2020年度 アウェア フォローアップ講座

アウェア認定・デートDV防止プログラム・ファシリテーターのためのフォローアップ講座が今年も開催されます。
しかも今年は・・・養成講座を受けて認定を受けたけれども、これまでに更新をしそこなってもうフォローアップ講座に申込できないと思っていらっしゃる方も、参加可能です!
※毎年、しっかり更新してきた方には申し訳ありません。基本的にはご自身のための学習の機会ですので、諸事情もあり今年は特別としてご容赦ください。

コロナで私たちの生活が変わりました。それとともに防止教育活動も実施機会が減ってしまったり、やり方を変えなければならなくなったりしています。そんな中でDVや子どもたちの性被害が増えています。
今こそ、仲間を増やし、知恵を分け合い、お互いに力をつけ合い、予防・防止教育を発展させ、ジェンダー平等な社会の実現を目指しましょう。
ひとりでも多くの方のご参加をお待ちしています。

【開催日時】
2020年9月26日(土) 12:30~17:00
2020年9月27日(日)  9:45~16:30
【開催方法】
ZOOMによるオンライン講座
※当日のライブ配信(生放送)で受講できない方には、後日録画を配信します。

詳細は以下をご覧ください。

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2020年度 アウェア フォローアップ講座のご案内

1.開催方法  ZOOMによるオンライン講座
※ZOOMは、パソコンやスマートフォンを使って、セミナーやミーティングをオンラインで開催するために開発されたアプリです。
講座主催者から招待URLを受け取ります。指定の時間に、その招待URLをクリックするだけで、自宅や好きな場所で講座に参加できます。ZOOMの使用に不安を感じる方は事前に接続の練習機会も設けます。安心してお申し込みください。

*当日のライブ配信(生放送)で受講できない方には、後日録画を配信します。視聴したうえ、レポート(アンケート)をアウェアに提出してください。

*ライブ配信で受講ならすべてを視聴できて発言や質問もできますが、録画受講の場合は録画時間の都合上、すべてをご覧いただけません。できるだけ当日にご参加ください。

*講座終了後なるべく早くに、受講者全員に2日間の録画を配信する予定です。
ですから、2日間全部にライブ参加できない場合は、期間限定にはなりますが、参加できなかったところを後日録画でご覧いただけます。その場合は録画でご覧になる部分についてのみでけっこうですから、アンケートにお答えください。

*大阪に集まるのではなく、各自が自宅から参加するオンラインでの開催です。
えっー、それなに!?と不安な方、だいじょうぶです。申し込む前に、それがどんなものなのかちょっと聞きたい方、相談したい方、下記へ連絡してください。
藤堂宏子(参画ネットなら) メール
中川彩(awareスタッフ) メール

2.開催日時  
2020年9月26日(土) 12:30~17:00
2020年9月27日(日)  9:45~16:30

3.申し込み

(一般公開の講座ではありません。2006年からこれまでに、アウェアのデートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座を修了して認定を受けたことがある方だけが対象です。)

アウェアにメールで申し込みはできません。必ずリンク先のフォームを使ってお申込みください。
フォローアップ講座申し込みフォーム
お問い合わせフォーム

4.締め切り日
8月31日(月)でしたが、9月20日(日)まで延期して受け付けます。
今すぐお申込みを!
なお、講座参加に先立ちZoom練習を希望される方は、9月12日までに必ずお申し込みください。

5.参加費  1万円
お振込み後、同時(日にちを置かず)に申し込みフォームに記入し、該当の項目をチェックしてください。

6.お振込み 下記のどちらかにお願いします。
◆三菱UFJ銀行  神保町支店 普通 2351709 アウエア
◆郵便局 10120-52933871 アウエア

7.キャンセルの場合
9月12日まで:返金額 受講料-(手数料1,000円+振込手数料)
9月13日以降:返金できません。

8.研修スケジュール(各講演の間にスタッフの準備時間を設けています)
①9月26日(土)
12:30~12:40
Fネットあいさつ 参画ネットなら あいさつ
12:40~13:25
アウェア代表山口のり子「これからのデートDV防止教育」
13:35~14:45
ウィメンズネット・こうべ 正井礼子さん「震災時の女性への暴力」
14:55~15:55
特別支援学校養護教諭 山田香陽さん「特別支援学校における取組み」
16:05~16:55  各地の活動報告
16:55~17:00  事務連絡

②9月27日(日)
9:45~9:55    あいさつ
10:00~11:00
落語家兼尼僧 露の団姫さん「女らしくなく、男らしくなく、自分らしく生きる」
11:10~12:30
にじいろi-ru 田中一歩さん 近藤孝子さん「性の多様性から『じぶん』について考える」~誰もが排除されない社会を目指して子どもたちとの出会いから見えてきたこと~
12:30~13:30  お昼休憩
13:30~14:40
著作家・活動家 北原みのりさん「性暴力のない社会へ」
14:50~15:25
ファシリテーターメンバーのリクエスト報告(2人)
15:25~16:15  各地の活動報告
16:15~16:30  次年度担当地のあいさつ Fネットあいさつ

*「各地からの報告」では、コロナ禍でどのようにしたら実施が可能か、そのための工夫、経験、情報などのシェアをします。

ZOOM開催となりましたので新型コロナウィルス感染の心配もありません。
ぜひ、多くのみなさまとお会いできますことを心待ちにしています。

また、フォローアップ講座の内容についてのお問い合わせは「参画ネットなら」にお願いいたします。メール

NWECフォーラム2020 WS「DV加害者、放置したままでいいですか?」

アウェアで加害者プログラムを学んだメンバーが中心となって活動しているDV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク(PREPーJapan)が、国立女性教育会館「男女共同参画推進フォーラム」に参加します。

ワークショップ 「DV加害者、放置したままでいいですか?」
DV被害者支援の一環として、DV加害者更生教育プログラムはあります。加害者が変わることが、DV被害者の安心・安全の第一歩ではないでしょうか。DV加害者更生教育プログラムを各地で実施する仲間が、その内容や実態、課題についてお話しします。

日時:2020年9月11日(金) 19:30~21:00(90分)
ZOOMを使ったライブで開催
参加費:無料
資料:あり
定員:80名

【内容】
あいさつ(PREP代表 山口のり子)
①DV加害者プログラムの基礎知識
②各地からの実践報告
報告予定団体:のびぽこNo-vipoco パープルリボンまゆら アウェア notice クロッケ NOVO 地域支援ネットそよ風 
③グループ討議
ZOOMの機能を使い少人数のグループに分かれ、各グループに実施者が入りグループ討議を行う。
まとめ 

【参加申込み】
以下のアドレスに、件名「911申込み」①名前 ②都道府県  ③メールアドレス④所属等(ございましたら)をお知らせください。
prep.co.jp@gmail.com
定員がありますので、早めのお申し込みをお願いします。

参加が決定したみなさまのメールアドレスにZOOMのリンクとパスワードをお送りします。(9月10日頃を予定しています)

5年に1度のパブコメ募集

5年に1度の男女共同参画社会基本法に基づく、「第5次男女共同参画基本計画素案」に対するパブリックコメント募集が行われています。

「男女平等なんかいらない!」というコメントが例年とても多いと聞いています。「ジェンダー平等を進めよう」という一言だけでもいいので、コメントを送りましょう。
1回の投稿が1000字を越えなければ、何回投稿してもいいそうです。

アウェアから提出するコメントを下に掲載します。
よかったら参考にして書くか、いいと思ったところをコピペして送るということでもかまいません。

提出方法も下記に記載しています。
9月7日締め切りです。

パブコメ提出方法
【意見提出はこちらから】
提出方法:ウェブサイトからフォームに記入する方法と、郵送の2パターンです。
締め切り:郵送は9月7日(月)の消印有効、フォームからは9月7日(月)23:59です!

【素案資料】
第5次男⼥共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え⽅(素案)

【問い合わせ】
内閣府男女共同参画局推進課 意見募集担当
電話:03-5253-2111

*アウェアから提出するコメント抜粋*
〇「1 男女共同参画基本計画の目指すべき社会」に対して
第5次計画をほんとうに実効あるものにするために、まず第4次計画のうち何が進み、何ができなかったかをしっかり検証してください。
(中略)
第5分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶
〇DV防止法が作られてから20年近く経っても、いまだに情報が被害者に向けたものに偏っているのは大きな問題です。「配偶者への暴力」と記すべきところに「配偶者からの暴力」という言葉がほぼ使われています。これでは「被害者へのメッセージ」になってしまっています。「配偶者から暴力を受けるのは被害者の問題であり、あなたが解決しなければならないんですよ」と言っているようなものです。
DVは加害者の問題であり責任です。DVを「(配偶者など)親密な人への暴力」と定義し直し、加害者に向けたメッセージにしていく必要があります。
(中略)
〇DVの被害者支援対策に意識の変革を
1) 加害者を逮捕し、更生義務を科す法律を
2)なぜ、被害者が家を出なければならないのか?
被害者が家を出る、離れなければならないのは本末転倒
(中略)
DVは社会が生み出している問題です。女性差別の社会構造がもたらす、すべての人々に影響を与える害悪です。加害者に「それはDVです」、「暴力は許しません」という突きつけを被害者だけにさせないで、社会からもしなければなりません。
被害者支援のために、児童虐待をなくすために、加害者を放置せず、罰と更生支援の仕組みを作ってください。全国各地にDV加害者プログラムを!
*****

全文はこちらからご覧ください。

アウェア・オンライン・サロン 第3回 「SDG5:ジェンダーの平等を実現しよう」

東京のある小学校では6年生が、国連サミットで2015年に採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」を総合学習の時間に、コロナ禍をきっかけに始まったZOOMオンラインで学んでいるそうです。(2020年7月27日朝日新聞朝刊)

その記事を読んだとき、この6年生たちに、SDGsの5番目のジェンダー平等が日本にとっていかに切羽詰まって必要なことか、を学んでほしいと思いました。

皆さんご存じの通り、日本はジェンダーギャップ指数が世界153 か国中121位(2019年)と最低レベルです。
120位はアラブ首長国連邦で、122位がクウェートです。
世界の人々からは「なんだ、日本は先進国かと思ったら中東と同じか!」と思われていることでしょうが、問題は、日本の多くの人が、日本のジェンダー不平等な状況に気づいていないことではないでしょうか。

SDGs 5の「ジェンダー平等」は目標のひとつであると同時に、ほかのすべての目標を達成するための「手段」でもあります。
それが「ジェンダー主流化」です。

アウェア(aware)は「気づく」という意味です。gender awareの人を周りに増やしていくために、また自分自身の gender awarenessを深めるためにいっしょに学びませんか。

次のようにアウェア・オンライン・サロン第3回目 を開催します。

タイトル:「SDG5:ジェンダーの平等を実現しよう」
ゲスト:片岡麻里さん
日時:2020年8月14日(金)19:00~21:00
参加費:1000円
申し込み:https://aware20200814.peatix.com/
Peatixでお申込み、お支払いはクレジットカード、コンビニ、ATMが利用できます。
お支払いいただいたあとキャンセルは不可で、返金できないことをご承知おきください。
定員:85名
締め切り:8月13日(木)18:00 定員に達し次第締め切ります。

今回の「アウェア・オンライン・サロン」のゲストは片岡麻里さん (公益社団法人ガールスカウト日本連盟事業統括部長)です。
片岡さんとは「デートDV防止全国ネットワーク」の理事仲間として2年前からいっしょに活動しています。
片岡さんが次のように(***から***)ガールスカウトの活動 を紹介しているのを目にして、
「イヤ~、これはぜひガールスカウトのこと、片岡さん自身のことをお話しいただき学ばせていただきたい」と思い、今回ゲストとしてお呼びします。
ガールスカウトで進めている(進めたいと考えている)プログラム の紹介もしてくださるそうです。
なお、ナビゲーターは札幌の志堅原郁子さんです。
皆さん、ふるってご参加ください。

*****
ガールスカウトでは、5歳から「自分自身が大切」だから「他の人も大切にする」、そして「困ったときに助けを求められる」ようになることを学びます。
デートDVへの取り組みは、2011年から中高生、ユース年代の人たちを中心に活動を始めました。
SNSでの写真キャンペーンやツイッターキャンペーン、オンライン教材の開発などをおこない、現在では、会員が個人やグループでデートDVをなくすためのプロジェクトに取り組んでいます。
また、デートDVをはじめとする少女や女性に対する暴力は、ジェ ンダーの不平等などに原因があると認識し、一人ひとりの意識を変える活動をはじめとし、「SDG5:ジェンダーの平等を実現しよう」を主軸に据えた取り組みを展開しています。
*****

片岡麻里さんにお話いただくポイント

1. ガールスカウトが昨年まとめた『「ジェンダー」に関する女子高校生調査報告書』(2019)について
読み解きや大人が押さえるべきポイントなど

2. 若い世代を関わらせる活動への提言

3. ガールスカウトがジェンダー教育を重視する背景とそこから得たもの
「参加型で学ぶジェンダー教育」とは

4. ジェンダーに注目するに至った個人的な経緯 など

*ナビゲーター:志堅原郁子(しけんばる・いくこ)さん
札幌拠点に、ジェンダー対等性の視座から暴力未然防止活動を行う 。
暴力を選ばない・選ばせない意識と社会環境づくりに軸足を置き、
幼児から大人まで対象に主に教育機関で講座を提供している。
2004年に性の健康教育「からだの科学」、07年にデートDV 防止教育を開始、
その後、アウェア認定DV加害者更生プログラムファシリテーター 活動が加わる。
ジェンダーと性の多様性(SOGI)理解と包摂を大事に、一人ひとりが大切に
される社会の構築を目指している。沖縄県出身。新聞記者を経て米国で
ジャーナリズム修士号取得。現在、北海道大学非常勤講師。
所属するNPOピーチハウスは札幌市「LGBTフレンドリー指標 制度」認証団体。

*アウェア・オンライン・サロンについて
DVは「ジェンダーが基でおこる暴力(虐待)」と、国際社会により定義されています。
アウェア・オンライン・サロンは「ジェンダー平等」「ジェンダー主流化」について私たち自身が理解を深めるため、また人々に広めるために、「ジェンダー平等」を主軸に、月1回ゲストを招いて学習と交流の場を設けています。

*アウェアについて
アウェアは2002年より、性差別とDVのない社会を目指して活動しています。
アウェアはDV被害者支援のひとつの方法としてDV加害者プログラムと、
DV被害女性プログラムを、さらに子どもたちがDVの加害者にも被害者にもならないようにデートDV防止/予防プログラムを実施し、各プログラムの実施者を養成している非営利の市民団体です。

<オンラインの説明>

オンライン・web会議システムのZOOMを使用します。
講師の話のときは講師の顔を大写しにします。
Q&Aのときは、画面上に参加者全員の顔が映り、リアルタイムで双方向の会話ができます。

1.環境
カメラ、マイク機能の付いたパソコンをお勧めしますが、スマホやタブレットでもけっこうです。
ご自宅(他)で、一人になれる静かな場所で参加してください。
周りの声や音が入ってしまうと、全員に雑音として聞こえてしまいます。

2.当日の参加方法
当日開催15分前から入室可能です。peatixにログインし、「マイチケット」から入室してください。

3.皆さんに守っていただきたいルール
1.開催中のオンラインプログラムの様子を録音・録画したり、スクリーンショットやカメラで撮影したりすることはしないでください。
2.インターネット上のさまざまな機能を用いて、参加者の顔画像や個人情報を転載したり流出させたりすることはしないでください。
3.おひとりで参加してください。参加者以外の人がプログラムの様子を見ないよう、環境的な配慮に努めてください。

4.セキュリティ
最近Zoomの安全性に問題があることが発覚し、アウェアもこのアプリを利用したオンライン・プログラムや講座を開催にあたり十分な注意を払い、
安全性を確保することが必要と認識しています。
現時点でそのために広く勧められている以下の方法をアウェアが取っていることをお知らせします。
1.Zoomの最新版を利用する。
2.Zoomへご参加いただくために必要な情報は、必ずみなさまのメールアドレス宛にお知らせする。
第三者に読み取られる可能性のあるSNS等を用いたお知らせはしない。
3.アウェアで利用するPCにインストールされているアンチウィルスソフトは必要な更新を行い、常に最新版のものを利用する。

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アウェア aware
・DV加害者プログラム
・DV被害女性プログラム
・デートDV防止プログラム
Tel:03-6272-8770
Fax:03-6272-8771
info@aware-jp.com
https://aware-jp.com
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SDGsから考えるデートDV:ジェンダー平等社会にしてDVをなくそう

先日のイベント(大崎麻子さんが基調講演をし、そのあと大崎さん、学生の蔵内さん、アウェアの仲間で札幌の志堅原さんと、アウェアの山口でトークセッションをした)の報告を、上智大学の学生さんがオンライン新聞に掲載してくれました。ご覧になりたい方は下記をクリックしてください。

http://thesophiatimes.com/

加害者プログラム:平日のグループ参加者募集

アウェアでは、加害者(更生教育)プログラムを毎週土・日(どちらも15時から17時)に実施していますが、希望者する方が数名集まれば平日のグループをひとつ作ります。時間帯は希望する皆さんのご都合で決めるので、まずは平日参加希望ということでお申し出ください。お待ちしています。

アウェアの山口のり子が講演します:DV「加害者」を知る~被害者支援のために

アウェアの山口のり子の本を5冊出してくれた梨の木舎が、「梨の木ピースアカデミー」という学びの空間をオープンします。
誰でも参加でき、 自身の場所にいながら、出会い、つながり、ともに学び、癒される空間です。
(その説明は****以下に貼り付けます)

梨の木ピースアカデミーには10のコースがあります。
コース4「ジェンダー」が今月始まり、1回目が終わりました。

その2回目は、 7月7日(火)19時~21時で、アウェア代表の山口のり子が話します。

DV「加害者」を知る~被害者支援のために

新型コロナウイルスの感染拡大によって要請された外出自粛が影響し、日本だけでなく世界各国でもDV被害の増加や深刻化が懸念されています。

報道等では依然として被害者にばかり焦点が当てられますが、DV問題を解決するためには、社会が加害者を放置せずに対応することが重要ではないでしょうか? 18年間、被害者支援を第一義的な目的に、加害者プログラムを実施してきたアウェアの山口のり子が話します。ふるってご参加ください。

お申込みは下記「梨の木ピースアカデミー」のサイトのURLをクリックしてください。

<https://peaceacademy-apply.nashinoki-sha.com/>

 

なお、1回目は6月23日(火)、テーマは「コロナ禍で加速する女性労働問題」でした。新型コロナウイルス感染拡大の影響による雇用情勢の悪化により、特に女性の非正規労働者に深刻な影響が出ています。その他にも、セックスワーカー(性風俗従事者)への偏見や差別発言、外出自粛要請により仕事と育児で板挟みになるワーキングマザーなど、女性の労働をめぐる問題が深刻化するなか、ポストコロナ時代の女性労働問題について伊藤みどり(働く女性の全国センター(ACW2))さんから興味深いお話を聞きました。

 

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梨の木ピースアカデミー コース4:ジェンダー

「ジェンダー問題は『女性だけの問題だ』と思っていませんか?」
<https://peaceacademy-apply.nashinoki-sha.com/>

第3回 7月27日(月)※開催日要注意、コース2 憲法講座の第3回講座と合同クラス

■タイトル:「戸籍」ではなく、「個籍」という考えはどうですか?

日本国憲法において個人の尊厳と両性の平等の理念に照らして十分であったでしょうか?

身分登録を「夫婦と氏を同じくする子」という家族単位の「戸籍」としたことの弊害がみえてきました。

10万円のコロナ給付金が世帯主の一括申請で、個人が受け取れないという深刻な事態が明らかになってきました。

今こそ、「戸籍」と「個籍」を区別し、自分らしく生きる意味を考えてみます。

■講師:坂本洋子(ジャーナリスト、NPO法人ⅿネット・民法改正情報ネットワーク理事長)

第4回 8月4日(火)

■タイトル:これからの日本のフェミニズムムーブメント―#KuToo運動から考える

近年、SNSの普及により個人レベルでの発言が増え、ジェンダー問題を含むさまざまな問題が少しずつ可視化される時代になりました。

しかし、それでもなお問題が解決される段階には至らず、むしろ「誰でも匿名で発言できる」SNSの利点によって、被害を訴える人々が

アンチフェミニストによって執拗に攻撃されるという構造ができてしまっています。このような“SNS時代のフェミニズム”の今後について考えます。

■講師:石川優実(俳優、アクティビストで#KuToo署名発信者)

第5回 8月18日(火)*日韓逐次通訳あり *講師は韓国現地から参加

■タイトル:韓国フェミニストが語るジェンダー問題の現状と課題

2016年に起きた江南駅殺人事件をきっかけに、韓国のフェミニズム運動に大きな変化がおきました。
韓国では最近、国内史上最悪といわれるデジタル性犯罪“n番部屋事件”が起きましたが、

この事件に対するフェミニストらの怒りが児童・青少年の性保護に関する法律改正につながるなど、大きな動きが出ています。

連帯が高まる韓国フェミニズムの現状と課題について、韓国のフェミニストにお話をうかがいます。

■講師:シン・ジヨン(女性労働者会2030女性会、中央大学反性暴力反性売買の会代表)

第6回 9月1日(火)

■タイトル:「ジェンダー」への壁を取り除こう―「もしかして自分のことかも」への一歩

最近よく耳にするようになった「ジェンダー」という言葉、なんだか難しそうだなと思ったことはありませんか?

ジェンダー問題が訴える本質である「それぞれに違いがあることを理解し、互いに尊重しよう」というメッセージを、

どのようにすれば聞く人々が壁を作らずに伝えられるのか、
教育現場で学生たちに向けてデートDVやいじめ、性暴力などについて語ってきたNPOスタッフの方と共に考えます。

■講師:栄田千春(NPO法人レジリエンス)

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来る6月20日(土)から新時代プロジェクト「梨の木ピースアカデミー」(NPA)
<https://peaceacademy-apply.nashinoki-sha.com/about>をオープンします。
新型コロナウィルスの世界的な感染拡大は、さまざまな領域に影響を与え、市民社会のあり方をも大きく変えました。それは単に従来の対面型重視の様式を変えるということではありません。市民がサイバーリテラシー(IT社会を生きるための能力)を身につけ、WEBシステムを活用することにより、それまで障壁であった地域や国境、情報格差などのギャップを飛び越え、新しい交流ネットワークを拡大する変革の契機を生み出したのです。

梨の木ピースアカデミー(NPA)は、 2020年第1期(6月~9月)の講座として、朝鮮戦争70年企画から、憲法、沖縄、ジェンダー、メディア、現場の声(福島・水俣・秋田)、市民の政策提言、韓国語、韓流、日韓共同企画に至る10コース(1コース6回講座)という豊富なオンライン&オフライン併用の新時代市民講座を開設しました。

詳細な講座のプログラムは『梨の木ピースアカデミー(NPA)』WEBパンフレット <https://bit.ly/3gIuMKy>
を直接ダウンロードしてください。

梨の木ピースアカデミー(NPA)』WEBパンフレット(6月1日版) <https://bit.ly/3gIuMKy>

2020年NPA第1期(6月~9月)コースリスト(10コース)
<https://peaceacademy-apply.nashinoki-sha.com/>

デートDV防止啓発パンフ:学校での出前授業ができない今、せめてパンフレットを子どもたちに配布したいので、というお問い合わせが増加中

アウェアは2003年に「デートDV」という言葉を創り、以来17年間、若者の身近に起きているデートDVをなくす活動をしてきました。

若者と子ども向けデートDV防止(予防)プログラムを作り、さまざまな学校に出前授業をしてきました。実施者の養成も2006年からおこなっていて、講座修了者(アウェア認定者)が全国で活動しています。

しかし、コロナ危機で、アウェアの認定者が学校へ出向いてプログラムをおこなうことができなくなりました。

コロナ危機の中、若者たちの危機は増し、デートDVや妊娠を心配する相談件数がコロナ前より増えているそうです。

そこで、できることはなんでしょうか?

行政や学校関係者の皆さま、ぜひデートDV防止(予防)啓発パンフレットを作る予算を獲得し、その制作をアウェアにご依頼ください。そして子どもたちに配布してください。

情報は力です。子どもたちを守るために、今できることをしてください。

アウェアのパンフの一部の見本を下記に掲載します。

体裁:A5版 中綴じ 16頁(表紙を含む) 全頁フルカラー

冊子の作成を、1部70円ぐらい(9000部の場合)から140円ぐらい(2000部の場合)で請け負います。裏表紙には地域の相談先リストを作って掲載します。遠慮なくお問い合わせ、ご相談ください。

パンフの内容は次の通りです。

ハルナとトモヤの場合(男の子から女の子へのデートDVの場面)

ケンとエリの場合(女の子から男の子へのデートDVの場面)

漫画を見てどう思う?

デートDVってなに?

いろいろな暴力って、どんなこと?

デートDVって、どのくらい起きているの?

どうしてデートDVするの?

デートDVされている人はどうなるの?

デートDVは、なぜ起きるのかな?

それってどうなの?どうしたらいいの?(Q&A)

ステキな交際をするために

あなたはデートDVされていませんか?

あなたはデートDVしていませんか?

 

新聞掲載:加害者更生プログラム

読売新聞に加害者の更生プログラムが取り上げられました。
3月にawareで取材が行われ、その時に撮影された写真や、加害者更生プログラム参加者のコメントも掲載されています。

興味がある方は、「読売新聞」2020年5月19日号をご覧ください。

  

ジェンダー視点の評価実務研修

アウェア・オンライン・サロン(第1回、第2回)で講師をしていただいた高橋聖子さんが、評価実務研修を企画されています。
オンラインサロンでの「ジェンダー視点の『評価入門講座』」は、とても好評でした。実践編に関心のある方はぜひどうぞ。

※お申込みはawareではありません。ご希望の方は、下記申込サイトにて手続きを行ってください。

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[2回シリーズ&オンライン開催] ジェンダー視点の評価実務研修
参加者募集 (6/12締め切り、先着順)
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少人数で、ジェンダー視点の評価実務を学ぶ研修です。
3時間x2回=計6時間 で実施します。
週末開催と平日夜開催が選べます。

お申込みサイト:  https://evaluation.peatix.com/

・各回定員8人に達し次第締め切ります(最終締め切り 6/12 18:00)
・参加費 2回参加分で7,000円

===週末開催==============================
6/13(土)、6/20(土) 各回とも9:00-12:00

===平日夜開催============================
6/17(水)、6/24(水) 各回とも18:30-21:30

★★★この研修を受けると★★★

・助成金申請書や報告書作成のスキルがアップする
・ロジックモデル作成、ファシリテーションができる
・事業の価値の見える化ができる
・ジェンダー主流化が理解できる
・SDGsへの貢献の見える化ができる

等の知識を得られることが期待されます。

少人数演習と議論を多めに行うことで、ジェンダー視点のプログラム評価の具体的な進め方がわかります。また、参加者のモヤモヤ・疑問も丁寧に一緒に考えます。

★★★こんな方におすすめ★★★
・ジェンダー課題にかかわる事業を評価をつかってより良いものにしたい方
・プログラム評価には興味があるけれど、具体的な進め方を演習を通して学びたい方
・ジェンダー視点のプログラム評価に関心のある方
・SDGsへの貢献を見える化したい方

===お申込み===
こちらのサイトからお申込み
https://evaluation.peatix.com/

===研修内容(予定)===

第一回
(1) プログラム評価の概略
(2) ジェンダー視点の評価
(3) 問題分析
(4) ロジックモデル作成演習

第二回
(1)ジェンダー視点の指標設定と評価計画
(2) データ収集・分析演習
(3) レポーティング、評価結果の活用
(4) SDGsへの紐づけ

===講師・高橋聖子===

1997年から国際NGOの職員として、また、2014年からはフリーランスのコンサルタントとして、国内外で社会課題の解決を目指す団体の伴走支援を行ってきました
事業戦略のブラッシュアップ、データ収集・分析、よりよい事業の在り方や新たな展開を検討する「プログラム評価」を専門としています。
現場を第一に考え、現場で活動されている方々から学ぶ姿勢をもつこと、各団体の力と事業の効果を最大化するコンサルティングを心がけています。

<所属>
インクルラボ 代表 / フリーランス・コンサルタント(プログラム評価、ジェンダー、防災)
明治大学プログラム評価研究所客員研究員

<専門領域>
プログラム評価(事業戦略策定支援、データ収集・分析、報告)
ジェンダー主流化
防災における男女共同参画
ワークショップ設計
ワークショップ
ファシリテーション
SDGs

===オンライン版への参加にあたってのお願い===

オンラインミーティングツール「Zoom」を使用して行います。事前に「Zoom」のインストールをお願いいたします(使い方:
https://hashikake.jp/articles/how-to-zoom-ep01)。

研修前日20:00までに、当日のオンライン講義のURLとパスワードをお送りいたします。