DV行動をやめたい男性たちのためのグループ・プログラム参加者募集中

awareアウェアはプログラムへの参加者を募集中です。妻やガールフレンドに暴力をふるってしまう自分をなんとか変えたいと思っている男性が対象です。同じ問題を抱えている人たちといっしょに、自分を変えませんか。勇気を出してご連絡ください。

■日時
毎週土曜日の16:00から18:00(8~12人)
         19:00から21:00(8~12人) 
毎週日曜日の15:00から17:00(8~12人) 

○空きがあればいつでも参加できます。
○夏休み、年末年始休みなどがあります。
○連休の土・日は休みます。(例外もあり)

■場所
東京都千代田区 JR飯田橋駅東口徒歩4分
(面接日時が決まったら詳細をお知らせします。)

■参加費
1回 3,000円(参加時にお支払いいただきます。)
その他入会金等はありません。

■プログラムについて
アメリカ、カリフォルニア州で実施されているDV加害者向け教育プログラムを応用しています。52回以上参加していただくプログラムです。暴力をふるう自分を変えるのは時間がかかると覚悟してください。

■実施者(ファシリテーター)について
アメリカ、カリフォルニア州認定のDV加害者プログラム実施者向けトレーニングを修了し経験を積んだファシリテーター及びそのスーパーバイズのもとで研修後経験を積んだザバイバー(DV被害を乗り越えた女性)が担当します。

■お申し込み方法について
まずメールか電話で事前面談の予約の申し込みをしてください。
初回面談は火曜日か金曜日の午後1時からか3時からのみですが、2回目と3回目は土曜日の午後2時からも行います。
グループに参加する前に全部で3回面談を受けていただきます。2回目は怒りのコントロールやDVについての基本的な学習をしていただき、3回目は参加のルールやプログラムの予定などについて説明します。

面談はそれぞれ1時間ずつで、面談料は1回につき8,000円です。

なお、2回目と3回目の間にはパートナーと面談させていただきます。
パートナーへの面談は2時間ほどかかり、料金は10,000円です。男性の2回目の面談の際、合わせてお支払いいただきます。パートナーではなくて、加害行動をした方(DVの責任がある方)にお支払いいただきます。

【連絡先】 aware アウェア
TEL : 03-6272-8770
FAX: 03-6272-8771
E-mail : info@aware.cn

デートDVチェックリスト

親密な関係になってしまうと、支配や暴力が見えなくなってしまいます。次のチェックリストを使って、自分自身や相手の行動をチェックしてみてください。

■デート相手の暴力的態度の見分け方
デートDVのサインを見つけるため、デート相手の態度について質問に答えてください。

〜 デート相手は… 〜
□あなたのことを「きたない」「バカ」など人をおとしめるいやな言い方で呼びますか。
□あなたが他の用事で会えなかったりすると、自分を最優先にしないと言ってふてくされたり、怒ったりしますか。
□あなたが誰と話すか、家族や友だちの誰といっしょにいるかなど、何でも知りたがって聞いてきますか。
□しょっちゅう携帯に電話してきて、あなたがどこで誰と話したり会ったりしているかチェックしますか。
□怒ったときに物にあたるなど、あなた怖いと感じるような態度・行動をしますか。
□あなたへの怖い態度や行動をしたあと謝ることが多いですか。
□すごくやさしいときと、すごくいじわるでいやな態度のときとが極端ですか。具体的には「俺(私)には君(あなた)しかいない」とやさしく言ったかと思うと、「おまえ(あんた)は本当にばかだ」とばかにしたりするなど。
□ふたりがけんかしたとき、あなたが怒らせるようなことを言ったからだとか言ってあなたを責めますか。
□あなたが何かについて話そうとすると話をそらしたりして、あなたの話をちゃんと聞いてくれないことが多いですか。
□よく約束を破りますか。
□あなたの携帯をチェックして、男(女)友だちのメールやアドレスを消せと命令したり、消してしまったりしますか。
□「僕(私)のことが好きならいいだろう」とあなたが気が進まないことをさせますか。
□あなたの希望や考えを尊重しないで勝手に決めることが多いですか。

●ひとつでも該当する項目があったらデートDVではないかと考えてみましょう。

■自分が暴力的な態度をとっていないかチェック

〜 あなたは… 〜
□デート相手が自分の意見に従わないといらいらしたり怒ったりしますか。
□相手が自分だけでなく、他の人とも仲良くしているのに嫉妬して責めたりしますか。
□相手がどんな人とどんな話をしているのか、とても気になって聞いたりしますか。
□相手に何をするか、誰と話すか、どこへ行くか、何を着るかなどについて指示し、それは相手のためだと思っていますか。
□相手に向かって「俺(私)とあいつ(ときに人、物、ことがらなど)のどっちが大事なんだ!」という言い方をしますか。
□腹を立てたとき、相手の目の前で物をたたいたり、壊したり、投げたりしますか。
□腹を立てたとき、相手の腕や肩をつかんだり、押したり、たたいたりしたことがありますか。
□あなた自身の問題や自分がいらいらしていることを、相手のせいだと責めたことがありますか。
□相手がしたことをとがめるとき、相手をたたいたりしますか。
□いつも相手をリードしなければと思っていますか。
□ふたりのことでも、相手の考えや希望を尊重しないで、自分ひとりで決めることが多いですか。
□相手は自分より劣っていると思いますか。
□付き合っている相手を「自分のもの」だと思っていますか。

●ひとつでも該当する項目があったら自分の態度・行動を見直しましょう。

DVとデートDV

おとなのDVもデートDVもまったく変わりません。同じことが、同じ目的
と同じ要因で起きています。違いは、ふたりが結婚しているかどうかだけです。若者たちの間ではセックスすることで、暴力行為が始まることが多いです。一度セックスしたことで、相手を自分のものとか、所有物のように考えることから相手への支配は始まります。しかしどちらも愛しているから、愛されているからと考えるので、暴力をふるうほうもふるわれるほうも、起きていることが暴力でありDVであることに気づけません。相手を独占することが愛することだと勘違いしています。束縛するのが愛だと思っています。ですからまわりの大人たちは、子どものけんか・いざこざなどと軽く考えたら危険です。

2007年


12月25日 中日新聞 ストップ!デートDV 支配は愛じゃない
12月25日 日本経済新聞 デートDVを防ぐ
11月15日 徳島新聞 加害者の視点でDV防止考える
10月7日 徳島新聞 デートDV
10月6日 NHK徳島テレビ
9月9日 しんぶん赤旗 デートDVって何?
9月8日 保健ニュース 少年写真新聞 デートDVを防ぐ(寄稿)
9月1日 月刊 女性&運動 9月号 「デートDV」気づくことが大切
8月26日 毎日新聞 更正プログラム必要
7月24日 毎日新聞 デートDV被害防止を
7月18日 読売新聞 加害者対策は進まず DV防止法改正
7月2日  TBSテレビ イブニングファイブ DV夫の告白
7月1日 婦人之友 7月号 DVは犯罪です
7月   東京都世田谷区男女共同参画課 発行誌 「らぷらす」
7月   SEXUALITY 32号 若者向けに“気づき”を促す(寄稿)
5月31日、6月7日 東京新聞 暴力を絶つ! DV加害者たちの証言
5月25、26、30、31日、6月1、2日 沖縄タイムズ
5月20日 沖縄タイムズ 妻の心の傷 気づいて
5月19日 NHKテレビ 午後7時のニュース 男性たちの証言
5月11日 日本経済新聞 DV男の見分け方
4月9日  テレビ朝日 スーパーモーニング 増えるDV被害
3月25日 静岡新聞 夫婦の会話 相手を尊重
3月    雑誌「SAY」 “デートDV”を知っていますか?
3月    デートDVパンフ制作 大分県 デートDV これって愛?
2月25日 教育医事新聞 デートDV
2月23日 The Washington Times
 Program stands up against dating and domestic violence
1月11日、12日 TBSテレビ イブニングファイブ DV夫と闘う妻たち
1月   長野県男女共同参画センター発行誌 「参画ひろば」
1月   兵庫県男女共同参画センター発行 イーブンニュース デートDV