●プログラムの目的と特徴
・DV(パートナー虐待)をやめる
・暴力や支配なしに、パートナーと対等な関係を築く
・病気や性格や飲酒などが原因ではないことを確認する
・プログラムは治療やカウンセリングではなく教育と訓練の場
・プログラムは、米国カリフォルニア州のものを応用
・ファシリテーター(実施者)が被害者の代弁をする
・被害者への共感を促す
・被害者の安全・安心のための支援のひとつ
●教育プログラム
・DVは「支配するため」にする
・手段として「自分が選択した行為」と気づく
・DVは、価値観、考え方、信念のゆがみから起こる
・それらを変えていく
・DVした結果に向き合って、その責任をとる
・暴力ではない方法を選ぶための学びと訓練
●プログラムの実施
・個人ではなく効果のあるグループで行う
・体験・考え・気持ちなどをグループで語り合い、聞き合う
・参加者同士、指摘し合う
・客観的に自分を振り返えるようになる
・ジェンダー平等などの新しい価値観情報を学ぶ
・自らのDV行動、相手の立場や痛みなどにaware(気づくこと)
●加害者は変わるのか?
・積み重ねで自分を変えていく
・時間はかかるがやめなければ少しずつ変わる
・暴れる、威嚇するなど目に見えるDVをほぼやめる
・言葉や心理操作など巧妙な支配が続くこともある
・DVは学んだこと、学び落とせる
・パートナーが一切恐怖を感じないほど支配を手放す人も
・被害を埋め合わせ対等な関係を築くには長い時間を要する