ある日の教材 加害者である自分のことがわかる:サルカニ・バイオレンス

ファシリテーターより:

今日は、教材として「サルカニ・バイオレンス」という本を読みました。昔話「サルカニ合戦」をモチーフに、DVをわかりやすく語ったものです。サルが加害者で、カニが被害者です。

サルさんの気持ちについては、いろいろと意見が出ましたが、カニさんの気持ちについては、自分のパートナーと重なるという意見はあまりでなくなります。

でも、サルさんがこういう行動をすると、カニさんはこういう気持ちになるんだなという気づきの声は多く出ました。

カニさんがDV被害に遭っても、親や周囲に理解してもらえす、さらに傷つけられることを初めて知ったという声も多く出ました。パートナーがすぐに離婚や別居を考えられなかったのはこういう理由があったからかもしれないという意見もありました。

 

 

*DV加害者プログラム参加についての詳細を知りたい方、その他のお問い合わせはアウェアまでメールください。

mail : info@aware.cn

*加害者プログラムの男性たちが話すことをたくさん紹介している本

愛を言い訳にする人たち

15年経ってやっと社会が追いついた!  東京地方裁判所で講演

アウェアDV加害者プログラムは始めてから16年目になります。
2018年7月、はじめて東京地方裁判所に呼ばれ、アウェア代表山口のり子がアウェアの加害者プログラムと加害者について講演しました。

対象は、裁判官、書記官、調査官など。
DVの研修はこれまでに何度かしたそうですが、被害者を通しての話だけだったとのこと。「加害者のことも知りたいという声が出てきたので、インターネットで探したところ、アウェアをやっと見つけました!」と言って研修担当者が講演
依頼にアウェアまで来てくれました。

講演が終わり質疑応答に入るとき、司会者が「では質問でも感想でも懺悔でも」と言って笑いを取りましたが、それだけ自分ごととして聞いてくれた証です。

裁判官が抱える悩みも聞いてきました。DV防止法には、暴力はからだへの暴力だけではないとしているのに、いざ保護命令となると発令の条件はからだへの暴力がおきていること。言葉によるものや、精神的暴力などは法律により認められない。

保護命令を出してあげたいケースでも、からだへの暴力がおきていないと却下しなければならず、心が痛むという声を聞きました。

保護命令の条件を変えるか、新たな立法が必要とのこと。
内閣府では、セクハラ罪を作る動きがあるようですが、DV罪も必要です。

1日も早く、被害者に寄り添った判決を裁判官が出せるようになることを期待しています。

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愛を言い訳にする人たち

おまじないでDVを避ける ある日の振り返り(5)

Aさん:最近パートナーの体調が悪くキゲンが悪い。以前は彼女のイライラが自分に向いているようで、責められているように感じたが、今は責められている感じがなくなってきた。タイムアウトを有効に使えるようになってきた(クリーニング屋さんに行ってくるね、など)。

Bさん:➀先日車の車検があったが、いつもよりも2万円高いところに出してしまい、パートナーが明らかにイライラしている様子だった。以前はそういう表情を見て自分が責められているように感じてしまい、DVになっていたが「イライ
ラしたら負けだ、DVしてしまうぞ」「批判でなく事実だ」をおまじないとして唱えることができるようになった。おまじないを唱えることで余計な一言を言わずに済んだ。後で考えると小さいことだったと思える。パートナーはただいろい
ろ(グチのようなことも)言いたいだけて、ただそれを聞くだけでいいと思う。

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愛を言い訳にする人たち

僕らは試されている ある日の振り返り(4)

振り返り人:再別居して3か月、最近は週に何度も一緒にご飯を食べたりしています。気が緩んできて、言葉が乱れてしまうんですが、その場では指摘されず、翌日にメールで言われることが多いです。言葉の乱れは態度の乱れに直結するの
で、何とかしたいと思っています。

仲間A:我々はちょっと食事に行けるようになったり、パートナーに優しい言葉をかけてもらえると、もうだいじょうぶだろうとすぐに油断して元に戻ってしまうから用心しなければならないと思います。

仲間B:それは変わったとは言わないと思う。彼女がただ優しくしてくれているだけで、許してくれたわけではない。試されていると思います。

ファシリテーターより:振り返り人は「とりあえず相手を優先」という呪文を唱えることになりました。

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愛を言い訳にする人たち

自分だけが悪いのではない、謝罪というDV:ある日の振り返り(3)

ある男性は、アウェアに入る前に、過去のDVについて謝罪の手紙を書いたそう
です。アウェアではそういうことはしないように伝えます。なぜなら時間をかけて自分を変えない限り、その前に書く「謝罪の手紙」は「謝罪というDV」をすることになるからです。

やはりその手紙は、彼女への恨み節が強く出たものになってしまい、それ以降
会うことを拒否されているそうです。

ある日、その男性にパートナーからリクエストが来たので、それについてグループで話題にしました。
リクエストは、(1)今後DVしないためにどうするのか具体的に示すこと
(2)DVした自分だけが悪いのではないという気持ちが強いことについて振り
返ること、のふたつでした。

グループの仲間の男性たちからは次のような意見が出ました。

・相手から言われたことに過剰に反応してしまっていませんか?自分がそうだったから聞きたいのですが。
・「9割は自分が悪いけど、1割は相手にも非がある」と思っていると、パートナーは敏感にそれを感じてしまうと思いますよ。
・たとえ彼女に問題があったとしても、それは彼女の問題だと考えて、自分は自分のDVの問題に集中しないと、結局ふたりの関係は修復できないんじゃあないかと思います。
・自分もアウェアに来た当初は、相手にも非があると思っていました。
今は自分を振り返ることを積み重ねるしかないと思っています。
・謝罪の言葉などの自分の一言で、関係がガラッと変わることなんてないですよ。
・彼女の不安やあなたに対する恐怖心を第一に考えることが重要だと思います。

以上のことをまず自分でしっかり考えるのがよいということになり、彼の宿題となりました。

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愛を言い訳にする人たち

ある日の振り返り(2)

今日は、たばこを辞めないある人にフォーカスした話し合いになりました。

彼:タバコは嗜好品だから、それを強制的に辞めさせようとする彼女にも問題が

あるのではないでしょうか?

他の男性:どうして今まで何度も辞めようとして辞められなかったのですか?

他の男性:パートナーは子どもや健康のためにやめてほしいと言っているのに辞

めないのは、パートナーを尊重していない表れだと思いますよ。

彼:正直言って、そのくらいのことではパートナーはどうせ出ていかないだろう

と思っています。

他の男性:「覚悟が感じられないなあ。あなた、いったい何のためのアウェアに

来ているんですか?」

他の男性:煙草をやめる気がないのに、その場を取り繕うために「やめます」と

言っているのなら、それは「嘘つき」ですよ。タバコはやめることができることなんだから、

そういうことから始めないと、ほかのことでも信頼されなくなってしまうと思います。

他の男性:禁煙治療を受けるか、家では吸わないことにして、職場では許可して

もらうとか、まずできそうなことを決めて実行したらどうですか?

など、厳しい意見が出て、次回までに何をするか決めてくることが彼の宿題とな

りました。

 

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愛を言い訳にする人たち

ある日の振り返り(1)

このごろ、グループでは、加害男性たちが「覚悟が足りない」とお互いに厳しく言いあうのが流行っています。

今週もある人が、しばらく来れなかった言い訳をして「アウェアに来なくても、気持ちの上では毎週土曜日はいつもアウェアとともに過ごしていました」と言ったら、みんなの失笑をかいました。

また、パートナーが別居を望んでいることに対して、「毎月生理のときには必ず別居や離婚のことを言うので、今回もやり過ごしました」とか、「僕がこんなに頑張っているのに、彼女が回復しないから関係性が変わらないと」言うので、他の男性たちからは「まったく覚悟が足りない」という厳しい言葉が彼に集中しました。

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愛を言い訳にする人たち

デートDV防止全国ネットワーク設立記念シンポジウム

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<拡散希望>
【参加者募集】デートDV防止全国ネットワーク「設立記念シンポジウム」

【参加者募集】デートDV防止全国ネットワーク「設立記念シンポジウム」

DVはおとなだけでなく、若者の間でも起きています。
全国で始まっている予防教育をさらに確実に子どもたちに届けるため
「デートDV防止全国ネットワーク」を立ち上げ、誰も加害者にも被害者にも
ならない「デートDVのない社会の実現」をめざして、私たちは動き出します。

2018年8月26日(日)13:00~16:00
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(センター棟501)
設立集会 13:00~13:30
設立記念シンポジウム 13:30~16:00
資料代:1000円(学生無料) 定員:200名

・・・・・シンポジウム内容・・・・・
デートDVの背景に見え隠れする性暴力、妊娠の問題。
退学に追い込まれる高校生、誰にも相談できずに痛ましい事件も起きています。
「次世代の子どもたちに対等で尊重できる関係をつくることの大切さを伝えたい!」
そのために集い、共に考えましょう!

第1部「10代の妊娠とデートDV」
報告:「公立高校における妊娠を理由とした退学等に係る調査結果」文部科学省初等中等局児童生徒課専門官 星匡哉
報告:「電話相談から見える10代の妊娠の背景」 一般社団法人にんしんSOS東京 松下清美
基調講演:「医療現場で見る10代の妊娠と課題」 女性クリニックWe!TOYAMA院長・産婦人科医 種部恭子

第2部「子どもの未来を守るデートDV防止教育を」
コーディネーター:デートDV防止全国ネットワーク代表理事 山口のり子
シンポジスト:種部恭子、
一般社団法人ペンギンプロジェクト代表理事 上村茂仁
一般社団法人エープラス代表理事 吉祥眞佐緒
NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ 三野敬子

<シンポジウムに関する詳細 >

【参加者募集】デートDV防止全国ネットワーク「設立記念シンポジウム」

<申し込み>
★ネット上からの申し込みはこちらのURLから⇒ https://goo.gl/forms/Imo9l1UZlmXKr9Eh1
★FAXまたはメールの方は
必要事項 ?名前(ふりがな) ?所属 ?TEL ?メールアドレス をお知らせください。
・FAX:045-755-7007
・メール:ddvbousinet@yahoo.co.jp

<問合せ>
デートDV防止全国ネットワーク事務局(エンパワメントかながわ事務所内)
電話:045-323-1818

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愛を言い訳にする人たち

オンライン・加害者プログラムを開始します!

DV加害者プログラムを東京で15年実施してきた実績のあるアウェアが、このたびオンラインで加害者プログラムを始めます。これまで近くに加害者プログラムのない遠方の方からのお問い合わせには「残念ながらありません」とお答えするしかなかったのですが、オンラインでのご参加が可能となりました。

オンラインプログラムとは、コンピューターでのビデオ会議のことです。遠くにいる者同志が、グループの仲間として、お互いに顔を見ながら、話し合いができるという昔では考えられなかった方法です。コンピューターに慣れていない方でも、zoomというビデオ会議システムへの登録(無料)さえできればご参加いただけます。ただし、ご参加には下記のように条件がいくつかありますのでご覧ください。

*ただ今参加者募集中です。6名集まったら開始します。

*ファシリテーター(グループの実施者)はアウェア代表の山口のり子が務めます。

*以下を読み進める前に、アウェアの加害者プログラムの説明をまずご覧ください。

アウェアの加害者プログラムの説明へ

オンライン加害者プログラムに参加するために必要なこと

*自宅(自分の部屋などひとりでいられる環境)で、カメラ搭載PCでzoomビデオ・ミーティングによるプログラムへの参加が可能な方

*参加への流れは次のようになります。
・参加したい方本人がまずメールで事前面談(zoomビデオ)の予約の申し込みをしてください。
・事前面談は全部で3回受けていただきます。
・面談はそれぞれ1時間で、面談料は1回につき8000円です。
・2回目と3回目の間に、パートナーに個人面談を受けていただきます。
面談の仕方は、オンライン、電話などご都合に合わせます。
日程もお互いに調整して決めます。
加害者プログラム参加の必須条件ですから、パートナーの協力が得られない方は
参加できません。

パートナー面談は約2時間かかり、料金は1万円です。
・この1万円は加害責任のある方に支払っていただきますので、1回目の面談の日程が決まった時点で、ご自身の3回分とパートナー面談の分、合わせて34000円をお払いいただきます。振込先情報は追ってお知らせします。
・グループは毎週土曜日の午前10時から12時の2時間です。
・52回以上参加が条件です。DVの問題は簡単に短期間に解決はできないと覚悟してください。
・仕事等でどうしても参加できない場合、事前に連絡があれば(ただしルールあり)欠席扱いするので料金は発生しません。
・1回の参加費は3000円ですが、オンラインでは次のように26回分か52回分かを選んで、一括してお支払いいただきます。52回分一括払いのほうがずっと割安になります。
(基本料金1回分 3000円)
オンライン 26回分   75000円(1回分、2500円)
オンライン 52回分  104000円(1回分、2000円)
・以上すべて税込み料金です。

*DV加害者プログラム参加についての詳細を知りたい方、その他のお問い合わせはアウェアまでメールください。

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