■アウェア認定デートDV防止プログラム・ファシリテー向け     フォローアップ講座

【認定者限定】
アウェア認定デートDV防止プログラム・ファシリテー向けフォローアップ講座

2006年、2007年、2008年度の認定者で認定を維持したい方は2日間受講必須です。
2009年度認定の方もぜひご参加ください。全国に誕生した200人以上の認定者の
皆さまのためにふたつの会場で開催します。ご都合のいいほうにお申し込みください。
認定者たち同士の学びの場を皆さんで盛り上げてください。

東京会場 2009年9月20日(日)と21日(祝)
両日とも:午前10時~午後4時
会場:全水道会館(水道橋駅徒歩2分)地図

大阪会場 2009年9月22日(火で祝)と23日(水で祝)
両日とも:午前10時~午後4時
会場:大阪国際会議場 地図

*内容の詳細は追ってアップします
 
*参加費はどちらの会場とも2日間で1万円です。
*実践報告をしてくださる方やグループを募集します。
 ふるって名乗り上げてください。お1人でする場合は30分以内、グループでさ
 れる場合は1時間以内でお願いします。ただしお申し込みが多い場合は時間が
 短くなることもあります。
*お申し込み受付は2009年6月1日から始めます。どちらの会場にも都合で
参加できない方には、実施後講座の資料をお送りするので、それについてレポー
トを書いて提出していただきます。テープ研修の費用も参加費と同じく1万円で
す。
おひとりでも多くの認定者の皆さまのご参加をお待ちします。

お問い合わせ先:メールinfo@aware.cn

DV加害者プログラム・ファシリテーターを目指す方のための 100時間研修

●ステップ1(20時間)DV加害者プログラム基礎講座
DV加害者プログラムがどんなものかを学ぶ基礎的講座です。
ステップ1
日時:2009年10月12日(月で祝)午前10時~午後5時
          13日(火)    午前9時~午後5時
          14日(水)    午前9時~午後4時

講座内容:
1)DVにまつわるまちがった俗説   
2)DV加害者とは  
①DV行動パターンのタイプ  
②口論中DV加害者のしていること 
③DV加害者とは         
 ④DV加害者はどのように作られるか  
3)DV加害者プログラム
 ①どんなプログラムが必要なのか      
②ファシリテーターの仕事    
4)アウェアのDV加害者プログラム 
①特徴 ②内容 ③長さ ④被害者支援  
5)参加者の特徴 
6)グループでの進め方
7)プログラムの成果
①変化へのステップ         
②変わる人と変わらない人
8)問題点と課題
9)心理カウンセリングとDV加害者
①カップルカウンセリングの危険性  
②個人カウンセリングや心理療法の危険性 
 ③DVと依存症 類似点と相違点 
10)DV加害者対策
①日本のDV対策の現状 
②日本のDV加害者プログラム実施状況 
*取材番組のDVDやグループで話し合っているDVDなどの上映、参加しているDV加害者及び被害者の話を直接聞く時間を設けます。

講師:アウェア代表 山口のり子
会場:全水道会館(JR総武線 水道橋駅すぐ)
定員:50名(定員になり次第締め切ります)
参加費:45,000円
ステップ゚1はどなたでも参加できますがステップ2と3には参加要件があります。ステップ2と3にも興味のある方は下記すべてをご覧になってご了解のうえで、ステップ1にお申し込みください。

お申込方法
お申し込みメールに下記事項をお書きになり、
info@aware.cnまでお送りください。(※印は必須)
・受付開始は7月1日です。
・研修名 DV加害者プログラム研修 ステップ1
・ふりがな※
・お名前※
・性別※
・生年月日
・郵便番号※
・ご住所※
・お電話番号※
・Fax番号
・メールアドレス※
・ご職業/お勤め先
・参加動機(簡単で結構です)
・詳細のご連絡方法※ 会場や会費振込先の詳細を折り返しご連絡します。次の中からご希望の方法をお選びください。
 1.Eメール 2.FAX 3.郵送

ステップ2とステップ3について
ステップ1を受講した方で、ファシリテーターを目指す方のための100時間(ステップ1を含めて)研修です。下記のように参加要件があるため、お申し込みは先着順ではないことをご承知おきください。ステップ2を受講するためには、ステップ3の受講が必須条件です。

●ステップ2(20時間)DV加害者プログラム教材講座
プログラムの教材(一部)とその使い方を学ぶための講座です。
ステップ2 日時:
2010年3月9日(火)  午前10時~午後5時(6時間)
        10日(水) 午前9時~午後5時(7時間)
        11日(木) 午前9時~午後5時(7時間)
の3日間、20時間
講師:アウェア代表 山口のり子
会場:アウェアか、アウェアの近くの研修会場
定員:25名
参加費:45,000円

●ステップ3(60時間)DV加害者プログラム・グループ実習
ステップ2も受講する方のみ対象です。アウェアのDV加害者プログラムの教材を使って独自にプログラムを実施したい方は、ステップ1から3まで受講することが必須です。ステップ3を修了された方には、アウェアの加害者プログラム教材集(冊子)をお渡しします。

①アウェアの男性グループの見学(50時間)(2時間X25回)
1回の週末に3つのグループ(各2時間)の見学が可能です。
(土曜日の午後4~6時、夜7~9時、日曜日の午後2~4時)
  
②アウェアの男性グループで実施体験(10時間)(2時間X5回)
50時間の見学が終わった方には、アウェアのグループで5回、ファシリテートの実習をしていただきます。毎回準備と振り返りでアウェアがフォローします。

ステップ3 日時:
ステップ1を終了後、ステップ2と3を申し込み、参加費もお支払いいただいた方には、
2010年1月より見学を順次始めていただけます。ただし、しばらくお待ちいただく場合もあることをご承知おきください。)
会場:東京都千代田区のアウェア内
定員:10名
参加費:110,000円(教材集代を含む)

●参加要件
1) アウェアの講座で学んだことのある方
アウェアの40時間の講座(①デートDV防止プログラム・ファシリテーター、あるいは②2005年と2007年に実施したDV加害者プログラム研修会)のうち、①か②のいずれか、あるいは両方を受講された方で、下記の参加要件を満たしている方は、ステップ1を終了後、ステップ2とステップ3へ進むことができます。

2) アウェアの講座で学んだことのない方
これまでアウェアの講座を受講したことのない方は、自分自身の「学び落とし」と「学び」が必要です。そのためステップ1終了後、すぐステップ2と3へ進むことはできません。2010年に実施する予定のアウェア デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座の一部(6日間のうち5日間で26時間ほど)を受講してからステップ2と3へ進んでいただきます。詳しくはアウェアへお問合せください。  

3)DV加害者プログラムのファシリテーターになるには、人生経験も重要です。ステップ1への参加には年齢制限はありませんが、ステップ2とステップ3については、お申し込み時点で、満40歳以上の方のみにさせていただきます。

4)なおステップ2とステップ3への参加者は、下記のような要件を満たす方に限らせていただきます。

①DV加害者である(あった)方は参加できません。ただし、アウェアが認めた方は参加可能です。
②DVの被害体験をもつ方は、申し込む際に必ずお申し出ください。お申し出がなかった場合、あとでそれがわかったときは、途中でやめていただくこともあります。その場合参加費の払い戻しはできません。
③DVの被害体験をもつ方は、お申し込みの時点で、
・自分がDVの被害にあったという自覚をはっきりもっている(例:自分に正直になっている、DVの被害体験やそれが自分に与えた影響を軽く考えないでしっかり見つめている、など)
・DVの問
題を解決している(例:離婚している、など)
・被害体験から受けた影響を乗り越えている(例:自分の怒りを吐き出している、まわりの人に攻撃的になっていない、人の顔色を見ないで自己決定ができる、など)
・心のケアを充分している(例:一定期間しっかりカウンセリングを受けた、その結果DVの被害にあった体験を人の前で感情的にならずに冷静に自分のこととして話せる、など)

上記のような条件を満たすサバイバーの方に限らせていただきます。加害者プログラムのファシリテーターになる勉強をすることで、まだ解決していない自分自身のDVの問題を解決しようとしたり、回復しようとしたりすると、自分にとってもまわりの人にとっても危険です。
アメリカではDVのサイバイサーがDV加害者プログラムのファシリテーターとして活躍していますが、そういう人たちは、まず自分の問題を解決してから取り組んでいます。これを仕事として目指したいというDVサバイバーをアウェアは応援したいと考えますが、アメリカのサバイバーたちのように、まず自分のDVの問題を解決して、ケアを充分受けてから講座にご参加ください。

5)ステップ2とステップ3への参加を希望される方は、ステップ1の講座の3日間のうちに面接をさせていただき、要件を満たしている方かどうかを判断させていただきます。

6)ステップ2とステップ3を終えて、地元でプログラムを実施するに当たり、希望する方をアウェアのホームページで「アウェアのDV加害者プログラム研修会で学んだ方々」とご紹介します。しかし「アウェア」の名を使って(例:アウェア仙台)実施することはできないことをご承知おきください。
<その理由>
教材はアウェアのものを使っても、ファシリテーターの考え方・やり方でまったくちがうプログラムになります。研修を終えてプログラムを始められる方のやり方を、アウェアが監督したり指導したりしませんし、できません。ですから、アウェアが皆さんのプログラムを保証したり、責任を負ったりすることもできません。
アメリカ(カリフォルニア州)では、それを保護監察局が行います。プログラム実施者や団体から料金をとり、専門の保護監察官を年1回派遣します。そして適切にプログラムを実施していると判断したところだけに実施許可を与えます。このような仕組みが日本にもできるよう、アウェアは今後とも社会に対してメッセージを発信していきたいと思います。

7)DV加害者プログラムという責任が重くてリスクのある仕事に取り組む方は、独自に責任をもって実施していただくことになります。アウェアは皆さんとともに質の高いDV加害者プログラムを提供できるよう、学びの場をこれからも提供していきたいと考えています。

以上のことをご承知のうえで、ステップ1、及びステップ2とステップ3にお申し込みくださるようお願いいたします。

詳しいことはアウェアまでお問合せ下さい
お問い合わせ先:メールinfo@aware.cn