2019年10月28日内閣府のヒアリングに協力しました

2019年10月28日 アウェアは、内閣府によって選ばれた団体(2団体)のひとつとしてヒアリングに協力してきました。

「配偶者暴力被害者支援における機関連携及び加害者対応に関する調査研究事業ヒアリング調査」

(検討会委員)座長の中村正さんを含めて5名

(事務局)内閣府男女共同参画局推進課暴力対策推進室から3名

質問は以下のようなことでした。

・アウェアの設立経緯と活動、加害者プログラムの概要

・参加中は妻の参加も継続的にするのか

・加害者はグループのみか

・女性の実施者が入るのか

・受講中などのトラブルについて

・児相や配防センターなどとの連携について

・実施者のトレーニングについて

・コース受講の資格として支援経験とかはあるか

・修了性が地域で広がっているか

・調停での合意事項で参加する人はいるか

・現行法の中でできることを探りたい

・保護命令を受けている人の参加へは? 動機は?

・パートナーへの連絡について

・プログラムの効果測定について

・被害者に危険が及ぶケースはあるか

・被害者と加害者を見る機関が異なる場合の支障はあるか など

 

 

 

アウェアのDV加害者プログラムは「虐待」にも対応しています

アウェアのDV加害者プログラムは、DV(配偶者や恋人などへの暴力)だけでなく、子どもを虐待してしまった人への更生支援もしています。

アウェアのDV加害者プログラム(毎週2時間、52回以上参加がルール)の参加者の9割近くが「お父さん」です。その「お父さん」全員が子どもを(DVの悪影響に日々さらしているので間接的に)虐待しています。

その「お父さん」の半数以上が子どもを直接虐待(体罰する、どなる、おどすなど)しています。

ですからアウェアのDV加害者プログラムでは、このような「お父さん」たちのために、次のようなこともテーマに取り上げて時間をかけて話し合い、学び合います。

・虐待とは

・DVが子どもに与える影響

・DVが母子関係に与える影響

・子どもを使うDVとその悪影響

・子どもはすべてを知っている

・子どもの心とからだ

・DV家庭で子どもが学びがちなこと

・DVにさらしてしまった子どもに何をすべきか

・「子育て」について

・自分が育った家庭、家族、親の在り方などを振り返る

など

DV加害者プログラム研修Ⅰ開催のご案内

DV加害者と加害者プログラムの基本を学べる研修です。どなたでも参加できます。

ただし、DV加害者プログラムのファシリテーターを目指したい方は、先にDV基礎講座(2日×2回)かデートDV防止教育プログラム・ファシリテーター養成講座(3日×2回)で、DV全般と自分の価値観の学び落としをしてからでないと、この研修Ⅰのあとの研修Ⅱに進めません。DV加害者プログラムのファシリテーターを目指したい方は、来年の基礎講座(時期未定、決定次第サイトにアップします)にまずご参加ください。

DV加害者プログラム研修Ⅰ
日程:2019年
10月23日(水) 12:00~18:00
10月24日(木) 9:00~17:00
10月25日(金) 9:00~16:00

会場:アウェア(東京都千代田区飯田橋 最寄り駅 JR飯田橋駅)

参加費:45000円

お申込み:下記にご記入のうえアウェアまでメール(info@aware-jp.com)をお送りいただくと仮受付となります。

・研修名 DV加害者プログラム研修Ⅰ
・ふりがな※
・お名前※
・性別※
・生年月日
・郵便番号※
・ご住所※
・お電話番号※
・Fax番号
・メールアドレス※
・ご職業/お勤め先
・参加動機

定員:10名で、定員になり次第締め切ります。お早めのお申し込みをお勧めします。お申込みのメールを受信後、振り込み先のご案内メールをお送りします。受講料(45,000円)のお支払いが確認できましたら正式受付となります。

DV加害者プログラムと被害者支援のコラボ:対談

 

被害者支援を第一義的な目的としてお互いに協力しあえることを確認して終了しました。

DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク(PREP-Japan)主催イベントのお知らせ

****DV加害者プログラムと被害者支援のコラボ****

PREPの山口のり子代表とNPO法人女性ネットSaya-Sayaの松本和子代表が対談し、DVのない社会を目指して、両者が連携して取り組むことが必要かつ重要であることを語り合います。

日時:9月27日 18時30分~20時30分(受付18:15)
場所:水道橋あめにてぃCAFE 梨の木舎 http://amenitycafe.nashinoki-sha.com
水道橋駅から徒歩5分
101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-2-12 エコービル1階
Tel:03-6256-9517
参加費:1200円(ワンドリンク付き)会場でお支払いください。
定員:35名(要申し込み、定員に達し次第締め切ります)
申し込み先:PREP-Japan事務局に、件名を「9月27日対談イベント参加希望」と書き、
お名前、所属を書いたメールを送ってください。
Eメール:prep.co.jp@gmail.com
参加には事務局からの確認の返信が必要です。
ライブ配信:希望するPREP会員にFacebookで配信(無料)します。
配信を希望する方は事前登録が必要です。
PREP-Japan事務局にEメールでお申込みください。

対談の内容:
・加害者プログラムと被害者支援がコラボするときが来た
・なぜコラボが重要か?
・そのために何をすることが必要か?
・被害者支援が加害者プログラムに求めるもの
・被害者支援のための加害者プログラム
・DVにさらされた子どもへのケア
など

DV加害者による子どもへの虐待が次々と明るみになることで、虐待の裏にDVがあり、DVの裏に虐待があることが社会的に認知されるようになり、DV加害者への対応策がますます求められています。
そのような中で、昨年(2018年)「DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク(PREP-Japan)」が発足しました。

被害者支援としてのDV加害者プログラムを広める活動をするPREP代表と、「全国的に被害者支援団体と連携のとれた加害者プログラムを実施する必要がある」という、活動歴の長い被害者支援団体「女性ネットSaya-Saya」の代表が対談します。

会場参加者とのクロストークを交えて、今何をすべきか、具体的に何ができるか、被害者支援と加害者プログラムがいっしょにできることはなにかを模索します。

これからの新しい流れを目指す当イベントにご注目ください。

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DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク PREP-Japan
Coalition of IPV Perpetrator Re-Education Programs-Japan
Email: prep.co.jp@gmail.com <mailto:prep.co.jp@gmail.com>
URL: http://prep2018.blog.fc2.com/
Facebook:https://www.facebook.com/PREP.Japan/
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-**-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

彼女をひとりの人としてちゃんと認められない自分がいる:ある日の振り返り㊳

振り返りをした人:
あるものを家じゅう探しても見つからなかったんです。探していない所は、パートナー(彼女)の作業部屋だけだったのでそこを探しました。「ズカズカ入ってくるのはやめて」と言われたんですが、自分はそう思わなかったので口論になり、そこにあった服を彼女に向って投げてしまいました。まだ暴力を選ぶ自分がいるし、鬱積したストレスを吐き出すチャンスをうかがっていたんだと思います。

グループの男性たちからのコメント(一部):
・とても残念です。5年も通っているようだし、振り返りもあまりないから変化しているのだと思っていました。でもそうじゃあなかったんですね。

・パートナーはどうしてほしかったのかわかりますか? 
⇒彼女は、自分が彼女のスペースさえも認めていないことに対する失望や、いまだに暴力をやっていることに対する失望があったと思います。自分でも、彼女をひとりの人としてちゃんと認められない自分がいると思いました。

・今後の取り組みについては、いつどうしようと考えているんですか?
⇒その後、話をしようと思ったけど無視されています。でも実は、そのことは本当は考えたくなかったんです。今日の振り返りもしたくなかったのでものすごく悩みました。

ファシリテーター:
これまでも同じことを繰り返しているように思いますよ。自分のDV行動の基になっているバターンに気づき、そこには何があるのかをしっかり見つめ、取り組む必要があると思います。なぜなら、ここは暴力を選ばない人になるために学びをするところだから。この場で振り返りをすることだけでは、単なる自己満足に過ぎず、パートナーには何も伝わりません。どのように取り組むかを次回までの宿題にしましょう。

DV加害者対策をDV防止法と関連法から考える院内集会参加者募集

アウェアも参加している
「DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク」主催
Coalition of IPV Perpetrator Re-Education Programs-Japan (PREP-Japan)

DV加害者プログラム研修会及び情報交換会

「DV防止法と関連法を考える」
DV被害者のための加害者プログラム法制化に向けた私たちの第一歩

2019年6月27日(木)13:00~16:00
衆議院第2議員会館第8会議室  

・12:30より会館入口にて通行証をお渡しします。
・会場が狭いので定員は30名です。
・参加希望の方は早めに下記PREP宛にメールをお送りください。
・資料代500円

講師 戒能 民江さん(お茶の水女子大学名誉教授)13:00~15:00
・防止法の成立 / 改正過程を振り返る
・防止法改正だけでは児童虐待防止は不充分
・加害者対策の今後の課題

戒能民江さん プロフィール
お茶の水女子大学名誉教授。専門はジェンダー法学・女性に対する暴力研究。
お茶の水女子大学生活科学部長、理事・副学長などを歴任。内閣府・厚生労働省で
DV、ストーカー、性暴力、婦人保護事業などに関する検討委員会委員・座長を歴任。
厚生労働省精神障害労災認定基準セクハラ事案分科会委員としてセクハラ労災認定
基準改訂にかかわる。日本学術会議第21・22期会員、ジェンダー法学会会長、
日本女性学会代表幹事、比較家族史学会会長を歴任。
現在、性暴力禁止法をつくろうネットワーク共同代表、女性と人権全国ネットワーク共同代表。
主著に、戒能民江編著『危機をのりこえる女たち-DV法10年、支援の新地平へ』2013、
信山社、戒能民江編著『DV防止とこれからの被害当事者支援』2006、ミネルヴァ書房、
戒能民江ほか(共著)『キャンパスのセクハラ対策』2004、高等教育情報センター、
戒能民江『ドメスティック・バイオレンス』2002、不磨書房など。

情報交換会               15:00~16:00

<主催団体>
「DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク」とは:
 ドメスティック・バイオレンス-DV(男女間、同性間、LGBTsなどあらゆる
親密な関係のなかで起きる暴力)は、世界的には20世紀の終わりから、
日本では2001年に「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する
法律(DV防止法)」が施行されてから全国的な被害者支援が始まり、
重大な社会問題として認知されるようになりました。
しかしながら、親密な関係の相手の人権を抑圧している加害者の責任は
殆んど問われず、大半の加害者はそのまま放置されています。そのため、多く
の被害者は、関係を続けることで暴力に苦しみ、離れることで経済的あるいは
社会的損失に苦しみ、安心で安全な暮らしは得られない状況を余儀なくされています。
このような理不尽な状況を打破するためには、DVは社会が生み出しているとの
認識に立ち、加害者に処罰と更生を義務化するという、既に多くの国・地域で
実施されている公的介入の仕組みが必要です。その加害者対策の核になるのが
更生教育であり、受け皿としての加害者プログラムを全国に設ける必要があります。
私たちは被害者支援と加害者対策は社会からDVをなくすための「車の両輪」で
あると確信し、次のことを目標及び理念に掲げ、DV加害者更生教育プログラムを
実施し、発展させ、DVのない社会の実現に寄与します。

目標:あらゆる性差別、暴力、DVのない社会の構築

理念:DVは「ジェンダー(性別役割)に基づく暴力」(ジェンダー・ベースド・バイオレンス:GBV)
   であり、性差別の一形態であるとの認識を共有し、DV防止対策とともに、制度、文化、
   意識などあらゆる領域において実質的な「性の平等」社会を創ることをめざします。
 1)DV加害者更生教育は被害者支援の一環であり、被害者の安全確保と人権回復を目的とすること
 2)DVは病気ではなく自ら選択した行動であり、治療ではない更生教育が必要であること
 3)被害者支援とDV加害者更生教育プログラムはDV対策の両輪であること
 4)国際基準に則った処罰と一体化した法制度の下で実施されること

活動:本会は理念に則り、次の各号に該当する活動を通じてDV加害者対策を推進する
 1)活動に携わる人々の相互ネットワークを強化し、情報交換と学びの場を設ける
 2)更生教育の内容及び量的・質的適正化を研究する
 3)一般に向けての情報提供により加害者更生教育への理解を広げる
 4)加害者対策(処罰及び更生義務の法制度化)を国や地方自治体、市民に広く訴える
 5)DVのない社会をめざす他団体(個人)との連携を推進する
 6)その他本会の活動として必要な事項を行う

DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク参加団体
(2019年1月末現在)
・のびぽこ(北海道)
・パープルリボンまゆら(青森、宮城)
・ひこばえ(群馬)  
・アウェア(東京) 
・エープラス(東京)
・サポートしずおか・凛(静岡)
・あゆみだした女性と子どもの会(岐阜)
・i知 安心生活(愛知)準備中
・参画ネットなら(奈良) 
・NOVO ノボ(大阪)
・クロッケ(広島)
・地域支援ネット そよ風(徳島)

入会方法
 1)PREP-Japanのホームページにアクセスし、規約をご覧ください。
 2)会員になるには、現在会員になっている2名の推薦を受けてください。
   賛助会員には、会員2名の推薦を受けなくてもなれます。
 3)会費は、正会員が1口5,000円で、賛助会員が1口3,000円です。
お申し込み後、事務局からご連絡します。

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 DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク
 Coalition of IPV Perpetrator Re-Education Programs-Japan
 Email: prep.co.jp@gmail.com
 URL: http://prep2018.blog.fc2.com/
 Facebook:https://www.facebook.com/PREP.Japan/
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パープルリボン活動による寄附金をいただきました

東京都大田区の「特定非営利活動法人男女共同参画おおた」より、パープルリボン活動による寄附金、¥66,791を、アウェアの被害者支援活動への寄付としていただきました。誠にありがとうございます。アウェアに来られる被害者の皆さんのためにつかわせていただきます。アウェアは加害者プログラムで知られていますが、実はそれも被害者のためであることがもっと広く知られるようになる日が待たれます。

「相手を理解しようとする聞き方」の教材を使った振り返り㊲

Fより
アウェアのDV加害者プログラムには100種類ぐらい教材があります。今日はそのうちの「相手を理解しようとする聞き方」をやりました。ペアになって自分自身を振り返ってもらったところ、次のような意見が出ました。

・自分が問題解決してやろうと考えていた。 
・ミラーリング(相手の言ったことを繰り返して言い、理解がまちがっていないか確かめる方法)が下手だった。
・相手を抑え込んで、自分にとって得意な話にもっていった。
・パートナーが自分の意見と違うことを言うと黙り込んだ。
・是々非々で聞こうとしていた。そういう角度でしか聞いてなかった。
・テレビを見ながら聞いてた。そもそも真剣に聞く気はなかった。 など

それらがDVの手口であり、パートナーは傷ついていたこと、言葉だけでなく表情や態度からもパートナーはDVを感じ取り、絶望的になったりしたかもしれない、などに気づくよう、お互いに意見交換をしました。