緊急!「あの事件は、デートDVです。」

【情報拡散歓迎】

デートDVを知っていますか?
交際している二人の間で、一方が相手を様々な力でもって支配していく関係性のことです。
今年6月末、横浜市で大学1年生の女性が交際していた男性に待伏せされ、自宅マンションの駐車場で刺殺された事件がありました。被害女性は2年も前から警察に相談し、交際中に「別れたら殺す」などと脅されたことも伝えていたことが報道されています。この脅しは、相手に逃れられないという恐怖と緊張を与えて、自分の思い通りに支配(コントロール)していくデートDVそのものです。そして最悪の結果に至りました。

この事件の報道で、多くの人は「なぜ?」とたくさんの疑問を持たれたのではないでしょうか。こうした悲しい事件を防ぐために、おとなにできることはたくさんあります。まず、デートDVについて知ってください。若い人たちを、デートDVの加害者にも、被害者にも、傍観者にもさせないために、以下のように、デートDVを理解し、対応するための研修会を開催します。

緊急!「あの事件は、デートDVです。」
日時:2023年8月23日(水)14:30〜17:00
主催:一般社団法人アウェア
場所:オンライン(zoom)
講師:アウェア認定・デートDV防止プログラム・ファシリテーター・トレーナー 久保洋子(アウェアFネット副代表)、志堅原郁子(アウェア副代表)
対象:広く一般おとなの方々(保護者、地域で活動されている方、教育関係者、医療関係者など)
参加費:2500円(学生は1500円)
申込:Peatixでお申込みお支払いをお願いします。
https://aware202308.peatix.com
※お支払いいただいたあとキャンセルは不可で、返金できないことをご承知おきください。
※ライブ参加の方にも、後日録画視聴URLをお送りします。
※録画視聴について
費用はライブ視聴と同じで2500円(学生1500円)です。録画視聴券を選んでお申込みください。講座終了後3週間程度で録画視聴用URLをお送りします。(URL送信後1か月程度は視聴可能)
締 切:8月20日(日)18時

研修会は、幅広い層からの疑問とニーズに対応するものになっています。具体的には、デートDVとは何か、何が起こっているのか、何が原因か、という基本知識の提供から、家庭及び教育現場でデートDV未然防止のためにできること、デートDVだと気づくために、そして気づいたら何ができ、何をしたらいいのか(加害者、被害者への対応)、気をつけること、若い人たちに「束縛は愛ではない」ということと、人と人との心地よい関係の伝え方など、予防策や早期介入策まで扱います。よくある質問に事前に応えるQ&Aやライブ質疑も予定しています。

若い人たちの未来を守りたい。
山口のり子アウェア代表が「デートDV」という言葉を生み出し、防止・啓発活動に乗り出してから今年は、ちょうど20年の節目の年になります。この言葉が不要になる日を、私たちは心から望んでいます。

◆アウェアについて https://aware-jp.com/
2002年にDV加害者プログラムを開始。加害者の話からその多くが婚姻前の交際中に既に相手を支配(コントロール)していた事実から、2003年に「デートDV」という言葉を生み出しデートDV防止啓発を開始する。2006年にはデートDV防止プログラムを実施するファシリテーターの養成講座を始め以来、途切れることなく毎年実施。現在、日本各地に200人を超えるアウェア認定・デートDV防止プログラム・ファシリテーターがいる。

◆アウェア認定者で構成するデートDV防止プログラム・ファシリテーター全国ネットワーク (略称:アウェアFネット)については
以下のHPをご覧ください。
https://aware-fnet.com/

 

「デートDV」と名付け 防止のための人を育てて20年 アウェア山口のり子 講演会

久しぶりに全国の仲間たちと集う機会です!
ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。

今年、2023年は山口のり子著書『デートDV 相手を尊重する関係をつくるために』(2003年、梨の木舎出版)で、「デートDV」という概念と言葉、そして「デートDV防止プログラム」が紹介されてから20周年の節目の年となります。
「デートDV」という言葉によって、若い人たちの交際中におとなと同じDVが起きていることが可視化され、今では広く認識されるようになってきました。しかし、現在もまたデートDV/ストーカー被害の悲しい報道が流れています。ひとりでも多くの人たちに、早い時期に、デートDVについて正しい知識と理解を広めることの重要性をひしひしと感じています。

さて、この20周年を記念し、より一層のデートDV防止プログラムの普及を図り、それによってジェンダー平等・公正社会の実現をめざすため、言葉の生みの親、そして防止教育のための人材を育ててきた山口のり子代表の講演会を下記のように開催いたします。

日 時:2023年7月9日(日) 午後1:00~4:00(開場:12:00)
会 場:コクリコさかい 堺市立男女共同参画センター
(大阪府堺市堺区宿院町東4ー1-27)
参加費:1,500円
定 員:300名
*先着順、定員になり次第締め切ります。
*講演部分は、後日録画配信を予定しています。
申 込 https://aware202307.peatix.com
*チケットは、「現地参加」か「録画視聴」の2種類です。どちらかひとつを、ご選択ください。両方は選べません。
*当日現地参加が難しい方は、「録画視聴」をお選びくださいください。
*「現地参加」の方には、後日録画視聴用のURLをお届けします(別途申込不要)。
締め切り7月4日

第1部 「デートDV」とデートDV防止プログラム、そして防止のためのファシリテーター養成
第2部 フェミニストとしてのあゆみの「アウェア」
*講演会終了後、15分程度の休憩の後、講演者・山口のり子代表を囲んで参加者との懇談会を同会場で1時間程度予定しています

キャンセルポリシー:
7月4日(火)までのキャンセル連絡は、手数料のみ引いて返金いたします。
7月5日以降は、準備の都合上、返金できません。
(ただし、「現地参加」申込から「録画視聴」への変更は、当日まで対応いたします)

問合せ アウェア
https://aware-jp.com/contact/

主催:一般社団法人アウェア
協賛:一般財団法人さかい男女共同参画社会推進基金
協力:コクリコさかい運営共同事業体

チラシ

Download (PDF, 524KB)

デートDV防止のためのハンドブック

デートDV防止のためのハンドブックをリニューアルしました!

若者向けハンドブックをアウェアがお作りします。

そのために普及版を用意しています。普及版によるハンドブックとは、ご依頼者とアウェアで著作権の借用契約を結び、アウェアの基本の原稿(デザイン・レイアウトを含む)を使用して作成するハンドブックのことです。表紙には県・市・区などの名前を入れ、裏表紙には地域の相談先リストを作成し掲載します。

SNS世代に急増していて喫緊の課題になっている「デジタル暴力」やリプロダクティブ・ヘルス/ライツなどを入れて、現代の若者たちが必要としている情報を網羅しています。よくある事例ケースを、コンパクトに四コマ漫画でまとめてわかりやすくしています。

すぐに配布できる全国共通版もあります。

行政や学校関係者の皆さま、ぜひデートDV防止(予防)啓発ハンドブックを作る予算を獲得し、その制作をアウェアにご依頼ください。そして子どもたちに配布してください。

基本 A6サイズで22ページ(目次と表紙は別)全頁フルカラー
※A5サイズ対応も可能です。ご相談ください。

主に、中高生が対象

参考価格(県や市を入れたバージョン)
10,000部で 60万円(一部あたり60円)
5000部で 45万円(一部90円)
3000部で 35万円(一部117円)
1000部で 30万円(一部300円)
※送料別途

(旧版)請負制作実績
宮城県、神奈川県、大分県、千葉県鎌ケ谷市、香取市、長岡市、堺市、
東京都千代田区、目黒区、台東区、中野区ほか

問合せ・ご相談はフォームよりお願いします
https://aware-jp.com/contact/

 

 

「DV加害者と虐待」~DVは子どもを苦しめる「受動虐待」~

ランディ・バンクロフトさんのオンライン講演会を開催します!

ランディさんは米国初のDV加害者プログラム「エマージ」(ボストン)のプログラム実施者として2000人以上のDV加害者に関わり、『Why Does He Do That?』(邦題『DV・虐待加害者の実体を知る』(2008年明石書店))をはじめ、『DV・虐待にさらされた子どものトラウマを癒す』や『DVにさらされる子どもたち~親としての加害者が家族機能に及ぼす影響』などの著作があります。

『DV・虐待加害者の実体を知る』は10刷りを重ねたロングセラーとなり、DV被害者とその支援者にとってのバイブルとも呼ばれています。ランディさんの教えは、アウェアの加害者プログラムの指針となっています。アウェア代表の山口のり子がその本の監訳をしており、その繋がりで今回の講演が実現しました。この機会に、ぜひランディさんの話をお聞きください。

パートナーに対するさまざまなかたちでの暴力が子どもを苦しめ、甚大な悪影響を及ぼすことが、少しずつ知られるようになってきました。子どもの面前でのDVだけが問題なのではありません。子どもはDVを気配で感じ取り、DVで汚染された空気を吸うかのように心身ともにDVから悪影響を受けます。DVは子どもを苦しめる「受動虐待」に他なりません。「受動虐待」という言葉は、アウェア代表山口のり子による「受動喫煙」をもじった造語です。

今回の講演会ではランディさんによる録画に日本語字幕を付けたものをご覧いただきます。前半40分は「DV加害者と虐待」~DVは子どもを苦しめる「受動虐待」というタイトルのお話を、後半40分は事前にお訊ねした次の3つの質問に答えていただきます。

① DV加害者は加害者プログラムに参加することで変わるのか
② DV被害母親をどう支援するか
③ デートDV加害者と、DV家庭で育った10代の少年向けグループワーク

講演会終了後、希望者にだけ残っていただき感想をシェアする時間があります。

DV加害者への対応が今後の大きな課題です。私たちがめざす「被害者支援のための加害者プログラム」をさらに充実させ、広めるため、ランディさんのお話を聞いてともに学びましょう。ご参加をお待ちしています。

「DV加害者と虐待」~DVは子どもを苦しめる「受動虐待」~
2023年6月4日(日)13時30分~15時30分(ZOOM開催)

申込み: https://lundy0604.peatix.com
締め切り:6月4日(日)13時
*ZOOMの参加URLは前日(予定)にお送りいたします。
*申し込まれた方には、後日期間限定で配信があります。

参加費: 一般2000円、学生500円(おおむね20歳代までの学生さん)

共催:DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク(PREP-Japan)
一般社団法人アウェア

お申込み・お問い合わせは prep.co.jp@gmail.com まで

【動画】山口のり子に学ぶ DVとジェンダーのこと No.2 DV加害者プログラムとは?

《アウェア代表 山口のり子に学ぶ DVとジェンダーのこと》
「No.2 DV加害者プログラムとは?」(動画)の販売を開始しました!

アウェアでは、2002年からDV加害者プログラムを行っています。
・DVは犯罪?
・加害者が逮捕されないのはなぜ?
・DV加害者が、プログラムへ参加するきっかけは?
・アウェアのDV加害者プログラムは、どんなもの?
・グループで行うのはなぜ?
・DVがジェンダーに基づく暴力とは?
・アウェアの加害者プログラムは被害者支援ってどういうこと?
これらの疑問にアウェア代表の山口のり子が答えます。

〇動画について
・動画再生時間:16分48秒
・販売価格:500円(税込)
・視聴保証期間:購入後1か月
・購入方法:オンラインショップにて
https://aware2002.stores.jp/items/6421648e6cfe5300301c960a
*お申込みの方だけが視聴できます。

〇視聴方法:
オンラインショップで購入を完了すると、PDFがダウンロードできます。PDF記載のURLでご視聴ください。
※URLを記載したPDFは、PCでのみダウンロードできます。PCの環境がないなど、うまく視聴できない場合はご連絡ください。メールで視聴URLをお知らせします。

 

鳥取県DV加害者電話相談員養成研修

鳥取県子育て・人材局家庭支援課からご依頼をいただき研修を行いました。

鳥取県DV加害者電話相談員養成研修

主催:鳥取県 子育て・人材局家庭支援課

2022年12月17日 13:00~17:00(4時間)

内容
第1部 DV加害者相談員としての姿勢と基礎知識
第2部 DV加害者相談で大切な事:対話とロールプレイで深める知識

Download (PDF, 177KB)

講演/研修のご依頼はこちらのページをご覧ください
https://aware-jp.com/kouen/

【動画】山口のり子に学ぶ DVとジェンダーのこと No.1 DVとは?DV加害者とは?

動画《アウェア代表 山口のり子に学ぶ DVとジェンダーのこと》「No.1 DVとは?DV加害者とは?」の販売を開始しました!

アウェアの目的は「DVをなくすことでジェンダー平等社会をつくる」ことです。DVは、ジェンダー不平等社会で生きている私たちみんなの意識とありようが生み出している社会問題です。
DVについて学ぶことで、自分自身のジェンダーを学び落とす(気づいてやめて変わること)作業を、アウェア代表理事でDV防止教育専門家の山口のり子といっしょにしませんか。

アウェアのプログラムの真髄を山口代表が語る17分間。ぜひご覧ください。

〇動画について
・動画再生時間:16分53秒
・販売価格:500円(税込)
・視聴保証期間:購入後1か月
・購入方法:オンラインショップにて
https://aware2002.stores.jp/items/63fef0dad1912301acdc9aaa

〇視聴方法:
オンラインショップで購入を完了すると、PDFがダウンロードできます。PDF記載のURLでご視聴ください。
※URLを記載したPDFは、PCでのみダウンロードできます。
PCの環境がないなど、うまく視聴できない場合はご連絡ください。メールで視聴URLをお知らせします。

◇◆◇◆◇
【ジェンダーに基づく暴力 DV・デートDV基礎研修】も申込受付中!
「デートDV防止プログラム」、「DV被害女性プログラム」、「DV加害者プログラム」のファシリテーターを目指す学びの最初のステップです。基礎研修のみの参加の方も歓迎!詳しくはHPの「2023年度の各種プログラム実施者養成講座お申込み」をご覧ください。2023年3月31日締め切りです。
https://aware-jp.com/all/5280/2023aware/

2023年も開催します!デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座

2006年から続けてきた「デートDV防止教育プログラム・ファシリテーター養成講座」、今年もオンラインで開催します!

前期 2023年 4月22日(土)&23日 (日)
中期 2023年 5月20日(土)&21日 (日)
後期 2023年 6月24日(土)&25日 (日)
会 場:オンライン(ZOOM)
時 間:6日間とも、10:00-17:00

子どもたちをデートDVの加害者にも、被害者にも、傍観者にもさせないために、何かしたいという方はもちろん、どなたでも参加できます。

昨年(2022年)同講座に参加した皆さんの感想から

◆ジェンダー平等が前面に出され、女性への暴力はジェンダーに基づく暴力だということが深く理解できる内容でした。聴いていてもワクワクしました。
◆フェミニズムやジェンダーという言葉の定義も知らない状態から、一気に理解を進めることができました。
◆グループワークがあり、受講者どうしで話せ、アウトプットできたことも刺激になりました。
◆心も思考も、まさに揺さぶられる時間でした。
◆DV相談支援に役立つ講座内容でした。
◆概要については知っていましたが、より深く理解できました。
◆色々な面で新鮮であり、自分自身を振り返る良いきっかけにもなりました。
◆「気づき、学び落とし、学び直す」という言葉が印象的でした。

申込方法等の詳細は、2023年デートDV防止プログラム・ファシリテーター養成講座のページにて。
https://aware-jp.com/all/5131/2023ddv/

Download (PDF, 620KB)

ある日の振り返り(DV加害者プログラム)

DV加害者プログラムでは、参加者が話を聞き合い、コメントやアドバイスをし合います。どんな「振り返り」が行われているのでしょう。ある日の振り返りをまとめました。

年賀状で自分のDVについてカミングアウトしました:ある日の振り返り⑳

自分に対して気をつかわせることで上下関係であることを意識させました:教材を使ったある日の振り返り㉑

家事・育児については彼女への甘えがあり、こんなにやってるんだからいいだろ、という考えがすぐ出てくる:ある日の振り返り㉒

不満を言う癖がなおっていないんです。精神的暴力だと言われました:ある日の振り返り㉓

「説明責任」を書きました。皆さんご意見を:ある日の振り返り㉔
※「説明責任」を果たす(書く)とは、自分のしたDV行為の詳細を思い出して、どうやってしたか、なぜしたかをはじめ、責任はすべて自分にあること、相手に与えたダメージ、相手の気持ちへの共感、謝罪、償い(賠償)、誓い、などについて書くことです。気づきを重ねて変わったと見える人にアウェアから勧める作業です。

相手に対する不満を記録することから始めました:ある日の振り返り㉕

他者の前でパートナーを従わせることで、家長は自分であることを知らしめるんです:教材を使っての振り返り㉖

自分の非を認めないし、見下しの見方が変わっていません:ある日の振り返り㉗

皆のまえで、僕の話長い?怒ってる?と聞きました:ある日の振り返り㉘

普段は相手の話を聞かないのに、口論になったときはしっかり話を聞き、頭をフル回転させ て上げ足を取りました:教材「口論するときの自分の手口」を使っての振り返り㉚

加害者プログラムについての説明はこちらです

ある日の振り返り㉛~㊳はこちら