2010年度デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座

2010年度デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座
子どもたちをDVの加害者にも被害者にもしないためにあなたも学んでみませんか?

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、親密な関係の相手に対してふるう、身体や心への暴力のことです。これはけっして大人だけの問題ではありません。若者の間でも広くおきています。はじめはなかった暴力が、親密な関係になるとともに身体的・精神的・性的などさまざまな形でおきることがあります。それを「デートDV」と呼びます。

近年、デートDVを防止するための教育プログラムへの必要性が高まっており、アウェアは全国各地の学校や関係機関などに出向いてプログラムを行っています。そして大人が認識している以上にデートDVは深刻な状況であることも分かってきました。

アウェアはデートDV防止教育の必要性や関心の高まりに応え、年に2回、プログラムを実施するファシリテーターを養成する講座を開いています。この講座(前・後期計6日間)では、ジェンダー・バイアスなど自分自身のまちがった思い込みを学び落とし、DVとは何か、相手を尊重するとはどういうことなのか、子どもたちにどう伝えればいいのかなど、ファシリテーターとして必要なさまざまなことを学べます。また学校などですぐ使えるプログラム(例:1時間30分をひとコマとした内容)とさまざまな教材とその使い方について学べます。

6日間受講したあとでアウェアの認定(認定料は別途)を受けた方は、正式に「アウェア認定・デートDV防止プログラム・ファシリテーター(実施者)」として各地でプログラムを実施していただけます。また認定を受けられた方には、その後の情報提供や相談受付などのアフターケアもします。学校などで直接若者に接している方はもちろん、相談センターや支援機関などの担当者の方や、医療・教育機関に勤務されている方、そしてもっとDVをよく理解したい方など、ぜひこの機会にご参加ください。

☆’04年と’05年のいずれかでアウェアの「デートDV研修会」を受講された方は5,000円割引させていただきますのでお申し込みの際にお知らせください。
☆DVの当事者(加害者・被害者)の方で問題を抱えていらっしゃる方につきましては、講座の内容の関係で参加をご遠慮いただく場合がありますのでご了承ください。
☆参加費の「団体還元制度」「被害者支援制度」がありますので、詳しいことはお問合せください。
☆講座内容(一部抜粋)
◆デートDVとは何か   ◆デートDVの事例・統計  ◆要因(ジェンダー・バイアス、暴力容認、力と支配)  ◆ファシリテーターになるために必要な気づきと学び  ◆デートDV被害者の支援  ◆加害者の考え方と行動 ◆被害者はなぜ離れられないのか  ◆子どもたちを取り巻く危険な状況  ◆プログラムの内容と流れ 

大阪会場
今年の関西会場が決まりました。
会場の都合で、日程も変更になっておりますので
ご検討ください。
大阪府堺市女性センター
    (大阪府堺市堺区宿院町東4-1-27)
前期 2010年 4月14日(水)、15日(木)、16日(金)
後期 2010年 6月22日(火)、23日(水)、24日(木)


東京会場
LMJ東京研修センター
    (文京区本郷1-11-14 小倉ビル3F)
前期 2010年5月18日(火)、19日(水)、20日(木)
後期 2010年7月19日(月で祝)、20日(火)、21日(水)
いずれの会場も1日目(10:00~17:00)
          2日(9:00~17:00)
          3日(9:00~17:00)

参加費 前期 45,000円   後期 45,000円

お申し込み受付 2009年10月1日から
お申込方法
お申し込みメールに下記事項をお書きになり、
info@aware.cnまでお送りください。(※印は必須)FAX可
・研修名 デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座2010前期
・ご希望の会場※ 神戸 もしくは 東京
・ふりがな※
・お名前※
・性別※
・生年月日
・郵便番号※
・ご住所※
・お電話番号※
・Fax番号
・メールアドレス※
・ご職業/お勤め先
・参加動機(簡単で結構です)
・その他
 1、資料として研修会で共有してもいいデートDVの事例をごぞんじでしたら、その概要と対応についてお書きください。名前等は仮名でお書きください。
 2、講座へのお問い合わせ・ご希望など
 3、DVの当事者(被害者・加害者)の方で現在問題を抱えていらっしゃる方はこちらにご記入下さい(秘密は厳守します)。
・詳細のご連絡方法※ 会場や会費振込先の詳細を折り返しご連絡します。次の中からご希望の方法をお選びください。
 1.Eメール 2.FAX 3.郵送

詳しいことはアウェアまでお問合せ下さい
お問い合わせ先:メールinfo@aware.cn

DVのない社会は子育てを変えることから 

2010年度アウェアデートDV防止プログラム・ファシリテーターのためのフォローアップ講座
DVのない社会は子育てを変えることから


日時:2010年9月20日(月・祝) 午後10:00~16:00(昼休み1時間)
会場:全水道会館 大会議室
参加費:5,000円

アメリカ(ロサンゼルス)の専門家ルース・ビーグルホールさんを講師としてお招きしました。
自身がDVにさらされた子どもであり、児童虐待の被害者であるルースさんは、アメリカが社会全体でDVや児童虐待をなくすための努力を長年続けているにもかかわらずなくならない理由を考え続けました。その結果ひとつの結論に達したと言います。

それは「子育て」に問題があるということです。多くの親が子育てに怒りやおどし、ときには暴力(お仕置き)を使い、それをしつけや教育と勘違いしています。
そこで ルースさんはCNVEP(Center for Nonviolent Education and Parenting=非暴力教育・子育てセンター)を設立し、子どもの人権を尊重する教育と子育ての実践方法を全米に広める活動を続けています。

DVのない社会、児童虐待のない社会を目指して、子どもを尊重する子育ての実践の仕方を学びました。

全水道会館
東京都文京区本郷1-4-1
JR総武線 水道橋駅東口(お茶の水駅寄り)より徒歩2分
都営三田線水道橋駅 A1出口徒歩1分