オンラインによる面談とプログラムを実施中

アウェアは、コロナによる非常事態に臨み、4月1日よりパソコン、スマホ、タブレットを使うオンラインビデオ会議システムのZOOMで活動を続けています。DV加害者プログラムのグループは画面上に参加者全員(スマホは4名、スワイプすれば全員)の顔が映り、リアルタイムで双方向の会話ができます。オンラインによる面談も行っています。遠方の方も利用できるので、ご連絡ください。

『力と支配:ジェンダーに基づく暴力の根絶をめざして』Vol.2「力と支配〜DV加害者プログラム」開催しました!

◆facebookでこの投稿をご覧になった方は、リンク先(アウェアHP)にアクセスしていただくと読みやすいと思います◆

2021年5月8日、『力と支配〜ジェンダーに基づく暴力の根絶をめざして』本編Vol.2 「力と支配〜DV加害者プログラム」を開催しました。

入門編「女性の怒りと恥、そしてDV」vol.1「力と支配〜セクシュアル・ハラスメント」に続くvol.2。ライブ参加と録画視聴合わせて116名もの方からお申込みいただきました。
DV加害者プログラム実施歴が41年に及ぶアリス・ラヴァイオレットさんから語りを聞き、ワークを行い、Q&Aもあり・・・DV加害者プログラムと加害者について、学びの時間となりました。

ライブ参加や録画視聴で寄せられた感想です(抜粋)

素晴らしい内容でした。また是非参加させていただきたいです。よろしくお願いします!

加害者プログラムの創設者のお話を直接拝聴でき、その実績と具体的な内容の深さに感動しました。日本でも、さらにジェンダー差別に対する理解が深まればよいとあらためて実感しました。

40年間、加害者プログラムを希望をもって続けてきたアリスさんの話を、ZOOMではありますがダイレクトに聞くことができて、とても力をもらいました。日常の中での性差別にどのように立ち向かっていけばよいかのヒントも、たくさんもらいました。女性同士で助け合っていくことの大切さも、改めて感じ、加害者であれ、相手に恥をかかせるのでなく尊敬をもって、でもちゃんと伝えるべきことを伝え、一緒に考えていこうとするアリスさんたちの賢い姿勢に、深く共感を覚えました。

加害者プログラムについてはプログラムを始めたきっかけや、実際の加害者とのやり取りなどを聞き、改めて加害者プログラムの必要性を認識した。

今回のセミナーで一番感じたことは、「加害者は人間である」「加害者は多様である」ということです。加害者=許しがたい/理解しがたい暴力的な男性、と一括りに理解し、そのような説明をしがちでしたが、そのような側面だけではないと改めて理解することができました

共感のワークがとてもよかったです。性暴力の話によく無力感という言葉がでてきていましたが、このワークをすることで、無力感の深さに初めて触れることができました。それはそれはとても身に沁み、刻まれました。

シビアな加害者の事例についても、変化を信じ、向き合ってきたアリスさんの温かい声が、希望もシェアしてくださるように感じ、講座の時間を終えても学び続けるパワーをいただいています

入門編、vol.1、vol.2の録画視聴のお申込みは、こちらのページで受け付けています。https://aware2109recording.peatix.com/

次回vol.3「力と支配〜女性差別とDV被害、そして支援」は、8月1日開催です。共同親権についても取り上げます。お申込みはこちらからぜひどうぞ! https://aware20210801.peatix.com/

 

本編Vol.3 「力と支配〜女性差別とDV被害、そして支援」力と支配:ジェンダーに基づく暴力の根絶をめざして

DV被害者支援歴が42年に及ぶアリス・ラヴァイオレットさん(米国カリフォルニア州在住)が、いよいよDV被害者とその支援について語ります。「力と支配:ジェンダーに基づく暴力の根絶をめざして」をテーマにした連続講座のVol.3「力と支配〜女性差別とDV被害、そして支援」は、8月1日(日)の開催です。

DV被害者が 力を取り戻すきっかけは何か
DV被害者を 暴力関係に留まらせる圧力とは何か
支援者として何ができるのか

その手に力を取り戻していった女性たちの物語を通して、被害者対応とDVの根っこにある問題の本質をアリスさんが皆さんに伝えます。

今回は、参加者が直接アリスさんに質問するQ&Aセッションの時間を大幅に拡大しました。さらに、毎回「心揺さぶられた」「予想以上の気づきだった」と好評のワークの時間はもちろん、アウェアの山口のり子代表が「ジェンダーに基づく暴力とは何か」について解説する時間も設定しました。ご期待ください。

講座のお申込みはpeatixよりお願いします。
https://aware20210801.peatix.com/

本編Vol.3のテーマ:「力と支配~女性差別とDV被害、そして支援」
日 時:2021年8月1日(日) 9時~13時
講 師:アリス・ラヴァイオレットさん
通 訳:伊藤聖美さん

第1部 ジェンダーに基づく暴力とは何か(アウェア・山口のり子代表)
第2部 DV被害者の物語と支援について(アリス・ラヴァイオレットさん、録画、日本語字幕付き
第3部 アリスさんに直接聞くQ&Aセッション(ライブ、逐次通訳付き)
第4部 アリスさんによる個人で取り組むワーク(ライブ、逐次通訳付き)
第5部 アリスさんに直接聞くQ&Aセッション(ライブ、逐次通訳付き)

◇参加費:3000円
◇申込:Peatixでお申込みお支払いをお願いします。
https://aware20210801.peatix.com/
※お支払いいただいたあとキャンセルは不可で、返金できないことをご承知おきください。
※ライブ参加の方にも、後日録画視聴URLをお送りします。

◇録画視聴について
費用はライブ視聴と同じで3000円です。上記PeatixのURLより、録画視聴券を選んでお申込みください。講座終了後2週間程度で録画視聴用URLをお送りします。*URL送信後1か月程は視聴可能の予定です。

◇締 切:7月31日(土)の午後1時
◇主 催:アウェア https://aware-jp.com/

〇アウェアの山口のり子代表からのメッセージ
アリスは私のお師匠さんであり、古い友人です。
被害者・加害者双方の個人カウンセリングも行っています。アリスは1978年にシェルターのスタッフとして被害者支援の活動を始め、翌年に加害者プログラムの原型となるものを作りました。
笑顔を絶やさず、ユーモアあふれるわかりやすい話をするアリスは人気者で、長年アメリカ全土ばかりか海外にまで呼ばれて講演しています。私は、志を同じくする日本の皆さんに、アリスの話を聞いてほしくて、2003年と2007年にアリスを海外講師として日本に招き、各地で講演してもらいました。
そのアリスが、日本との時差が16時間というアメリカ西海岸から、私たちのためにオンラインで語ってくれます。皆さん、ご期待ください!

〇アウェア事務局より
DV被害者支援に長年関わってこられたアリスさん。経験に基づく説得力のある語りが本講座の第二部です。1970年代のシェルター開設期から、沢山の被害者とともに歩んでこられました。共同親権の問題を含め、たくさんの事例の中には、私たちの仕事や生活のヒントとなることがきっとあるはずです。DV被害による難しい状況を前にしても、アリスさんの眼差しはあたたかく、希望を見失いません。ぜひDV被害者支援にかかわる知見と思いを、この講座でアリスさんから受け取ってください。お申込み、お待ちしています。

〇次回vol.4 は、「DVと虐待(仮)」をテーマに、11月7日(日)に開催予定です。ぜひご予定ください

〇入門編とvol.1、vol.2の録画は、peatixにてお申込みいただけます
https://recording2107.peatix.com

vol.2のご案内を見ていない方は、下記のアリスさんの詳細な紹介をぜひご覧ください。

〇アリスさんについて
米国のDV(正式にはIPV:Intimate Partner Violence)被害者支援の専門家で、加害者プログラム実施の先駆者として全米に知られる。連邦、刑事及び民事裁判において専門家として見解を述べることを許される「専門家証人」(米国連邦証拠規則に基づく)。DV被害者および加害者に関する出版物多数。米国内外で講演し、米国務省向け講演者リストに登録されている。

さらに詳しく知りたい方は、以下のHPをご覧ください。
https://alycelaviolette.com
TED TALKにも出演
https://www.youtube.com/watch?v=0QfNE4F0_2s

〇伊藤聖美さん(通訳)
ジャパン・タイムズの元記者で、NPO法人レジリエンスの中島幸子さんと組んでDVや児童虐待、性暴力関連の通訳経験を積んでいる。
伊藤さんがアリスさんを取材したジャパン・タイムズの記事
https://www.japantimes.co.jp/news/2006/01/03/national/program-aims-to-reform-domestic-abusers/

ライブ開催が終了した講座のレポート等はこちらのリンク先でご覧いただけます。
入門編(ご案内)https://aware-jp.com/all/3750/20201213/
入門編(レポート)https://aware-jp.com/all/3894/report20201213/
vol.1(ご案内) https://aware-jp.com/all/3920/20210228/
*vol.1の対談一部はこちらでご覧いただけます。
vol.1(レポート)https://aware-jp.com/all/4277/20210228-2/

韓国と台湾のDV対応に関する資料

◆facebookでこの投稿をご覧になった方は、リンク先(アウェアHP)にアクセスすると、資料をダウロードしていただけます◆

2021年3月5日に開催され、山口のり子が登壇した「DVと虐待 加害者とどう向き合うか?~東アジアにおける加害者プログラムの実践と更生へ向けた制度設計」の関連資料が追加で届きました。

こちらも大変貴重な資料ですので、よければご覧ください。

◇韓国におけるDVの法的措置の概要:
「家庭保護事件の概要」仁川家庭法院(裁判所)調査官 宋賢鍾

◇台湾におけるDV加害者プログラムの概要:
「家庭内暴力加害者の認知および保護者教育支援と更生の要点」台湾衛生福利部

イベントの詳細は、笹川平和財団のHPでご覧ください。

アウェア・オンライン・サロン#5

アウェア・オンライン・サロン#5を行いました。

「暴力防止としてのジェンダー平等教育@学校」
開催日時:4月18日(日)午後1時30分〜3時30分
ゲスト:近藤凜太朗さん

41人の方に参加していただいて、ジェンダー平等教育について共に考えを深めることができました。


参加された方の感想です

・初めて参加いたしました。大変わかりやすくジェンダーについての学びが深まりました。ありがとうございました。

・今回の講座は本当に多くのものを得ました。歴史的背景から、純潔教育、そこからくる男女平等の矛盾と被害者非難、幸福な家族幻想の背景をおさえた上で、ジェンダーの視点が不可欠であるデートDV防止教育の必要性、そして人権教育の4つの側面。本当にわかりやすくてもっと深く学びたいと思いました。

・参加者の発言も結構できて、みなさんの意見も聞けて、近藤さんも参考にされている姿が微笑ましかったです。

・すぐれた研究者の仕事は、アクティビストの後押しになると言われることがありますが、近藤さんが、ウイメンズネットこうべでの活動にご自身が学びながら、ジェンダー平等教育とデートDV防止教育について論考を進めてくださることは、デートDV防止教育にとりくむ私たちの大きな力であり、希望だと思いました。

・ズームによるこのような学びの場に初めて参加し、楽しかったです。
近藤さんのお話の中で特に印象深かったのは、学校の隠れたカリキュラムについてです。一見平等に思える学校には、昔ながらの性別役割分担意識に基づくものがあちこちにあるということに改めて気付かされました。

・改めてジェンダーについて学びなおし、すべてにわたってジェンダー平等視点が必要であることを実感しました。

次回もどうぞお楽しみに!

◯近藤凜太朗(こんどう・りんたろう)さん

1994年生まれ。大阪大学人間科学部、同大学院人間科学研究科博士前期課程を経て、現在、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程。専門領域は、ジェンダー論、教育社会学。
2016年より、「認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ」にて、デートDV防止授業の講師として中学・高校・大学等で授業を行うとともに、ひとり親世帯の子どもたちを対象とした学習支援ボランティアとして活動している。
また、2019年6月以降、性暴力反対運動フラワーデモを神戸市で開催する運営チームの一員としても活動している。

〇アウェア・オンライン・サロンについて
DVは「ジェンダーが基でおこる暴力(虐待)」と、国際社会により定義されています。アウェア・オンライン・サロンは「ジェンダー平等」「ジェンダー主流化」について私たち自身が理解を深めるため、また人々に広めるために、「ジェンダー平等」を主軸に、ゲストを招いて学習と交流の場を設けています。

『力と支配〜ジェンダーに基づく暴力の根絶をめざして』本編Vol.1「力と支配〜セクシュアル・ハラスメント」開催しました

2021年2月28日、『力と支配〜ジェンダーに基づく暴力の根絶をめざして』本編Vol.1「力と支配〜セクシュアル・ハラスメント」を開催しました。

2020年12月の入門編「女性の怒りと恥、そしてDV」に続いて、とうとう連続講座の本編がスタート。
ライブ参加と録画視聴合わせて、111名もの方にお申込みいただきました。


ライブ参加や録画視聴で寄せられた感想です(抜粋)

💛今日のテーマのハラスメントは、先進国アメリカでの今日の課題が具体的な事例とともに、何が問題なのかの解説がわかりやすく、大変勉強になりました。

💛参加者のみなさんの質問やワークショップの感想が的確で、それに対するアリスのさんの回答が、問題の本質を拾い出し、私たちの問題意識に迫る内容で、素晴らしかったです。

💛森発言で、変わらない日本社会が可視化された、このタイミングでの今日の講座、たくさんの示唆と力をいただきました。

💛自分は、ジェンダーバイアスがたくさんあるなと思いました。アリスさんがジェンダーバイアスは誰もが持っている。気づいてどうしていくか見つけていくことが大切で、学習していくことの話があり、ますます学習が必要だと思いました。ワークは、逆転した女性の優位性に気持ちよさを感じました。が、生まれる子に女・男の子で人の思いの差別を受けたとき生を受けることに差はないと悲しい気持ちが出てきました。次の講座も楽しみにしております。

💛具体的な事例をたくさんあげて、説明していただいたのがとても分かりやすかったです。日本とアメリカでは法的なことなどの違いはありますが、とても参考になるお話ばかりでした。また、ひとりひとりの質問にとても丁寧に答えていただいて、アリスさんの熱意と愛情を感じ取ることができました。また、次の機会を楽しみにしています。

💛アリスさんの長年の経験に裏打ちされたお話を聞いて、学ばせていただいて、これからの展望が開けるような気がしました。次回も楽しみにしています。

💛アリスさんのお話はとてもわかりやすく納得するものばかりです。特に例えやワークがあってわかりやすく気付きをもたらすものばかりです。セクハラについても理解が深まりました。学びが多く次回の講座も楽しみです。

本編Vol.2「力と支配〜DV加害者プログラム」開催間近です。お申込み受付中ですので、ぜひどうぞ。
https://aware20210508.peatix.com/

アウェア代表山口のり子が、ボイスメディアで話をしました

アウェア代表の山口のり子が、ボイスメディア「Voicy」の あんどうりす さんのチャンネル「みんなとつながりすBOSAI」で話をしました。

こちらのURLからも、同じものを聴くことができます。
【前半】デートDV対策は災害時の性犯罪対策にも役立つ
https://voicy.jp/channel/1679/147448
【後半】子どもをDVや性犯罪の加害者にしないために アウエアの話2
https://voicy.jp/channel/1679/147468

 

【申込受付中】デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座

2021年の「デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座前期」お申込み受付中です!沢山のお申込みがありましたので、定員を増やしました。オンラインならでは、です。この機会にぜひどうぞ。

DVとは親密な関係の相手に対してふるうからだと心への暴力です。
おとなだけの問題ではなく、若者の間でも広くおきています。
交際相手にするので「デートDV」と言います。

デートDV防止プログラムは、子どもたちを加害者にも被害者にもさせないための教育プログラムです。
あなたも子どもたちにプログラムを届けるファシリテーターになりませんか。

養成講座(6日間)では次のことを学べます。
◆DVはジェンダー(性別役割)に基づく暴力であること
◆ファシリテーターとして必要な基礎、教材とその使い方について
・デートDVとは何か
・なぜおきるのか
・相手を尊重するとはどういうことか
・どう伝えたらいいのか ほか

前期(基礎編)
期 日:2021 年 5 月 14日(金)、15日 (土)、16日 (日) (3日間)
時 間:14日&15日 10:00-17:00、16日 10:00-16:00
参加費:30,000 円(前期分、税込)
※再受講の方は割引があります。

後期(実践編)
期 日:2021 年6 月18日、19日、20日
対 象:前期講座修了者
時 間:18&19 日10:00-17:00、20 日10:00-16:00
参加費:30,000 円(後期分、税込)
認定料:10,000 円

アウェアはDVのないジェンダー平等社会をめざす市民活動団体です。

■□■講座のお申込みについて□■□

下記の注意事項をお読みの上、フォームでお申込みください。
https://forms.gle/8C3TVFuqZhcAVJJu9
申込締切:4月30日
※peatixでのお申込みお支払いはできません。

*講座はすべてオンライン(zoom)で開催します。
*カメラ機能をONにして、お顔が映った状態で参加してください。グループワークもあります。
*テキストはデータ(pdf)でお送りますので、ご自身で印刷してください。

*デートDV防止プログラムのファシリテーターを目指す方は、前期後期両方の日程を確認してお申込みください。
現状に即した講座内容にしたり、講師の都合に合わせたりするので、講座の内容や順番が毎年少し変わります。ですから今年は前期のみで後期は来年という受講の仕方は原則できません。(ご都合で仕方なく後期が同年に受講できなくなった場合は、翌年の前期を再受講してから後期を受けていただくことになります。その際、前期の受講料の割引があります。)
*後期講座のお申込みは、前期講座終了後に受け付けます。

*参加費の振込先は、申込フォームの申込完了画面で表示されます。
*5月7日(1週間前)までのキャンセル連絡は、振込手数料のみ引いて返金いたします。5月7日以降は、講座資料冊子のデータをお送りすることなどもあり、返金できません。(ただし、次回のデートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座前期に参加を希望された場合は、参加費の割引があります)DV

*被害女性(支援)プログラム・ファシリテーターをめざす方や、DV加害者プログラム実施者をめざす方は、2021年養成講座日程のページをご覧ください。
https://aware-jp.com/all/3973/yousei2021/

本編Vol.2 「力と支配〜DV加害者プログラム」力と支配〜ジェンダーに基づく暴力の根絶をめざして

アリス・ラヴァイオレットさん(米国カリフォルニア州在)を講師に迎えてのライブ・オンライン連続講座「力と支配:ジェンダーに基づく暴力の根絶をめざして」Vol.2日程が下記のように決定しました。

DV加害者プログラム実施歴が41年に及ぶアリス・ラヴァイオレットさんが、いよいよDV加害者プログラムと加害者について語ります。アリスさんは毎年、全米加害者プログラム協会(ABIP)の講師を務める、プログラム実施者のトレーナーです。被害者支援歴はさらに長く42年に及びます。今回も非常に価値のある情報に触れる機会です。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。

講座のお申込みはpeatixよりお願いします。
https://aware20210508.peatix.com

本編Vol.2のテーマ:「力と支配~DV加害者プログラム」
日 時:2021年5月8日(土) 9時~13時
講 師:アリス・ラヴァイオレットさん
     逐次通訳付き通訳:伊藤聖美さん>

<今回は土曜日実施です。ご注意ください>

第1部 前回Vol.1「力と支配~セクシュアル・ハラスメント」で寄せられた質問:友だち関係の中で起きるセクハラにどう対応するか、について答えます(録画)
第2部 DV加害者プログラムと加害者について(ライブ、逐次通訳付き)
第3部 DV加害者への働きかけと個人で取り組む「共感(エンパシー)のワーク」(ライブ、逐次通訳付き)
第4部 Q&Aセッション、支配のために使われる暴力 (ライブ、逐次通訳付き)

◇参加費:3000円
◇申 込:Peatixでお申込みお支払いをお願いします。
https://aware20210508.peatix.com

※お支払いいただいたあとキャンセルは不可で、返金できないことをご承知おきください。
※ライブ参加の方にも、後日録画視聴URLをお送りします。

◇録画視聴について
費用はライブ視聴と同じで3000円です。上記PeatixのURLより、録画視聴券を選んでお申込みください。
講座終了後1週間程度で録画視聴用URLをお送りします。
URL送信後1か月程は視聴可能の予定です。

◇締 切:5月7日(金)の午後1時
◇主 催:アウェア https://aware-jp.com/

〇ジェンダーに基づく暴力の根絶をめざして             COVID-19は社会の根っこにある差別や不公平さをあぶり出し、国連が「陰のパンデミック」と呼ぶDVなど、女性への暴力の増加は世界的に顕著です。この機だからこそ、ジェンダーに基づく暴力(DV、デートDV、セクハラ、性暴力等)の根絶をめざして、その防止と被害からの回復に役立ててもらうことを狙いとする連続講座を企画しました。
講師のアリス・ラヴァイオレットさんは、DVをはじめ関係性の暴力に関わる専門家として、全米のみならず世界的に知られている方です。
非常に重く、ときに複雑に絡み合った問題が、アリスさんを通して語られると「すんなり理解でき」、「力を得た」、「発言/行動していきたい」とエンパワーされる人たちが続出しています。
(デート)DVに関わる支援者だけでなく、すべての人を対象としています。

〇アウェアの山口のり子代表からのメッセージ
アリスは私のお師匠さんであり、古い友人です。アリスは被害者・加害者双方の個人カウンセリングも行っています。アリスは1978年にシェルターのスタッフとして被害者支援の活動を始め、翌年に加害者プログラムの原型となるものを作りました。そのとき、シェルターに入っている女性たちに、加害者プログラムにどのようなことを望むか、彼にどう変わってほしいかなどを聞いて、プログラムの内容を考えたそうです。そのころ存在していた加害者プログラムで現在も残っているのはボストンのエマージだけということですから、アリスのつくったプログラムはアメリカで最古のものだと言えます。

笑顔を絶やさず、ユーモアあふれるわかりやすい話をするアリスは人気者で、長年アメリカ全土ばかりか海外にまで呼ばれて講演しています。私は、志を同じくする日本の皆さんに、アリスの話を聞いてほしくて、2003年と2007年にアリスを海外講師として日本に招き、各地で講演してもらいました。そのアリスが、日本との時差が16時間というアメリカ西海岸から、私たちのためにオンラインで語ってくれます。皆さん、ご期待ください!

〇アウェアのDV加害者プログラム研修について
アウェアでは、DV加害者プログラム実施者を目指す方のための、DV加害者プログラム研修を行っています。DV加害者プログラム研修に進みたい方は、そのための基礎講座となる「デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座」の前期(5月14、15、16日の3日間)と後期(6月18、19、20日)にまずご参加ください。
詳しくはこちらのページをご覧ください
https://aware-jp.com/all/3973/yousei2021/

Vol.1のご案内を見ていない方は、下記のアリスさんの詳細な紹介をぜひご覧ください。

〇アリスさんについて
米国のDV(正式にはIPV:Intimate Partner Violence)被害者支援の専門家で、加害者プログラム実施の先駆者として全米に知られる。
連邦、刑事及び民事裁判において専門家として見解を述べることを許される「専門家証人」(米国連邦証拠規則に基づく)。
DV被害者および加害者に関する出版物多数。
米国内外で講演し、米国務省向け講演者リストに登録されている。

さらに詳しく知りたい方は、以下のHPをご覧ください。
https://alycelaviolette.com

TED TALKにも出演

〇伊藤聖美さん(通訳)
ジャパン・タイムズの元記者で、NPO法人レジリエンスの中島幸子さんと組んでDVや児童虐待、性暴力関連の通訳経験を積んでいる。
伊藤さんがアリスさんを取材したジャパン・タイムズの記事
https://www.japantimes.co.jp/news/2006/01/03/national/program-aims-to-reform-domestic-abusers/

〇「アウェア」について
アウェアはDV(Domestic Violence)と性差別のない社会を目指して活動している民間団体です。2002年からDV加害者プログラム(更生教育)、若者向けデートDV防止プログラム、及び被害者女性支援プログラムを実施し、それらのプログラム実施者の養成にも取り組んでいます。ジェンダー平等オンライン・サロンも開催しています。
https://aware-jp.com

〇入門編の様子や感想
「DV・虐待防止のためにロサンゼルスとつなぐライブ・オンライン講座 入門編」のレポートは、こちらのページでご覧いただけます。
https://aware-jp.com/all/3894/report20201213/

韓国におけるDV加害者プログラムの効果検証報告書

2021年3月5日に行われた「DVと虐待 加害者とどう向き合うか?~東アジアにおける加害者プログラムの実践と更生へ向けた制度設計」第14回 国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)オンライン プレイベント にて、アウェア代表の山口のり子が登壇しました。
イベントの
様子は、笹川平和財団のこちらのページで報告されています。

関連資料として、韓国におけるDV加害者プログラムの効果検証報告書(日本語訳)をご覧いただくことができます。貴重な資料ですので、ぜひお読みください。

「家庭内暴力相談プログラムの効果に関する調査研究結果」韓国家庭法律相談所(家庭内暴力特別法の施行 20年記念討論会資料)

配偶者への性暴力

先日、NPO法人全国女性シェルターネットから「配偶者への性暴力」の問題を取り上げて声明文が出されましたが、今、ヤフーニュースで「配偶者への性暴力」が話題になっています。パンドラの箱を開けたのはNPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべの代表理事である正井禮子さんです。

正井さんとアウェア代表山口のり子からのメッセージです。

<正井禮子さんから>

長年DV被害者支援活動を通して配偶者間の性暴力のひどさに心を痛めてきましたが、2月15日の全国女性シェルターネットの声明文を読み、やっと社会に向けてひどい実態を知ってもらえるようになったとほっとしました。

この声明文についてメディアの女性たちに伝えたら、毎日新聞の神戸の記者が以下の記事を書き、ヤフーニュースにも紹介されました。このような理不尽な暴力を根絶していくために、不同意性交罪に配偶者間性暴力を含めて欲しいです。そもそも、欧米のようにDVを刑法犯罪にしてもらいたいと思っています。

そこで、ヤフーニュースを一人でも多くの国会議員や内閣府男女共同参画課の皆様や厚労省のDV担当課の方たちにぜひ読んで頂きたいと思っています。

感想が1770通、勇気づけられる声が非常に多く、当事者からの声も多数寄せられています。このように被害当事者の声に触れることは、シェルター関係者の他には、あまりないことだと思いますで、ぜひ読んでいただければその困難さをご理解いただけるのではと思った次第です。

皆様の知人、関係団体や特に国会議員の皆様や国の関係機関に以下の情報案内していただけたら幸いです。よろしくお願いします。

ヤフーニュース <声をつないで>「銭湯行けない」深い心の傷 支援団体代表が語る性的DVの実態

3/14(日) 14:00配信 をぜひ読んで下さい。現在、1770人の声が寄せられ、その声に勇気づけられます。また、過去、現在、夫からの性暴力に苦しんでいる女性たちからの声も多数あります。長年、DV被害女性の支援を続けてきて、配偶者間の性暴力の酷さ、その心身への深刻な影響を見てきました。たとえ離婚しても、その回復には長い年月がかかり、生活再建や子育ても非常に困難な状況があります。配偶者間の性暴力は日常的に繰り返されるレイプです。「妻だったら拒否できたはず・・・」は司法関係者の無理解を露呈しています。

このような現状を変えるには、ジェンダー平等教育を小学校から高校まで義務教育として実施するしかないと思います。また、大學教育の現場でジェンダー平等を選択科目ではなく、必須科目にする。なかでも、大学の法学部ではジェンダー法学を必須科目にしてもらいたいです。

今も、閉ざされた家庭の中で、毎晩、性暴力に苦しんでいる女性たちが数多く存在しています。この現状を早急に変えていきたいと強く願っています。

<山口のり子から>

正井さん、よくぞパンドラの箱を開けてくれました。やっと、やっと、本格的に性暴力に光が当てられるようになりましたね。

私もずっと気になっていました。アウェアに来るDV加害男性たちが、次のような性暴力をしていることをグループの中でだんだん話すようになるからです。

DVしたあと仲直りのつもりでセックスすることを求める、相手が寝ているときにセックスを始める、相手がしたがらないのにセックスを無理強いする、セックスに応じないと冷たくしたり不きげんになる(不機嫌の「嫌」は女性差別漢字なので使いません)、いやがるのにポルノを見せる、避妊に協力しない、セックスに応じないと浮気する、風俗へ行くなどと言って脅す、あるいはそうする など

イギリスや北欧では同意のない性行為は犯罪という法律まで作られている時代なのに、今の日本でDV加害者プログラムに来る彼ら(だけでなく多くの男性)には、妻の性的同意が要るなんて概念はこれっぽっちもありません。

一方、女性たちも面談では性被害については語りません。相手にされたことが性暴力という自覚がない、自分が悪いと思い込んでいる、性暴力だったという自覚はあるけど認めたくない・話したくない、からです。

でも、先日の女性グループで、夫婦間でも性的同意が必要だということを話題にして、イギリスの警察が作った動画「紅茶と同意」を見てもらったら、被害体験を語ってくれるようになりました。夫婦の寝室で、ジェンダー不平等の極みの営みが行われています。

日本政府には、ジェンダーギャップ指数121位という無残な現状を変えるためには、スポーツといっしょにするような省ではなく、すべての省の上にたつ「ジェンダー平等省」を作って本気で取り組め、と言いたいです。

今「ジェンダー平等を!」の大きな声を挙げずしていつ言うのでしょうか。イギリスやオーストラリアなどでも「女性への暴力」に「NO」という大きな声が今挙がっています。世界の女性たちとつながり、北京で起きたような「女性への暴力撲滅」の大きなうねりを作り出しましょう!