デートDVの加害者・被害者、その親のための相談

学校現場では「デートDV」を見聞きすることが多く、教職員が対応に苦慮しているという声が聞かれます。デートDVへの対応は難しく、DVやデートDVについて深く理解していることが必要です。アウェアでは活動の実践を生かし、デートDVで悩む、被害者・加害者とその親のための相談をいたします。
加害者と被害者はいっしょにはしません。別にいらしてください。保護者の方はいっしょにいらしてもいいですが、最初は別々に話を伺います。

■日時
火曜日から金曜日、午後1時から6時までの間、又は土曜日午後12時から4時までの間で行います。1回1時間半くらいで予約制です。

■場所
アウェア 東京都千代田区 JR水道橋駅東口から徒歩3分

■面談料
1回 8,000円
被害者の方で、経済的にお困りの方はご相談ください

■お申し込み方法について
下記のメールか電話で申し込みをしてください。

【連絡先】アウェア aware
TEL : 03-3292-5508
FAX : 03-3292-7550
E-mail : info@aware.cn

トラウマから回復するための男性サポートグループ

■グループの目的
何らかのトラウマ体験をもっている「DV加害者」の男性が、自らの体験を安全な場で話して、聴いてもらう時間をもちます。「男らしさ」の抑圧から自由になり、聴くことの大切さも学びます。そのことにより自分自身の気持ちと向き合い、他者とのかかわり方を見直し、仲間の助けを借りて自分の傷から回復することを目指します。

■参加者の要件
・アウェアの加害者プログラムに参加している男性。
・安全な場を作るためのルールに同意する方
・できるだけ休まず参加をすると決めている方
・アウェア加害者プログラムの参加を優先とする方
  (これはあくまで加害者プログラムに対して補助的なプログラムです)

■日時
月2回実施 基本的には第1、3日曜日 11:00~13:00

■場所
東京都千代田区 JR水道橋徒歩3分 アウェア

■参加費
1回 3,000円

■講師紹介
藤田尋美(ふじた つぐみ)再評価カウンセリング北東関東地域照会者

お申し込み方法 アウェアまで直接申し込んでください
【連絡先】アウェア aware
TEL : 03-3292-5508
FAX : 03-3292-7550
E-mail : info@aware.cn

パンフの請負制作

子どもたちをDVの加害者にも被害者にもさせないために
アウェアがこれまでの経験に基づいて
デートDV防止・啓発パンフレットを企画製作します

アウェアの啓発パンフレット
学校現場では「デートDV」を見聞きすることが多く、教職員が対応に苦慮しているという声が聞かれます。デートDVへの対応は難しく、デートDVについて深く理解していることが必要です。アウェアではデートDV防止プログラムの実践を生かし、子どもたちが「DVする人にも、される人にもならない」ための啓発パンフレットの製作のお手伝いをします。

アウェアの啓発パンフレットの特徴
・アウェアの「デートDV防止プログラム」の経験を生かして構成しています。
・マンガやクイズ、チェックリストなど若者に親しみやすい工夫がしてあります。
・マンガやデザインなどは経験豊富な専門家が当たります。

制作例:

大分県のパンフレット
http://www.pref.oita.jp/13100/date-dv/

啓発パンフレットの内容(例)
(1)デートDVの事例(マンガ)
(2)DVへの理解(クイズ)
(3)デートDVの要因
(4)デートDV される人にもする人にもならないために
(5)デートDVの見分け方
(6)友だちへのサポート

神奈川県のパンフレット


千葉市のパンフレット


その他、宮城県、東京都千代田区、長岡市、堺市のパンフレットも作りました。

パンフレットの制作のご相談は
【連絡先】アウェア aware
TEL : 03-6272-8770
FAX : 03-6272-8771
E-mail : info@aware.cn

DV行動をやめたい男性たちのためのグループ・プログラム参加者募集中

awareアウェアはプログラムへの参加者を募集中です。妻やガールフレンドに暴力をふるってしまう自分をなんとか変えたいと思っている男性が対象です。同じ問題を抱えている人たちといっしょに、自分を変えませんか。勇気を出してご連絡ください。

■日時
毎週土曜日の16:00から18:00(8~12人)
         19:00から21:00(8~12人) 
毎週日曜日の15:00から17:00(8~12人) 

○空きがあればいつでも参加できます。
○夏休み、年末年始休みなどがあります。
○連休の土・日は休みます。(例外もあり)

■場所
東京都千代田区 JR飯田橋駅東口徒歩4分
(面接日時が決まったら詳細をお知らせします。)

■参加費
1回 3,000円(参加時にお支払いいただきます。)
その他入会金等はありません。

■プログラムについて
アメリカ、カリフォルニア州で実施されているDV加害者向け教育プログラムを応用しています。52回以上参加していただくプログラムです。暴力をふるう自分を変えるのは時間がかかると覚悟してください。

■実施者(ファシリテーター)について
アメリカ、カリフォルニア州認定のDV加害者プログラム実施者向けトレーニングを修了し経験を積んだファシリテーター及びそのスーパーバイズのもとで研修後経験を積んだザバイバー(DV被害を乗り越えた女性)が担当します。

■お申し込み方法について
まずメールか電話で事前面談の予約の申し込みをしてください。
初回面談は火曜日か金曜日の午後1時からか3時からのみですが、2回目と3回目は土曜日の午後2時からも行います。
グループに参加する前に全部で3回面談を受けていただきます。2回目は怒りのコントロールやDVについての基本的な学習をしていただき、3回目は参加のルールやプログラムの予定などについて説明します。

面談はそれぞれ1時間ずつで、面談料は1回につき8,000円です。

なお、2回目と3回目の間にはパートナーと面談させていただきます。
パートナーへの面談は2時間ほどかかり、料金は10,000円です。男性の2回目の面談の際、合わせてお支払いいただきます。パートナーではなくて、加害行動をした方(DVの責任がある方)にお支払いいただきます。

【連絡先】 aware アウェア
TEL : 03-6272-8770
FAX: 03-6272-8771
E-mail : info@aware.cn

デートDVチェックリスト

親密な関係になってしまうと、支配や暴力が見えなくなってしまいます。次のチェックリストを使って、自分自身や相手の行動をチェックしてみてください。

■デート相手の暴力的態度の見分け方
デートDVのサインを見つけるため、デート相手の態度について質問に答えてください。

〜 デート相手は… 〜
□あなたのことを「きたない」「バカ」など人をおとしめるいやな言い方で呼びますか。
□あなたが他の用事で会えなかったりすると、自分を最優先にしないと言ってふてくされたり、怒ったりしますか。
□あなたが誰と話すか、家族や友だちの誰といっしょにいるかなど、何でも知りたがって聞いてきますか。
□しょっちゅう携帯に電話してきて、あなたがどこで誰と話したり会ったりしているかチェックしますか。
□怒ったときに物にあたるなど、あなた怖いと感じるような態度・行動をしますか。
□あなたへの怖い態度や行動をしたあと謝ることが多いですか。
□すごくやさしいときと、すごくいじわるでいやな態度のときとが極端ですか。具体的には「俺(私)には君(あなた)しかいない」とやさしく言ったかと思うと、「おまえ(あんた)は本当にばかだ」とばかにしたりするなど。
□ふたりがけんかしたとき、あなたが怒らせるようなことを言ったからだとか言ってあなたを責めますか。
□あなたが何かについて話そうとすると話をそらしたりして、あなたの話をちゃんと聞いてくれないことが多いですか。
□よく約束を破りますか。
□あなたの携帯をチェックして、男(女)友だちのメールやアドレスを消せと命令したり、消してしまったりしますか。
□「僕(私)のことが好きならいいだろう」とあなたが気が進まないことをさせますか。
□あなたの希望や考えを尊重しないで勝手に決めることが多いですか。

●ひとつでも該当する項目があったらデートDVではないかと考えてみましょう。

■自分が暴力的な態度をとっていないかチェック

〜 あなたは… 〜
□デート相手が自分の意見に従わないといらいらしたり怒ったりしますか。
□相手が自分だけでなく、他の人とも仲良くしているのに嫉妬して責めたりしますか。
□相手がどんな人とどんな話をしているのか、とても気になって聞いたりしますか。
□相手に何をするか、誰と話すか、どこへ行くか、何を着るかなどについて指示し、それは相手のためだと思っていますか。
□相手に向かって「俺(私)とあいつ(ときに人、物、ことがらなど)のどっちが大事なんだ!」という言い方をしますか。
□腹を立てたとき、相手の目の前で物をたたいたり、壊したり、投げたりしますか。
□腹を立てたとき、相手の腕や肩をつかんだり、押したり、たたいたりしたことがありますか。
□あなた自身の問題や自分がいらいらしていることを、相手のせいだと責めたことがありますか。
□相手がしたことをとがめるとき、相手をたたいたりしますか。
□いつも相手をリードしなければと思っていますか。
□ふたりのことでも、相手の考えや希望を尊重しないで、自分ひとりで決めることが多いですか。
□相手は自分より劣っていると思いますか。
□付き合っている相手を「自分のもの」だと思っていますか。

●ひとつでも該当する項目があったら自分の態度・行動を見直しましょう。

DVとデートDV

おとなのDVもデートDVもまったく変わりません。同じことが、同じ目的
と同じ要因で起きています。違いは、ふたりが結婚しているかどうかだけです。若者たちの間ではセックスすることで、暴力行為が始まることが多いです。一度セックスしたことで、相手を自分のものとか、所有物のように考えることから相手への支配は始まります。しかしどちらも愛しているから、愛されているからと考えるので、暴力をふるうほうもふるわれるほうも、起きていることが暴力でありDVであることに気づけません。相手を独占することが愛することだと勘違いしています。束縛するのが愛だと思っています。ですからまわりの大人たちは、子どものけんか・いざこざなどと軽く考えたら危険です。