動画 アリス・ラヴァイオレット 「共同親権とDV―アメリカから見る地平(実態)」

アリス・ラヴァイオレット
共同親権とDV―アメリカから見る地平(実態) (アリスさん動画#3)

米国カリフォルニア州在住のDV(正式にはIPV:Intimate Partner Violence)の専門家アリス・ラヴァイオレットさんの動画「共同親権とDV-アメリカから見る地平(実態)」です。

DV被害者と加害者双方に関わってきたアリスさんが、DVの視点から共同親権/共同養育の問題を語ります。

アリスさんは、DVがなくても離婚に際して当事者双方はいがみ合いがちである事実を指摘し、「DV専門裁判官/裁判所でなければ、裁判でDVによる離婚なのかどうか、見極めるのが難しい」と強調します。
離婚後、DV加害親と子どもとの面会交流の実施など、被害親と子が暴力の影響から逃れるのが難しくなる理不尽な状況についても語られます。

日本では、法務省の法制審議会が共同親権/共同養育導入の方向で検討を進め、試案提示後に意見公募(パブリックコメント)します。
離婚後の子育てについてはDV被害者を含む親にとって非常に切迫した問題ながら、共同親権/共同養育がもたらす課題についての理解が一般には浸透していません。
既に導入されている米国ではどんな状態なのでしょうか。アメリカの実態から日本にとって何が必要か、掴みとっていただける機会です。

※この動画は、2021年8月1日に行った『力と支配:ジェンダーに基づく暴力の根絶を目指して』本編Vol.3「力と支配~女性差別とDV被害、そして支援」の一部です。

〇動画について
・動画再生時間:17分34秒(日本語字幕付き)
・販売価格:900円(税込)
・視聴期間:購入後1か月間
・購入方法:オンラインショップにて
https://aware2002.stores.jp/items/62fc93c6214425434e670035
・視聴方法:
オンラインショップで購入手続きが完了すると、PDFがダウンロードできます。PDF記載のURLでご視聴ください。
※URLを記載したPDFは、PCでのみダウンロードできます。PCの環境がないなど、うまく視聴できない場合はご連絡ください。

〇アリスさんについて
米国のDV(正式にはIPV:Intimate Partner Violence)の専門家で、加害者プログラム実施の先駆者として全米に知られています。連邦、刑事及び民事裁判において専門家として見解を述べることを許される「専門家証人」(米国連邦証拠規則に基づく)です。DV被害者および加害者に関する出版物多数。米国内外で講演し、米国務省向け講演者リストに登録されています。

さらに詳しく知りたい方は、以下のHPをご覧ください。
https://alycelaviolette.com
TED TALKにも出演
https://www.youtube.com/watch?v=0QfNE4F0_2s

〇アウェアで販売中のアリスさんの動画
・私の被害者支援の歩み(アリスさん動画#1)
・DV被害女性への具体的対応(アリスさん動画#2)
・共同親権とDV(アリスさん動画#3)
ご購入はこちらから→
https://aware2002.stores.jp/?category_id=621ab30fe8592601aa1fa603

動画 アリス・ラヴァイオレット「わたしの被害者支援のあゆみ」

DV被害者支援歴が44年、DV加害プログラム実施歴が43年に及ぶアリス・ラヴァイオレットさん(米国カリフォルニア州在住)。1970年代のシェルター開設期から、多くの当事者とともに歩んでこられました。そんなアリスさんのDV被害者支援に関わる動画販売を開始します。

アリス・ラヴァイオレット「わたしの被害者支援のあゆみ〜カリフォルニア州での実践と制度」(アリスさん動画#1)

※この動画は、2021年8月1日に行った『力と支配:ジェンダーに基づく暴力の根絶を目指して』本編Vol.3「力と支配~女性差別とDV被害、そして支援」の一部です。

〇本講座に参加者された方の感想
◆DVということの理解や支援が整っていない時代から、ひとつひとつ経験を積み重ねてこられた経緯のお話は臨場感あふれるもので、とても興味深く聞き入ってしまいました。
◆被害者の気持ちに寄り添って、語ることを促し続け、相手が変わっていくのに付き合う。そして行動を起こすための情報を伝える。孤立させないために辛抱強く関わっておられることに敬服です。
◆どの相談者に対しても、誠実に愛と信念をもって接しているアリスさんの姿に頭が下がると同時に、どんなに困難な状況にある女性でも、たくさんのサポートを得ることで、状況を変えて、自分の力を取り戻して新しい人生を切り開いていけるという事実をみせてもらって、たくさんのヒントと希望をもらいました。

〇動画について
・動画再生時間:32分21秒(日本語字幕つき)
・販売価格:900円(税込)
・視聴期間:購入後1か月間
・購入方法 https://aware2002.stores.jp/items/62c4fcaad191234887eb2002
・視聴方法:オンラインショップで購入手続きが完了すると、PDFがダウンロードできます。そのPDFに記載してあるURLでご視聴ください。
(URLを記載したPDFは、PCでのみダウンロードできます。PCの環境がないなど、うまく視聴できない場合はご連絡ください。メールで視聴用URLをお知らせします。)

〇アリスさんについて
米国のDV(正式にはIPV:Intimate Partner Violence)の専門家で、加害者プログラム実施の先駆者として全米に知られています。連邦、刑事及び民事裁判において専門家として見解を述べることを許される「専門家証人」(米国連邦証拠規則に基づく)です。DV被害者および加害者に関する出版物多数。米国内外で講演し、米国務省向け講演者リストに登録されています。

さらに詳しく知りたい方は、以下のHPをご覧ください。
https://alycelaviolette.com
TED TALKにも出演
https://www.youtube.com/watch?v=0QfNE4F0_2s

「Stop!面前DV 子どもの笑顔のために」上映会

アウェアは、2021年度に東京都江戸川区から委託を受け、「面前DV」根絶を目的とする動画『Stop!面前DV 子どもの笑顔のために』を制作しました。

2022年6月22日に、DVと児童虐待防止に関わる団体や個人を対象として、本動画の上映会を行ったところ、全国各地から多くの参加があり、大変好評でした。

虐待防止関係の方で、オンライン上映会をご希望の場合は、問合せフォームからご連絡ください。
問合せフォームはこちら https://aware-jp.com/contact/

*関連の「朝日新聞デジタル」の記事https://www.asahi.com/articles/ASQ6N7HCWQ6HUTIL01J.html

都議会議員の方向けに、デートDV防止教育の研修会を行いました

6月14日、東京都議会議員の方々を対象に、研修会「デート DV 防止教育をすべての子どもたちに」を行いました。アウェア認定・デートDV防止プログラム・ファシリテーターからの報告です。

アウェア認定者 向井ゆうこ

本日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
「都議向け研修会」に参加しますと名乗り出た際には、傍聴するつもりでおり、私自身の体験談を話す機会をいただけるということに驚きました。

また私の中では、謁見室のような場所で議員1~2名に対しアウェアの活動の話を聴いてもらう小規模な会だと考えていました。
しかし蓋を開ければ、大きな会議室で16名もの議員や書記が集まっていただき、同時にオンラインでの参加の議員も6名、更には、参加できなかったので、と資料だけでもとお声がけくださった議員も3名もいらっしゃるほど大きな会でした。

そんな中で「DVの被害体験の当事者」として紹介いただき、どうやって私がアウェアにたどりついたのか、そしてなぜ当事者になったのかという話をしました。また現在もDV問題を抱える家庭としてどのようなことに困っているのか、これまでの体験の中でどのようなことが起こったかなども話しました。

ご参加いただいた皆様から熱心に聴いていただいている視線を感じ、あれもこれもと多くの気持ちをお伝えすることができました。その中で東京都としてもっとデートDV講座を普及して欲しいこと、デートDVは特別な人たちの問題ではなく、根本の「力と支配」の構造はいじめや体罰などの学校が抱える問題とも共通しているものであることをお伝えしました。

その後の質疑応答も盛り上がりを見せ、熱気のある状態で会が終了しました。改めて本日はアウェア本部スタッフの力強いエネルギーを間近で体感する貴重な一日となり、感銘を受けました。またこのような大きな会として開催できたのも、部屋の予約や超党派でとりまとめをしたり、ハイブリッドで開催するためのセッティングをしてくれた議員2名のお力添えがあったからだと伺い、心より感謝申し上げます。

 

研修会のちらしはこちら

東京都江戸川区からの委託で事業を行いました

2021年度、アウェアは東京都江戸川区から委託を受け、以下の事業を行いました。

◆オンライン・プログラム「チェンジ」
1回目:2021年7月上旬(2時間)
2回目:2021年7月下旬(2時間)

◆アウェア講座「母親プログラム」
1日目:2022年2月中旬(2時間)
2日目:2022年2月下旬(2時間)

◆アウェア講座「父親プログラム」
1日目:2022年2月中旬(2時間)
2日目:2022年2月下旬(2時間)

◆動画制作「ストップ!面前 DV」(15分)
DV の暴力によって子どもが受ける心理的影響を軽減していくために、面前 DV問題について親の意識を喚起し行動の変容を促すことを目的として制作。対象を面前 DV 及び DV の当事者を念頭に「特定多数」としました。

※いずれも、江戸川区児童相談所の業務の一部として実施されました。

アウェアのイメージイラストができました!

アウェアのイラストを あまぐり仔 さん(アウェア認定デートDV防止プログラム・ファシリテーターの栗田みえ子さん)に描いて頂きました。

「DV加害者プログラム」「デートDV防止プログラム」「DV被害女性プログラム」「ジェンダー平等プログラム」。4輪で、ジェンダー平等・公正 社会を目指します。

 

アウェア・オンライン・サロン#8

2021年12月8日、アウェア・オンライン・サロン#8を行いました。
25人の方からお申込みいただいて、学びあり、意見交換ありの、2時間となりました。

アウェア・オンライン・サロン #8「わが家の夫婦別姓」
ゲスト:大野真理子さん

 

終了後のアンケートより

★お話を聞いていて結婚した当初に感じていた納得のいかなさや憤りをありありと思い出しました。自分が「仕方のないことだ」とあきらめ引き受けてきたことを、当たり前だと引き受けずに闘った人の話が聞けて、勇気をもらいました

★今まで、夫婦別姓に対して、特に意識をしていたわけでもない私には、大野さんの体験からのお話はとても考えさせられました。結婚して夫側の姓になるのは自然なことというか、みんなそうしていることと、何ら疑問も感じずただただ思っていた自分を強く認識しました。

★別姓を選択できないことの不便さ、不自由さを突き付けられたお話でした。(中略)前に小学生の女の子が、私の名前は結婚したら名字が変わるからどんな名字にでも合うようにってつけたんだってというので、そんなことないよ、今の名字を選ぶこともできるんだよって言うとものすごくびっくりされました。

★体験を元にしたお話が臨場感たっぷりで、大変分かりやすかったです。特に「DV加害者の多くが「妻が(結婚により、自分の)姓に変わったことが、所有意識につながったと話す」に、ハッとしました。

★昔なら女性に話し合いはなく合わせるか結婚止めるかしなったです。選択肢がなかったです。みんなでジェンダー平等のために別姓に向けて頑張りましょう。

 

◆大野さんからのメッセージ◆企画の案内文より

ウチの娘は中学生の頃「以前は、夫婦で苗字が同じ人って、たまたま同じ苗字の人と結婚したのかと思っていた。」と言っていた。それから「いや、今は同じ方が多くて、ウチの方が珍しいんだ、と、分かっているけど。」とあっけらかんと続けた。
「夫婦別姓って、子どもがかわいそう」こんな風に「心配」( ? ) する人を時折見かける。「親が変なことするから、迷惑している」と言う子だって、いるかもしれないけれど、幸い、少なくとも、ウチの子はそうは思っていなかったようだ。

夫婦別姓が国政選挙の争点のひとつに取り上げられていた。
一応、当事者としては、なんとなく義務があるような気がするので、言わせて下さい。いや、厳密にいえば、夫に通名使用させている「当事者の妻」として、夫の不便解消のため、貢献できることがあるならしなくては、と思うのです。
お付き合いいただければ、幸いです。

◆アウェア・オンライン・サロンについて◆
DVも性差別もないジェンダー平等社会をつくるため、自分の中のジェンダー規範を学び落とし、ジェンダー不平等について問題意識を深めると同時に、まわりの人に「気づき」を促せるよう学ぶ場です。「ジェンダー平等」をテーマの主軸に、毎回ゲストを招いて学習と交流の場を設けています。

次回(#9)は、2月25日(金)19時~です!

おうちジェンダー平等 はじめよう(新刊)ご案内

DVと子どもへの虐待は密接に関連しています。DVのある家庭で育つこと、それ自体が子どもにとっては恐怖と不安を抱える虐待経験です。
アウェアはこの度「DVと子どもへの虐待の根絶をめざして―おうちジェンダー平等 はじめよう―非暴力の子育ての手引き」を出版しました。

本冊子は、DVの主要な問題と、別居(離婚)後の子育て課題をともに扱います。ジェンダー平等・非暴力の子育てを実践するための情報が詰まったツールボックスであり、DV家庭で育った人たちやDVの被害者である親にとっては、自身のエンパワメントにつながるヒントが満載。DV加害者である親にとっては、暴力が子どもに与える影響を細部にわたって学ぶ、子育て学び直しの教材になります。

関わるおとなたちの姿勢によって、子どもたちの未来が変わります。
家庭から、ジェンダーに基づく暴力であるDVを一掃するために、おうちジェンダー平等はじめましょう。そして、おとなが虐待につながる価値観を手放して、非暴力の子育てを学び直しましょう。

子どもたちの健やかな成長のために、すべての親と子ども支援に関わる方々に、本冊子の情報を広めていただけたら幸いです。なぜなら、ジェンダーに基づく暴力の次世代への連鎖を断ち切りたい、とわたしたちは切に願うからです。

 

DVと子どもへの虐待の根絶をめざして
―おうちジェンダー平等 はじめよう―
非暴力の子育ての手引き

〇目次
1章 子どもたちのために
子どもとの関わり方 学び直しプログラム実施者のための手引
DVで別居や離婚をした親 / おとなのための 12 週プログラム
著者 Alyce LaViolette,M.S.  翻訳 志堅原郁子
2章 ジェンダー平等・非暴力の子育て
アウェア DV 加害者プログラムより
3章 ジェンダー平等・非暴力の社会をめざす
アウェアの活動の4つの柱

〇発行元等
編集・発行元  アウェア
2021 年 12 月発行
A4判 110頁
定価 本体価格 1200 円+税(送料別)
※送料:3冊までのご注文は370円、4冊以上の場合は無料でお届けします。

〇購入方法:オンラインショップより
https://aware2002.stores.jp/
※お見積りや請求書が必要な場合など、何かありましたらアウェアまでお問合せください。

〇問合せ:アウェアまで
https://aware-jp.com/contact/

Download (PDF, 850KB)

12/17「DV加害者放置したままでいいですか 第5弾 ~DV加害者プログラムの再現と体験~」

「ジェンダー平等を実現しよう!」を開催テーマとした、NWEC(国立女性教育会館)フォーラム2021が行われています。awareが参加している「DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク」(PREP-Japan)も、出典プログラムNo,7として、12月17日(金)にオンラインセミナーを行います。

DV加害者プログラムを「体験」というかたちで知っていただける機会です。ぜひご参加ください。https://forum.nwec.go.jp/programs/no07/

なお、NWECフォーラムの申込みフォームからのお申込みが、うまくいかない場合もあるようです。お困りの場合は、気軽に prep.co.jp@gmail.com までご連絡ください。

「DV加害者放置したままでいいですか 第5弾 ~DV加害者プログラムの再現と体験~」
12 / 17 (金)19:30-21:00
参加申込締切日:12 / 16 (木)
参加費:無料
定員:200人
主催:DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク(PREP-Japan)

DV被害者支援の一環として、DV加害者更生教育プログラムはあります。加害者が変わることが、DV被害者の安心・安全の第一歩ではないでしょうか。

今回のPREP-Japanワークショップは、DV加害者更生教育プログラムを各地で実施するなかまがファシリテーターや参加者役となって、ある日のプログラムのようすを再現します。また、参加者のみなさまにも、実際の教材を用いて、プログラム体験をしていただきます。

「DV加害者放置したままでいいですか 第5弾~DV加害者プログラムの再現と体験~」
①「DV加害者プログラムとは」(加害者プログラムの基礎知識)
②「ある日のふりかえりから~DV加害者プログラムの再現と解説~」
③「教材を用いたDV加害者プログラム体験と解説」

*さまざまな暴力の話題になるため、ご自身の体調にあわせて無理のないようにご参加ください。

・参加登録と、12月17日のPREP-Japanワークショップへの申込みを以下よりお願いします。
・前日頃に、ZOOMのURLをお送りする予定です。

★NWECフォーラム特設サイト:https://forum.nwec.go.jp

★新規参加登録 → ユーザー名(半角英数字)→ 視聴区分(個人視聴)
名前→ ふりがな → 団体名(PREP-Japan)
ご自身のメールアドレス 以下 順に記入し送信

★登録したメールアドレスに ログインのための案内とパスワードが届く
(ここで安心しないでください!!!じつは、ここからが参加申込み)

★「ログイン」のところをクリック→パスワードを貼り付ける

★特設サイトにログイン

★「プログラムに参加するには」をクリック

★「安心・安全な社会づくり」をクリック

★「NO7DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク(PREP-Japan)
DV加害者放置したままでいいですか 第5弾 ~DV加害者プログラムの再現と体験~」をクリックし、申し込む

*申込みがうまくいかない方は、PREP-Japanまでお問い合わせください。
prep.co.jp@gmail.com

*お時間があるときに、PREP-Japanのウェブサイトものぞいてください♫web:https://prepjapan.wordpress.com/

主催・お問合せ DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク
Coalition of IPV Perpetrator Re-Education Programs-Japan
Email:prep.co.jp@gmail.com
web:https://prepjapan.wordpress.com/
facebook://www.facebook.com/PREP.Japan/