各種プログラム実施者養成

2024年度の各種プログラム実施者養成講座お申込み

アウェアでは
・「デートDV防止プログラム」
・「DV被害女性プログラム」
・「DV加害者プログラム」
のファシリテーター(実施者)養成を行っています。

上記3つのプログラムの実施者を目指す方全員に、4月と5月に行う「ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修」(デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座前期・中期を兼ねる)をまず受けていただきます。

基礎研修修了後、それぞれの養成講座・研修に進んでいただけます。
それぞれのファシリテーター養成については、以下のページをご覧ください。参加要件についての記載もあります。
デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座
https://aware-jp.com/all/5867/2024ddv/
DV被害女性プログラム・ファシリテーター養成講座
https://aware-jp.com/all/5882/2024higai/
DV加害者プログラム実施者養成コース
https://aware-jp.com/all/5888/2024kagai/

「ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修」のみ受講の方も歓迎します!お申込みはpeatixにて。
https://aware2024.peatix.com

 

DV加害者について知りたくないですか?

DV加害者の共通点
1)自分は正しいと言う思い込み だから「相手はまちがっている」になる
2)自己中心的(パートナーに対して極端)
3)特権意識(男らしさ・女らしさの偏見、性役割意識からの期待)
4)女性を見下す意識(パートナーに対して極端)
5)所有意識 夫婦同姓がDVのきっかけ、相手が自分の名字に変えたとき
6)自分の暴力を相手のせいにする
7)自分のDV行動の事実認識が甘い
8)支配を強化するために相手を罰する
9)結果を原因と考える DVした結果起こっていることを相手のせいにする
10)自分こそ被害者だと考える 特権意識(無自覚)を奪われるから

 

もっとたくさんあります。知りたい方はぜひ次の講座に参加してください。
2024年度「ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修」
https://aware-jp.com/all/6126/202404/

DV加害者プログラムってどんなもの?

●プログラムの目的と特徴
・DV(パートナー虐待)をやめる
・暴力や支配なしに、パートナーと対等な関係を築く
・病気や性格や飲酒などが原因ではないことを確認する
・プログラムは治療やカウンセリングではなく教育と訓練の場
・プログラムは、米国カリフォルニア州のものを応用
・ファシリテーター(実施者)が被害者の代弁をする
・被害者への共感を促す
・被害者の安全・安心のための支援のひとつ

●教育プログラム
・DVは「支配するため」にする
・手段として「自分が選択した行為」と気づく
・DVは、価値観、考え方、信念のゆがみから起こる
・それらを変えていく
・DVした結果に向き合って、その責任をとる
・暴力ではない方法を選ぶための学びと訓練

●プログラムの実施
・個人ではなく効果のあるグループで行う
・体験・考え・気持ちなどをグループで語り合い、聞き合う
・参加者同士、指摘し合う
・客観的に自分を振り返えるようになる
・ジェンダー平等などの新しい価値観情報を学ぶ
・自らのDV行動、相手の立場や痛みなどにaware(気づくこと)

●加害者は変わるのか?
・積み重ねで自分を変えていく
・時間はかかるがやめなければ少しずつ変わる
・暴れる、威嚇するなど目に見えるDVをほぼやめる
・言葉や心理操作など巧妙な支配が続くこともある
・DVは学んだこと、学び落とせる
・パートナーが一切恐怖を感じないほど支配を手放す人も
・被害を埋め合わせ対等な関係を築くには長い時間を要する

 

あなたも、DV加害者プログラムの実施者をめざしてみませんか?
2024年「DV加害者プログラム実施者養成コース」参加者募集中です。
https://aware-jp.com/all/5888/2024kagai/

ジェンダー不平等がDVにつながることに気づく子どもたち

~アウェアのデートDV防止プログラムを受講して~

ジェンダー平等教育をアウェアのデートDV防止プログラムでやろう!

近々発行予定のアウェアFネット(アウェアデートDV防止プログラム・ファシリテーター全国ネットワークの略称)による「デートDV防止プログラムの評価報告書」は、たった1回のプログラム(60~90分)受講でも、「ジェンダー不平等やジェンダーのしばりがデートDVにつながることがわかった」と多くの子どもたちが気づけることを報告しています。

ジェンダー不平等とDVの関係について知る子どもは受講前28.3%だったのが授業後は82.5%になり、「DVの性質に関する理解の変化」の5つの項目の中で最も大きな効果を示しています。

そして自由記述欄には、ジェンダーのしばりを自分ごと化し、ジェンダー平等に向かおうとする気持ちが次のように綴られています。(一部)
・ジェンダー不平等はとても重要な課題なんだなと感じた。(女子, 中学2年)
・ロールプレイを見たりクイズに答えて、自分の中にもジェンダーバイアスがあるとわかったので、これからは今まであたりまえだと思っていた親しい人との関係を見直し、今後の生活に活かそうと思いました。(男子, 高校1年)
・性別で決めつけずに自由な世界になるといいなと思いました。(女子, 中学3年)

あなたもアウェアデートDV防止プログラムの実施者になって、ジェンダー平等を教育現場で実践しませんか。
アウェアが4、5、6月に行う「デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座」を受講し、ぜひジェンダー平等・公正社会をめざす仲間になってください。

2024年デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座
詳細と申込方法はこちら
https://aware-jp.com/all/5867/2024ddv/

2024年度
前期:4月27日、28日
中期:5月25日、26日
後期:6月29日、30日
いずれも、土日にオンライン(zoom)で、10:00-17:00に行います

ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修

「ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修」お申込み受付中です!本研修は一年に一度の開催です。この機会にぜひご参加ください。

 

2023年度に本研修に参加された方の感想

受講をしてみて、いろんな方に受講をオススメしたいと思いました。特に男性にも受講してもらえたら、日本の変化も加速すると思いましたし、大切な人の気持ちや存在そのものを大切にしたいと想う気持ちがあるならば、その方に、とても役立つと思いました。

改めてジェンダーを振り返り、そして自分ごととして見つめ直す時間になりました。いろんな情報も吸収することができ、とても勉強になりました。

受講をしたことで、自分自身のなかにジェンダーのしばりがまだまだ根強くあることに気づき、それを少しずつ解きほぐすことができたと感じました。
グループワークでは、十分に時間をとって頂いていたことで、一緒に学ぶ方達との交流ができ、また新たな気づきがありました。学ぶだけでなく「学び落とす」ことを大切に、今後の自身の活動へ活かしていけたらと思っています。

2日間ほぼ終日ということで、始まる前は「これは長丁場だな」と少し身構えていたものの、いざ始まってみると山口さん始め、ファシリテーター、トレーナーの皆さんの熱意にほだされ、あっというまに時間が過ぎてしまいました。座学とグループワークがちょうどよく配分され、ダレることなく終始ひたすら学び、吸収し、自分を省みることに注力できました。内容も、Genderをはじめ様々な用語の意味とその背景の説明や、データの読みとり方とそこから浮かび上がってくる社会の問題、LGBTQ+や海外の事例等、非常に多岐に渡り、包括的な構成でどのセッションもエキサイティングでした。その幅広いコンテンツの中でも、繰り返し「力と支配」に触れることで、DVの問題の真相をらせん状に深掘りしてくださったのだと感じます。

 

「ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修」(前期・後期)は、「デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座」(前期・中期)を兼ねて開催します。

◇◆ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修◆◇
2024年
前期 4月27日(土)28日(日)
後期 5月25日(土)26日(日)
いずれも10時〜17時
※前期と後期、年をまたいでの受講はできません。全日程をご確認の上、お申込み下さい。

◇◆デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座◆◇
2024年
前期 4月27日(土)28日(日)
中期 5月25日(土)26日(日)
後期 6月29日(土)30日(日)
いずれも10時〜17時
※前期と中期と後期、年をまたいでの受講はできません。全日程をご確認の上、お申込み下さい。

【お申込み前に全日程に参加できることをご確認ください】
現状に即した講座内容にしたり、講師の都合に合わせたりするので、講座の内容や順番が毎年少し変わります。このため、今年は前期(と中期)のみで、後期は来年という受講の仕方は原則できません。ご都合で仕方なく(中期や)後期が同年に受講できなくなった場合は、翌年、受講済みの部分を再受講してから、未受講の部分を受けていただくことになります。その際、再受講の部分は受講料の割引があります。

【お申込み】
https://aware2024.peatix.com

【受講費】
各期 2万円(税込)
20代以下の学生は、各期5千円(税込)
※「デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座」の認定料(1万円(税込))は、受講費とは別に必要です。(認定料は、20代以下の学生も1万円です)

【キャンセルポリシー】
4月16日までのキャンセル連絡は、振込手数料のみ引いて返金いたします。
4月17日以降は、準備の都合上、返金できません。
(ただし、次回の「ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修」/「デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座」前期に参加を希望された場合は、参加費の割引があります)

【申込締切】
2024年4月9日

*講座はすべてオンライン(zoom)で開催します。
*カメラ機能をONにして、マスクなしで顔が映った状態で参加してください。グループワークもあります。
*PCは、ひとりにつき1台の準備してください
*テキストはデータ(pdf)でお送りますので、ご自身で印刷してください。

男女共同参画局長との面談

2024年1月19日、オンラインで内閣府との面談が行われました。

内閣府から、岡田恵子男女共同参画局長、田中宏和男女間暴力対策課長ほか3名に出席していただき、一般社団法人アウェアとPREP-Japan(DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク)から合わせて9名が参加しました。

挨拶の後、アウェア/PREP-Japanの参加者それぞれから、17項目ほどの質問と意見をお話しさせていただきました。岡田局長からは「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等のための施策に関する基本的な方針」(令和2年3月 23 日 最終改正)を踏まえて内閣府の取組を改めてご説明いただき、DV加害者プログラムに関して意見交換をしました。

DVをした男性が語る1

アウェアは東京で、2007年から2010年まで毎年1回、合計で4回、加害男性たちが自分自身を語る公開講座を開催しました。講座名は「DVって何だろう? 僕たちは気づかずやっていた」でした。毎回100人ほどの参加者を前に、当時加害者プログラムに参加していた男性たちが、自分のしたDVと、アウェアで気づいたり学んだりしたことを話しました。帽子をかぶったりサングラスをかけたりして話した人もいますが、ほとんどが顔を出して話しました。そのうちのひとりの話を紹介します。名前は仮名です。

キムラさん

そもそも僕はDVという言葉さえ知りませんでした。あるとき妻が家を出て行ってはじめて自分がDVをしていると気づきました。彼女が家を出たのは1度や2度ではなかったのですが、はじめて「彼女は本気だ。彼女を失ってしまう」と思いました。彼女の本気が僕に気づかせてくれたのです。彼女が出て行ってからはじめて会えたとき、アウェアのチェックリストを渡されました。読むと自分の症状とまったく同じでした。僕がいつも当たり前のようにしてきたことは異常なことだったとはじめて気づいたのです。そのとき思い出しました。彼女は出て行く2、3年前から「首が痛い。このままではいっしょに暮らせなくなる」と言っていたのです。僕は「首が痛いなら病院へ行け。いっしょに暮らせないのは僕を愛していないからか?」などと言いました。彼女は「愛しているし、愛もいっぱいあげた」と言っていました。僕は愛しているのになぜいっしょに暮らせないのかと不思議で、彼女が浮気をしていると思い、携帯電話を壊したこともありました。このとき、彼女が僕に一生懸命訴えていたことにまったく気づきませんでした。

僕は妻に次のようなDV行動をしました。まず、なぐる、蹴る、たたきつける、物を投げるなどの身体的暴力があります。鼻を骨折させてしまったこともあります。精神的暴力は、例えば、家族の行動についての規則を自分が勝手に作ったことです。規則があるから自分の都合で怒ることができます。妻が何かできなかったときには彼女に怒ったり、自分の怒りがたまったときには、妻が過去に失敗したときの話をもち出して怒ったりいやみを言ったりするのです。失敗しない人はいないのに、「できなかった」、「家族で決めた規則を守れない」と言って怒りました。妻は何かあると子どもたちに「パパに聞いてみなくてはわからない」とか、「パパがいいと言ったらね」と言うようになり、1人1人の人格が尊重されない、意見を言うことができない、私だけ居心地のいい家庭がつくられていきました。

性的暴力もしました。彼女がいやがっているのにしつこく求め、断られると「僕を愛していないのか」、「愛していないのなら出て行け」、「外でして来るから金をよこせ」などと言いました。彼女がなぜ僕とセックスしたくないのか、本気で考えたことなどありませんでした。僕は妻の気持ちをまったく理解しようとせず、自分の気持ちだけをいつも押しつけていました。「僕がこんなに傷ついているのになんでわかってくれないんだ」、「おまえはそうやって俺を傷つける」と言っていました。

当時、僕とちがう彼女の意見や気持ちは僕への批判、反発にしか聞こえず、「なんて気の強い生意気で反抗的な女だ」と思っていました。彼女は普通に話や気持ちを僕に言いたかっただけなのですが、僕はいつも批判としか受け取らず怒っていました。怒ったときは、どなり、机を叩き、物を投げ、そのあと机をひっくり返しました。そこまですると「やりすぎた。ほんとうにごめんなさい」と心から思って、「もうしない」と謝りました。そのあとは、彼女が僕をきらいになっていないか確かめたくて、いつも性行為を求めていました。当時はほんとうに心から謝っているし、ほんとうにすまないと思っていると思い込んでいました。アウェアに通うようになってから、ほんとうはただ彼女を失いたくない、彼女にきらわれたくないと思っていただけだったことに気がつきました。きらわれたくない、失いたくないということを愛情と勘違いしがちです。ほんとうにパートナーを愛しているDV加害者なんていないと思います。僕も含め、加害者は自分のことが大好きで、自分が傷つかないためにはどうしたらよいか、彼女を失ってしまうと自分が傷ついてしまう、といつも自分を守ることばかり考えていると思います。

山口のり子著『愛を言い訳にする人たち DV加害男性700人の告白』2016年梨の木舎発行より抜粋

 

 

 

 

 

 

DVは私たちみんなの問題ー自分の思い込みに気づこう

次は自分のことを女性と自認する方向けのものです。あなたは、該当する項目がいくつありますか?

□夫には私や家族を引っ張っていってほしい

□夫に留守番させたり家事を手伝わせたりすると罪悪感を覚える

□家事・子育ての責任は主に私にある

□娘には家事を手伝わせるのに息子にはさせない

□出かけたときは夫より少しでも早く帰宅しなければと帰りを急ぐ

□子どもの学校の書類の保護者欄に夫の名前を書く

□夫の親族との付き合いは自分がしなければならない

□家族に問題が生じたら私がなんとかしなければならない

□彼が不きげんになると気になり、なんとかきげんよくなってもらおうと務める

□彼にセックスを求められたら、したくなくても応じる

★以上にひとつでも該当していたら、あなたはDVと無関係ではありません。DVの被害に遭っている(遭う)かもしれないし、周りに被害者がいたらその人の落ち度を探してしまうかもしれないし、DVする人に味方してしまうかもしれません。DVを自分の問題として引き付けて考えてみましょう。

その思い込み、DVにつながるかも・・

自分が男性であると自認する方向けです。

次の項目のように思い込んでいないかチェックしてください。

□男が人前で泣いたらみっともない

□弱音を吐くことは男らしくないことだ

□問題がおきたら自分で解決しなければならない

□人に助けを求めることはしたくない

□(親密な関係の)彼女には僕を立ててほしい

□彼女を幸せにしなければならない

□僕がセックスを求めたとき、彼女にはいつでも応じてほしい

□僕が言葉にしなくても僕の気持ちを察してほしい

□家事や子どものことは自分から率先してやらなくてもいい

□妻が働くのはいいが、家事育児をしっかりやったうえで働いてほしい

□テレビのチャンネル権は自分にある

□物に八つ当たりして怒りを表すことは男にはありがちなことだ

□私は家族の大黒柱でなければならない

□僕は一家の主だから、家族にとって大事なことは自分が決めなければならない

□家事や育児を「手伝う」と、妻に対して「やってあげた」という気持ちがわく

 

あなたはDVについてまちがった思い込みをしていませんか?

あなたは、DVとDVをする人について次のように思っていませんか?

□加害者はカッとなって自制心を失ってDVしてしまうのだろう

□仕事のストレスからDVしてしまうのだろう

□コミュニケーションの力が足りないからDVするのだろう

□暴力はお互いきらいになって別れそうになったときおきるのだろう

□夫婦や恋人なら、お互いに相手がいやがることをしたり行動をしばったりすることがあってもしかたない

□相手をおとしめるようなことを言ったりバカにしたりどなったりするのは暴力ではないし、DVでもない

これらはすべてまちがった思い込みです。それに気づかないと、DVをしていることにもDVをされていることにも気づけません。身近で起こっているDVを見抜くこともできません。

 

「デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座」申込受付中です!

ある認定者(アウェアFネット会員)から体験と感想をいただきました。


60代で、アウェアで学びだしてから「力による支配」があちらこちらと目についてきました。
ある団体で男性と一緒に活動するときに、時折自己肯定感が下がるときがありました。「これが力による支配だ」、「この人の問題だ」と思ったら私自身の気もちを伝えることができ、生きやすくなりました。
大きな変化が起こりとても感謝しています。
ファシリテーターまでの道のりは時間がかかっても、たくさんの女性の生き方が変わるというのは素晴らしいことだと思います。

 

デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座(2024年)の申込み受付中。一年に一度の開催です。
https://aware-jp.com/all/5867/2024ddv/