ある日の振り返り(2)

今日は、たばこを辞めないある人にフォーカスした話し合いになりました。

彼:タバコは嗜好品だから、それを強制的に辞めさせようとする彼女にも問題が

あるのではないでしょうか?

他の男性:どうして今まで何度も辞めようとして辞められなかったのですか?

他の男性:パートナーは子どもや健康のためにやめてほしいと言っているのに辞

めないのは、パートナーを尊重していない表れだと思いますよ。

彼:正直言って、そのくらいのことではパートナーはどうせ出ていかないだろう

と思っています。

他の男性:「覚悟が感じられないなあ。あなた、いったい何のためのアウェアに

来ているんですか?」

他の男性:煙草をやめる気がないのに、その場を取り繕うために「やめます」と

言っているのなら、それは「嘘つき」ですよ。タバコはやめることができることなんだから、

そういうことから始めないと、ほかのことでも信頼されなくなってしまうと思います。

他の男性:禁煙治療を受けるか、家では吸わないことにして、職場では許可して

もらうとか、まずできそうなことを決めて実行したらどうですか?

など、厳しい意見が出て、次回までに何をするか決めてくることが彼の宿題とな

りました。

 

ある日の振り返り(1)

このごろ、グループでは、加害男性たちが「覚悟が足りない」とお互いに厳しく言いあうのが流行っています。

今週もある人が、しばらく来れなかった言い訳をして「アウェアに来なくても、気持ちの上では毎週土曜日はいつもアウェアとともに過ごしていました」と言ったら、みんなの失笑をかいました。

また、パートナーが別居を望んでいることに対して、「毎月生理のときには必ず別居や離婚のことを言うので、今回もやり過ごしました」とか、「僕がこんなに頑張っているのに、彼女が回復しないから関係性が変わらないと」言うので、他の男性たちからは「まったく覚悟が足りない」という厳しい言葉が彼に集中しました。

デートDV防止全国ネットワーク設立記念シンポジウム

Download (PDF, 4.84MB)


Download (PDF, 2.71MB)

 

<拡散希望>
【参加者募集】デートDV防止全国ネットワーク「設立記念シンポジウム」

【参加者募集】デートDV防止全国ネットワーク「設立記念シンポジウム」

DVはおとなだけでなく、若者の間でも起きています。
全国で始まっている予防教育をさらに確実に子どもたちに届けるため
「デートDV防止全国ネットワーク」を立ち上げ、誰も加害者にも被害者にも
ならない「デートDVのない社会の実現」をめざして、私たちは動き出します。

2018年8月26日(日)13:00~16:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(センター棟501)
設立集会 13:00~13:30
設立記念シンポジウム 13:30~16:00
資料代:1000円(学生無料) 定員:200名

・・・・・シンポジウム内容・・・・・
デートDVの背景に見え隠れする性暴力、妊娠の問題。
退学に追い込まれる高校生、誰にも相談できずに痛ましい事件も起きています。
「次世代の子どもたちに対等で尊重できる関係をつくることの大切さを伝えたい!」
そのために集い、共に考えましょう!

第1部「10代の妊娠とデートDV」
報告:「公立高校における妊娠を理由とした退学等に係る調査結果」文部科学省初等中等局児童生徒課専門官 星匡哉
報告:「電話相談から見える10代の妊娠の背景」 一般社団法人にんしんSOS東京 松下清美
基調講演:「医療現場で見る10代の妊娠と課題」 女性クリニックWe!TOYAMA院長・産婦人科医 種部恭子

第2部「子どもの未来を守るデートDV防止教育を」
コーディネーター:デートDV防止全国ネットワーク代表理事 山口のり子
シンポジスト:種部恭子、
一般社団法人ペンギンプロジェクト代表理事 上村茂仁
一般社団法人エープラス代表理事 吉祥眞佐緒
NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ 三野敬子

<シンポジウムに関する詳細 >

【参加者募集】デートDV防止全国ネットワーク「設立記念シンポジウム」

<申し込み>
★ネット上からの申し込みはこちらのURLから⇒ https://goo.gl/forms/Imo9l1UZlmXKr9Eh1
★FAXまたはメールの方は
必要事項 ?名前(ふりがな) ?所属 ?TEL ?メールアドレス をお知らせください。
・FAX:045-755-7007
・メール:ddvbousinet@yahoo.co.jp

<問合せ>
デートDV防止全国ネットワーク事務局(エンパワメントかながわ事務所内)
電話:045-323-1818