いたします。

各分野の専門家を招いた全5回のセミナーを通し、ジェンダーに関係なく人権が尊重され、のびやかに自分らしく生きられる社会の実現に向けて、一緒に学び、そして一歩踏み出してみませんか。

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~各セミナー詳細~

チケット情報に、2022年6月19日 (日) 13:00 – 10月16日 (日) 15:00と記載されておりますが、下記のスケジュールで全5回のセミナーを開催します。

① 6月19日(日)13:00-15:00 @オンライン
「女性と居住貧困」
講師:葛西 リサ(追手門学院大学 地域創造学部 地域創造学科 准教授)

② 7月10日(日)13:00-15:00 @オンライン
「ジェンダーと暴力~子どもへの影響~」
講師:森田 ゆり(エンパワメント・センター主宰)

③ 8月21日(日)13:00-15:00 @オンライン
「DV被害者支援の実態」
講師:近藤恵子(特定非営利活動法人 全国女性シェルターネット 理事)、正井禮子(ウィメンズネット・こうべ 代表理事)、茂木美知子(ウィメンズネット・こうべ 理事、WACCA責任者)

④ 9月18日(日)13:00-15:00 @オンライン
「ジェンダーと法律」
講師:浅倉むつ子(早稲田大学教授、女性差別撤廃条約実現アクション共同代表)

⑤ 10月16日(日)13:00-15:00 @オンライン
「ジェンダーと教育~デートDV防止授業の必要性と実践~」
講師:山口のり子(アウェア代表)、当団体所属デートDV防止授業講師

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【お申込み】
https://wnk-30th-seminar.peatix.com/

【参加費】
無料
※チケットを選択する際、「合計¥0」という表示が出ますが、費用はかかりませんのでご安心ください。

【参加方法】
オンライン(Zoom ウェビナー)

【申し込み締め切り】
各講座の申し込み締め切りは、以下の通りです。それぞれ締め切りが異なりますのでご注意ください。
① 6月19日回 → 6月17日(金) 12:00 締め切り
② 7月10日回 → 7月8日(金) 12:00 締め切り
③ 8月21日回 → 8月19日 (金)12:00 締め切り
④ 9月18日回 → 9月16日(金) 12:00 締め切り
⑤ 10月16日回 → 10月14日(金)12:00 締め切り

【視聴】
・ページよりリンクをご確認ください(リンクは開催前日までに設定されます)。
また、当日Peatixに登録いただいておりますメールアドレスへもお送りします。

【注意事項】
・講座は記録・配信用に録画をさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
・講座申込者に限って、後日YouTubeにて一定期間配信を行う予定です。
・参加者による講座内容の録画/録音はご遠慮ください。
・映像や音声が乱れる場合がございます。ご了承ください。
・終了時刻は前後する可能性がございます。
・講座用、後日にお送りする配信用URLおよび配布資料のSNS等への投稿、シェアはご遠慮ください。

【キャンセルについて】
一度お申込みいただいたチケットの変更はできませんので、ご了承ください。

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動画 「ジェンダーに基づく暴力の撤廃 ~日本の取り組み~」

JICAの動画「ジェンダーに基づく暴力の撤廃 ~日本の取り組み~」が公開されました。アウェアの山口代表も出演しています。


本動画の英・仏・西語版や、関連のGBV啓発アニメーション動画もあります。

◆日本の取り組み動画
「ジェンダーに基づく暴力の撤廃 ~日本の取り組み~」
日本語 https://youtu.be/HugXBEaC3MM
日本語 (English subtitles) https://youtu.be/fuOO1scujuU
日本語 (French subtitles) https://youtu.be/SuCoo-Pqx6M
日本語 (Spanish subtitles) https://youtu.be/SmlsCYKfN_Y
English https://youtu.be/3_b-jjCs6RE
English (Japanese subtitles) https://youtu.be/2091TV1qzBA
English (French subtitles) https://youtu.be/959Wjg35tYs
English (Spanish subtitles) https://youtu.be/pJepTdinJsE

◆アニメーション「ジェンダーに基づく暴力(GBV)の撤廃 ~誰も取り残さない社会の実現に向けて~」
日本語 https://youtu.be/SElV722WTZ0
日本語 (English subtitles) https://youtu.be/FhDwTCu1H6A
日本語 (French subtitles) https://youtu.be/JPoxJyE9g7E
日本語 (Spanish subtitles) https://youtu.be/jeF0e8ZVVfU
English https://www.youtube.com/watch?v=hcnfyiJobes
English (Japanese subtitles) https://youtu.be/KPpG847XzgA
English (French subtitles) https://youtu.be/lS3ZO1VwHNI
English (Spanish subtitles) https://youtu.be/ExldG_dXadc

動画 アリス・ラヴァイオレット 「共同親権とDV―アメリカから見る地平(実態)」

アリス・ラヴァイオレット
共同親権とDV―アメリカから見る地平(実態) (アリスさん動画#3)

米国カリフォルニア州在住のDV(正式にはIPV:Intimate Partner Violence)の専門家アリス・ラヴァイオレットさんの動画「共同親権とDV-アメリカから見る地平(実態)」です。

DV被害者と加害者双方に関わってきたアリスさんが、DVの視点から共同親権/共同養育の問題を語ります。

アリスさんは、DVがなくても離婚に際して当事者双方はいがみ合いがちである事実を指摘し、「DV専門裁判官/裁判所でなければ、裁判でDVによる離婚なのかどうか、見極めるのが難しい」と強調します。
離婚後、DV加害親と子どもとの面会交流の実施など、被害親と子が暴力の影響から逃れるのが難しくなる理不尽な状況についても語られます。

日本では、法務省の法制審議会が共同親権/共同養育導入の方向で検討を進め、試案提示後に意見公募(パブリックコメント)します。
離婚後の子育てについてはDV被害者を含む親にとって非常に切迫した問題ながら、共同親権/共同養育がもたらす課題についての理解が一般には浸透していません。
既に導入されている米国ではどんな状態なのでしょうか。アメリカの実態から日本にとって何が必要か、掴みとっていただける機会です。

※この動画は、2021年8月1日に行った『力と支配:ジェンダーに基づく暴力の根絶を目指して』本編Vol.3「力と支配~女性差別とDV被害、そして支援」の一部です。

〇動画について
・動画再生時間:17分34秒(日本語字幕付き)
・販売価格:900円(税込)
・視聴期間:購入後1か月間
・購入方法:オンラインショップにて
https://aware2002.stores.jp/items/62fc93c6214425434e670035
・視聴方法:
オンラインショップで購入手続きが完了すると、PDFがダウンロードできます。PDF記載のURLでご視聴ください。
※URLを記載したPDFは、PCでのみダウンロードできます。PCの環境がないなど、うまく視聴できない場合はご連絡ください。

〇アリスさんについて
米国のDV(正式にはIPV:Intimate Partner Violence)の専門家で、加害者プログラム実施の先駆者として全米に知られています。連邦、刑事及び民事裁判において専門家として見解を述べることを許される「専門家証人」(米国連邦証拠規則に基づく)です。DV被害者および加害者に関する出版物多数。米国内外で講演し、米国務省向け講演者リストに登録されています。

さらに詳しく知りたい方は、以下のHPをご覧ください。
https://alycelaviolette.com
TED TALKにも出演
https://www.youtube.com/watch?v=0QfNE4F0_2s

〇アウェアで販売中のアリスさんの動画
・私の被害者支援の歩み(アリスさん動画#1)
・DV被害女性への具体的対応(アリスさん動画#2)
・共同親権とDV(アリスさん動画#3)
ご購入はこちらから→
https://aware2002.stores.jp/?category_id=621ab30fe8592601aa1fa603

動画 アリス・ラヴァイオレット「わたしの被害者支援のあゆみ」

DV被害者支援歴が44年、DV加害プログラム実施歴が43年に及ぶアリス・ラヴァイオレットさん(米国カリフォルニア州在住)。1970年代のシェルター開設期から、多くの当事者とともに歩んでこられました。そんなアリスさんのDV被害者支援に関わる動画販売を開始します。

アリス・ラヴァイオレット「わたしの被害者支援のあゆみ〜カリフォルニア州での実践と制度」(アリスさん動画#1)

※この動画は、2021年8月1日に行った『力と支配:ジェンダーに基づく暴力の根絶を目指して』本編Vol.3「力と支配~女性差別とDV被害、そして支援」の一部です。

〇本講座に参加者された方の感想
◆DVということの理解や支援が整っていない時代から、ひとつひとつ経験を積み重ねてこられた経緯のお話は臨場感あふれるもので、とても興味深く聞き入ってしまいました。
◆被害者の気持ちに寄り添って、語ることを促し続け、相手が変わっていくのに付き合う。そして行動を起こすための情報を伝える。孤立させないために辛抱強く関わっておられることに敬服です。
◆どの相談者に対しても、誠実に愛と信念をもって接しているアリスさんの姿に頭が下がると同時に、どんなに困難な状況にある女性でも、たくさんのサポートを得ることで、状況を変えて、自分の力を取り戻して新しい人生を切り開いていけるという事実をみせてもらって、たくさんのヒントと希望をもらいました。

〇動画について
・動画再生時間:32分21秒(日本語字幕つき)
・販売価格:900円(税込)
・視聴期間:購入後1か月間
・購入方法 https://aware2002.stores.jp/items/62c4fcaad191234887eb2002
・視聴方法:オンラインショップで購入手続きが完了すると、PDFがダウンロードできます。そのPDFに記載してあるURLでご視聴ください。
(URLを記載したPDFは、PCでのみダウンロードできます。PCの環境がないなど、うまく視聴できない場合はご連絡ください。メールで視聴用URLをお知らせします。)

〇アリスさんについて
米国のDV(正式にはIPV:Intimate Partner Violence)の専門家で、加害者プログラム実施の先駆者として全米に知られています。連邦、刑事及び民事裁判において専門家として見解を述べることを許される「専門家証人」(米国連邦証拠規則に基づく)です。DV被害者および加害者に関する出版物多数。米国内外で講演し、米国務省向け講演者リストに登録されています。

さらに詳しく知りたい方は、以下のHPをご覧ください。
https://alycelaviolette.com
TED TALKにも出演
https://www.youtube.com/watch?v=0QfNE4F0_2s

「Stop!面前DV 子どもの笑顔のために」上映会

アウェアは、2021年度に東京都江戸川区から委託を受け、「面前DV」根絶を目的とする動画『Stop!面前DV 子どもの笑顔のために』を制作しました。

2022年6月22日に、DVと児童虐待防止に関わる団体や個人を対象として、本動画の上映会を行ったところ、全国各地から多くの参加があり、大変好評でした。

虐待防止関係の方で、オンライン上映会をご希望の場合は、問合せフォームからご連絡ください。
問合せフォームはこちら https://aware-jp.com/contact/

*関連の「朝日新聞デジタル」の記事https://www.asahi.com/articles/ASQ6N7HCWQ6HUTIL01J.html

都議会議員の方向けに、デートDV防止教育の研修会を行いました

6月14日、東京都議会議員の方々を対象に、研修会「デート DV 防止教育をすべての子どもたちに」を行いました。アウェア認定・デートDV防止プログラム・ファシリテーターからの報告です。

アウェア認定者 向井ゆうこ

本日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
「都議向け研修会」に参加しますと名乗り出た際には、傍聴するつもりでおり、私自身の体験談を話す機会をいただけるということに驚きました。

また私の中では、謁見室のような場所で議員1~2名に対しアウェアの活動の話を聴いてもらう小規模な会だと考えていました。
しかし蓋を開ければ、大きな会議室で16名もの議員や書記が集まっていただき、同時にオンラインでの参加の議員も6名、更には、参加できなかったので、と資料だけでもとお声がけくださった議員も3名もいらっしゃるほど大きな会でした。

そんな中で「DVの被害体験の当事者」として紹介いただき、どうやって私がアウェアにたどりついたのか、そしてなぜ当事者になったのかという話をしました。また現在もDV問題を抱える家庭としてどのようなことに困っているのか、これまでの体験の中でどのようなことが起こったかなども話しました。

ご参加いただいた皆様から熱心に聴いていただいている視線を感じ、あれもこれもと多くの気持ちをお伝えすることができました。その中で東京都としてもっとデートDV講座を普及して欲しいこと、デートDVは特別な人たちの問題ではなく、根本の「力と支配」の構造はいじめや体罰などの学校が抱える問題とも共通しているものであることをお伝えしました。

その後の質疑応答も盛り上がりを見せ、熱気のある状態で会が終了しました。改めて本日はアウェア本部スタッフの力強いエネルギーを間近で体感する貴重な一日となり、感銘を受けました。またこのような大きな会として開催できたのも、部屋の予約や超党派でとりまとめをしたり、ハイブリッドで開催するためのセッティングをしてくれた議員2名のお力添えがあったからだと伺い、心より感謝申し上げます。

 

研修会のちらしはこちら

東京都江戸川区からの委託で事業を行いました

2021年度、アウェアは東京都江戸川区から委託を受け、以下の事業を行いました。

◆オンライン・プログラム「チェンジ」
1回目:2021年7月上旬(2時間)
2回目:2021年7月下旬(2時間)

◆アウェア講座「母親プログラム」
1日目:2022年2月中旬(2時間)
2日目:2022年2月下旬(2時間)

◆アウェア講座「父親プログラム」
1日目:2022年2月中旬(2時間)
2日目:2022年2月下旬(2時間)

◆動画制作「ストップ!面前 DV」(15分)
DV の暴力によって子どもが受ける心理的影響を軽減していくために、面前 DV問題について親の意識を喚起し行動の変容を促すことを目的として制作。対象を面前 DV 及び DV の当事者を念頭に「特定多数」としました。

※いずれも、江戸川区児童相談所の業務の一部として実施されました。