皆のまえで、僕の話長い?怒ってる?と聞きました:ある日の振り返り㉘

振り返りをした男性:親が集まる会にパートナーと出かけました。コメントする番が回ってきたとき、私はつい長くしゃべってしまったので、途中で漫才のように〇〇さん(妻)に「話が長い?、怒ってる?」と振り、そのまま続けて話を終えました。数日後、〇〇さんに「人前であんなふうに聞くと、私がいつも怒っているかのように思われるでしょ」と言われました。何も考えずに言った言葉が、〇〇さんを傷つけていたことに気づきました。今後アウェアに通うのをどうするか思案中でしたが、今回の件があり、〇〇さんにまだ通わせてほしいと伝えました。今後は、月1回のペースで通い続けたいと思っています。

グループの仲間たちから:
・対等平等の関係であれば、特に気に留めなくてもいい事柄でも、DVをしてきた者にとっては、何を言うかはとても重要だと思う。
・意図的に言ったわけでなくても、相手に対しての考えが及ばないことはありがちで、そこからドツボにはまっていく。
・“傷つけないよう“にと言う気持ちから相手と接することを避けるようになりがちで、関係がますます遠くなってしまったと反省している。
・やることなすこと、裏目に出る。今後どうしていいかわからない。
・中途半端に終わらず、やり続けることが大切。よい言葉(けっして見下さず、褒めたり、認めたり、感謝したりする言葉)を使うことで怒る人はいないので、とにかくやってみたら。
・自分が自己中心的な視点から抜け出ていないことに気づいた。暴力をしたくないので、逃げている自分に気づいている。パートナーが傷ついていることを忘れがちになるので、パートナーの気持ちにフォーカスする訓練をしていきたい。
・パートナーの心の状態が見えないので、自分だけが努力しているように感じてしまうことがある。パートナーが傷ついていることを意識すること、自分が傷つけてしまったことを忘れないようにしないといけない。
・どうしていいかわからないときは、初心に戻ってアウェアに来る目的は何なのかを明確にするとモチベーションも出てくる。

Fから
・第三者がいる席で、場を盛り上げようと“身近な人を下にして笑いを取る“ということをやったことがある人がどのくらいいるか聞いたら全員でした。そこから得られるものは何なのか?どうしてそうしてもいいと思ったのかを考えてもらいました。そうしたら自分をよく見せようと思ってやったが、結果的には逆効果になっていることに皆が気づきました。“ボケと突っ込み“などの文化があるという意見もありましたが、それは信頼というベースと、笑いを取ると言う目的があり、打ち合わせがあってのこと。それは親密な関係で特に必要ではないという意見も出ました。