『愛を言い訳にする人たち DV加害男性700人の告白』アウェア代表 山口のり子著

DV加害者プログラムへの関心が高まっています。

2020年11月8日に行われたPREP-Japan&RRP研究会主催のオンラインシンポジウム【「最大のDV被害者支援」といえるDV加害者プログラムをめざして~加害者が暴力をやめるための機会を日本全国に~】には、230人あまりの方が参加されたくさんの質問も頂いて、大変盛り上がりました。
シンポジウム中 のびぽこ No-vipoco 佐々木さんの発表でも取り上げられた『愛を言い訳にする人たち DV加害男性700人の告白』の紹介です。


『愛を言い訳にする人たち DV加害男性700人の告白』
アウェア代表 山口のり子(著)
発行 梨の木舎
発売日  2016/3/1
A5判 192頁 並製
定価1,900円+税

加害者ってどんな人?なぜDVをするの?加害者は変わるの?

被害者支援をするには加害者のことを知る必要があるという声にお応えするタイムリーでぴったりな本。

DV防止法が施行されて19年目になりに「加害者のことはどうするの?」という声がやっとあちこちから聞こえてくるようになりました。加害者に対する社会的な取り組みが今求められています。
DVは、親密な関係の人に対して力をもって優位に立ち支配することが目的で繰り返す虐待行為です。
加害者は1日も早く気づいてやめなければなりません。著者が18年間DV加害者プログラムを実施してきた体験から加害者の実体を解き明かし、加害者は変わるのか?変わる場合はどのような道筋を通って変わるのか?変わらない場合はなぜか?など、皆さんの疑問にお答えします。
被害者が関係から離れる決断をするには自分がされていることはDVだと気づかなければなりません。
留まる場合にも相手が何を目的として、どんな力をつかってどういうやり方をしているのか?自分はそれにどう影響されているかなどを見抜き、自分を守るチカラを身に着けることが必要です。
本著は、加害者・被害者・周りの人・支援者だけでなく、すべての人に向けたDVにない社会を目指すための「気づき」へのメッセージです。

※2016年11月5日『図書新聞』にて、『愛を言い訳にする人たち』が紹介されました。【 「加害者から見たDV」を知る貴重な資料 DVが子どもに与える影響についても詳しく解説されている 馬場望(弁護士・社会福祉士)】

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