自分だけが悪いのではない、謝罪というDV:ある日の振り返り(3)

ある男性は、アウェアに入る前に、過去のDVについて謝罪の手紙を書いたそう
です。アウェアではそういうことはしないように伝えます。なぜなら時間をかけて自分を変えない限り、その前に書く「謝罪の手紙」は「謝罪というDV」をすることになるからです。

やはりその手紙は、彼女への恨み節が強く出たものになってしまい、それ以降
会うことを拒否されているそうです。

ある日、その男性にパートナーからリクエストが来たので、それについてグループで話題にしました。
リクエストは、(1)今後DVしないためにどうするのか具体的に示すこと
(2)DVした自分だけが悪いのではないという気持ちが強いことについて振り
返ること、のふたつでした。

グループの仲間の男性たちからは次のような意見が出ました。

・相手から言われたことに過剰に反応してしまっていませんか?自分がそうだったから聞きたいのですが。
・「9割は自分が悪いけど、1割は相手にも非がある」と思っていると、パートナーは敏感にそれを感じてしまうと思いますよ。
・たとえ彼女に問題があったとしても、それは彼女の問題だと考えて、自分は自分のDVの問題に集中しないと、結局ふたりの関係は修復できないんじゃあないかと思います。
・自分もアウェアに来た当初は、相手にも非があると思っていました。
今は自分を振り返ることを積み重ねるしかないと思っています。
・謝罪の言葉などの自分の一言で、関係がガラッと変わることなんてないですよ。
・彼女の不安やあなたに対する恐怖心を第一に考えることが重要だと思います。

以上のことをまず自分でしっかり考えるのがよいということになり、彼の宿題となりました。

*DV加害者プログラム参加についての詳細を知りたい方、その他のお問い合わせはアウェアまでメールください。

mail : info@aware.cn

*加害者プログラムの男性たちが話すことをたくさん紹介している本

愛を言い訳にする人たち